引っ越しの際にはクルマやバイクの手続きもお忘れなく

日時も決まってあとは荷物をまとめて引っ越しをするだけと思っていたら、意外な落とし穴があったりします。転居の際にけっこう忘れてしまいやすいのがクルマやバイクなどの手続きです。

実はこれ、しっかりやっておかないと後々面倒なことが起こることもあり得ます。車両に関する手続きは、必ず忘れずにやっておきましょう。

意外と忘れがちな住所変更

引っ越しと言うと、段ボールに荷物を詰め込んだりすることばかりがイメージにありますよね。でもちょっとだけ面倒な各種手続きもあります。荷造りなどの忙しさによってついつい忘れてしまうものもいくつかあるので注意しましょう。

転居届など役所への手続きはそれほど忘れることもないでしょう。ライフラインの住所変更も生活に必要なことですからまずやらないということはないはずです。しかし「車両の住所変更」はどうでしょうか?

普段利用するものではあるけど、手続きが必要だという点を見落としがちです。クルマやバイクなどにも住所変更は必ず必要になります。忘れないように注意してくださいね。

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変更しておかないと面倒なことも・・・

クルマの住所変更は意外と忘れやすい手続きのひとつです。というのもクルマというものは住所を変更しなくても「利用できてしまうもの」だからです。特別やらなくても運転できてしまうため手続きを意識しなくなってしまうわけです。

かといって「乗れるから住所変更は必要ない」というわけではありません。やはり変更はした方が良いでしょう。というのも、クルマの手続きをしないと面倒なことがあるからです。

クルマは乗っていれば故障したり動かなくなったりするものです。場合によっては現在の車両を下取りしてもらって新しく買い換えるなんてケースもあるでしょう。そういったときに住所変更をしていないと困ったことになります。廃車や売却ができなくなってしまうんです。

もちろん新たに手続きさえすれば問題はありませんが、書類作成などいろいろと面倒なことが増えてしまいます。後になって大変な思いをするよりも、できるうちに早めにやっておいた方が良いものです。素直に引っ越しとタイミングを同じくしてクルマも住所変更しておきましょう。

ナンバープレートにも注意

クルマの住所を変更する際に注意しておきたいのがナンバープレートです。転居先で陸運局の管轄が変わることは珍しいことではありません。管轄が変わるとナンバープレートも変更しなくてはいけません。料金は数千円程度なのでちゃんと変更しておきましょう。遠くに引っ越しをする場合はチェックしておいた方が無難です。

またクルマの場合は引っ越し後の住所変更は15日以内と定められています。休日などを利用して忘れずに行っておきましょう。

バイクは手続きがちょっとだけ楽チン

クルマはちょっとだけ面倒ですが、バイク(原付)は少しだけ楽になります。というのも転居先が同じ市区町村であれば住所を変更しなくてもいいんです。「クルマと同じく車両なのにどうして!?」と不思議に思う人もいるかもしれませんね。

実はバイクは引っ越し時に出した転居届などの書類とともに自動的に変更されるからです。つまり、同じ市区町村内であれば自分の住所変更だけやっておけば、バイクに関しては問題なしということになります。

それ以外の場所への転居であればもちろん住所変更が必要です。クルマの場合は陸運局まで行く必要がありますがバイクは転居先の役所で手続きできます。すぐにできるので忘れずにやっておきましょう。

転居先で必要かどうかも重要なポイント

そもそもの問題として、「転居先でクルマやバイクが必要か」ということも考えてみましょう。生活が変われば移動手段も変わるものです。地方から都市部に転居をすれば交通インフラが発達していてクルマなんて不必要になるかもしれません。維持費ばかりかかる無用の長物となる可能性はあります。

業者に依頼する際もバイクやクルマの搬送は料金も高くなります。「引っ越しを機に処分してしまう」というのも視野に入れてもいいかもしれません。

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