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不動産査定Campus~マンションや不動産の売却のお役立ち情報

津田沼でマンション査定を受ける時に知っておくべき「奏の杜」とは?

津田沼のマンション査定事情を語る上で欠かせないのは、「奏の杜(かなでのもり)」の開発です。津田沼がある習志野市が「音楽のまち」であることからつけられた名前で、このオシャレな名前通り、美しくデザインされた街づくりが進んでいます。

ここでは、そんなオシャレな街としてさらに進化しつつある津田沼の、マンション査定に関するお役立ち情報をまとめてみます。

津田沼駅周辺の不動産の特徴

津田沼の不動産を語る上でまず欠かせないのは、この地域の特徴です。特にマンションの査定を受けようとしている方は、把握しておくべき情報でしょう。

津田沼は千葉県有数の快速停車駅ですが、駅から10分も歩くと広大な公園があり、春にはヒバリも鳴いているというのどかな場所です。

東京でいうならさながら皇居のように「都市の真ん中にこんな自然があるのか」と驚くような環境です。そのようなのどかな環境なので住宅街として非常に人気が高く、大型分譲マンションの建設計画も次々と進んでいます。

駅前には大型ショッピングセンター「モリシア」があり、ヤマダ電機やイオンなどのテナントが多数入って賑わっています。他にも丸善、ユザワヤなどの人気店舗が駅前に並び、予備校や塾も多数あります。

駅の南口からすぐの場所には千葉工大の近未来的な高層キャンパスがあり、このキャンパスも地域のランドマークの1つとなっています。その周辺でも高層マンションの建設計画がさらに進んでいるので、今後もますます津田沼駅前は賑やかになっていくことでしょう。

そのように新しいマンションが次々と建設されている状態だと、いま現在建っているマンションの価値は当然、低くなってしまいます。

津田沼でマンションを持っていて、これから査定を受けようと考えている方は、マンションの価値が下がる前に早めに査定を受ける方が賢明と言えるかもしれません。

「奏の杜」の建設計画の概要

奏の杜は「まちづくり・まち育て」というテーマで進められている大規模なプロジェクトです。建設されるのはマンションだけではなく、大型商業施設、公園、戸建住宅とまさに「街を新しく生み出す」内容となっています。

特徴的なのは「集合農地」も含まれていることです。この地域で虫食い状態になって散在していた農地を集約するものですが、これによって建物だけではない、自然豊かな再開発が実現します。

再開発後のエリア内の20%の面積は緑地や農地となります。道路は美しい景観のものがすでに完成しており、電線もすべて地中に埋められます。

日本の街の景観を害する大きな原因の1つと言われている電線ですが、奏の杜はまるでヨーロッパの街のように、電線が一切目にはいらない、美しい街となることでしょう。

このような美しい街の建設計画は千葉県民もよく知っており、奏の杜や津田沼に住みたがる人は以前よりも増えています。

奏の杜のマンションや戸建てに入ることはできなくても、このエリアに新しく完成する商業施設、公園などの近くに住めることは、それだけでも大きなメリットだからです。

そのため、奏の杜のマンションでない周辺の物件も、いまなら高値で査定してもらえるチャンスだといえます。

津田沼の不動産の歴史

津田沼でのマンション査定を考える上において、まず津田沼の不動産に関する歴史をたどってみましょう。

もともとは駅周辺にも広大な農地が広がっているのどかな場所でした。その農地を徐々に宅地化していったのですが、最初は全体計画が整っていなかったため、宅地が虫食い状態になってしまっていました。

このままでは津田沼の不動産全体の価値が下がってしまうという危機感から、行政や地権者が一体となって、この虫食い状態の土地の集約に務めました。

不動産で土地の集約というと、いわゆる「地上げ屋」などのマイナス要素の強い存在もありますが、この津田沼の場合は、不動産の集約がうまくいった事例と言えるでしょう。

この歴史を見ると、不動産業者のできることというのは、ただ物件を査定して買い取ったり、売却したりということだけではないのだと気づきます。不動産の知識がある業者が一体となることで、その地域全体の地価を上げることも、やり方によってはできるわけです。

同じ土地で同じ商売をしていると、不動産業者同士が査定額を競い合ってどうしてもライバルになってしまいますが、津田沼の物件を扱っている以上、この地域の価値が千葉県の中にとどまらず、関東全体でも高くなった方がいいわけです。

そのためには、この地域で活動している不動産業者や地権者が手を組むことが必要なケースがある、ということをこの事例からあらためて学ぶことができます。

津田沼で最近販売された新築マンション

このエリアでは2014年4月現在も、販売されたばかりの大型新築マンションが2件あります。

1つは「ブランズ津田沼奏の杜」。
東急不動産が開発した物件で、総戸数は59戸、地上8階という物件です。

もう1件は「ザ・レジデンス津田沼奏の杜」。
これは上の物件よりもさらに大型のもので、総戸数869戸、最大で地上24階というものです。
(4つの棟から成り立っているマンションなので、総戸数が極めて大きくなっています)

このレジデンスは規模が大きいだけではなく、エリアの東側には大型ショッピングセンターがあり、西側には巨大な公園が現在建設されています。買い物、生活ともに最高の住環境ということができるでしょう。

この物件は三菱地所レジデンス、三井不動産レジデンシャル、野村不動産などの国内の主要不動産会社が合同で開発したものです。このように大手の資本も次々と投下されて、津田沼の再開発は進んでいます。

津田沼でマンションの査定を受ける場合の注意事項

まず、当然ですが何のために査定を受けるのか、目的をはっきりするべきでしょう。

たとえば、いま持っている物件がマンションで、いま現在住んでいるということであれば、これからどんどん賑やかで住みやすくなっていく津田沼の住居を、あえてそれを売却する理由もないかも知れません。

もちろん、それで高い査定価格を提示してもらうことができたら、その資金で新しく奏の杜のマンションなどを買って、より住みやすいエリアに移るというのも1つの選択でしょう。

特に、街全体がおしゃれに生まれ変わる途上で、人々の期待も膨らんでいる今なら、より有利な査定価格を引き出しやすいということは言えます。

また、査定を受けて売却した後、他の地域に住むというのも、もちろん多い選択肢の一つでしょう。その場合もやはり住み替えなのか、ただの売却なのかということで査定を受けるタイミングも変わってきますし、目標とする価格も違ってくるでしょう。

いずれにしても、自分が何のためにマンションの査定を受けるのかを考えて行動する必要があります。もちろん、「とりあえず査定を受けて、今の自分の物件の大体の価値を知りたい」というのもいいでしょう。

そのように行動してから初めて考える材料が増えるというのはよくあることです。何のために査定を受けるのか考えるよりも「受けたらどうなるのか」を先に確かめるというのも、いい選択だといえます。

ただ、査定を受けるのが先にしても後にしても、「自分が何を目的としているのか」ははっきり整理して考えるべきでしょう。
「何となく売りたくなった」「何となく、早く売らないといけない気がした」というような「何となく」の理由で査定を受けるのはおすすめできません。

これはマンションの査定に限ったことではありませんが、人間はもっとすべての行動において「こういう理由でこれをする」ということを考えるべきだと言えます。そうすることで、より主体的な人生を送ることができるようになるでしょう。

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