高層マンションへの引っ越しは対応可能な業者を選びましょう

最近増えている高層マンションやタワーマンションへの引っ越しを考えている人もいるでしょう。高層のマンションは一般的に高級な仕様のため、荷物の運搬時にエントランスを傷つけないようにさまざまな制限がある場合が多いです。

また、大きくてエレベーターに入りきらない荷物を階段を使って持ち上げるのが困難な場合もあります。こうした事情から、引っ越しの費用は高めになりますし、どの業者でも対応できるとは限りません。

ある程度、高層マンションでの実績がある業者を選ぶのがベターです。

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高層マンションには、細かな決まりがあることが多いです

高層マンションは敷地が広いため、入り口からエントランスやエレベーターまでが遠く、養生をしなければならない距離が長くなります。普通のマンションと同様の養生資材で作業をしようとすると、資材が不足してしまうというようなケースもあります。

また、養生についても細かなルールが決められていることがあり、中小の業者では慣れないため対応が困難なケースもあり得ます。「搬入口は地下から」というケースもあり、大型のトラックだと入れないということがあります。

事前に管理センターに連絡が必要というルールがあるところも多いです。当日になって困ることのないよう、事前に確認も必要で、こうしたことに細心の注意を払える業者を選ぶべきでしょう。

運搬作業の可能な時間帯も制限されているケースもあります。「何時から何時の間に限る」というような条件付きになりますので、それらの時間をきちんと守れる業者を選ぶことも大切です。

新築の高層マンションに入居をする場合には、一度に数多くの世帯が引っ越しをするため、特定の業者が全体のスケジュール管理をする場合もあります。そうでないと、各業者が集中してしまい、エレベーターがいっぱいになって使えなくなるからです。各世帯が順番に荷物を搬入することで、それぞれの作業をスムーズにするルールが作られるのです。

こうしたルールに従って、時間内にきちんと作業を完了させることのできる引っ越し業者を選ばなければなりません。

参考:大手業者に依頼する場合のメリットについて紹介しています。
http://www.siruzou.jp/hikkosigyousya/sippai/440/

エレベーターに乗らない家具があった場合の対応も必要です

低層階のマンションであれば、エレベーターに乗らない家具は階段を使って上ったり、クレーン車で吊り上げたりすることができます。しかし、10階、20階というような高層のマンションの場合には、対応できない業者もあります。もちろん、階段を使って持ち上げることは不可能です。

あらかじめ、家具の大きさをはかり、搬入可能かどうかを判断する必要がありますし、搬入できないものについて、分解するなどの対応が必要になることもあります。高層階へ家具を持ち上げられる技術のある業者を使わなければならないこともあるでしょう。

対応できる業者を見つけましょう

高層マンションの場合には、普通のマンションでの荷物の搬入では想定できないようなことが起こりえます。ある程度実績のある業者を選ばないと、当日にどうにもならない事態をまねいてしまうことになりかねません。

業者サイドでも、高層マンションに対応できるとしているところもあれば、対応できないとしているところもあります。必ず「対応可能」という業者を選ぶ必要があります。

高層マンションの場合には、低層のマンションとは違い、細かな配慮が必要です。養生の問題やマンションの管理事務所との折衝、マンション独自のルールなどさまざまな点に留意しつつ作業を行なえる引っ越し業者選びが必要になります。

また、大きな家具は搬入が難しいケースもありますので、そうした場合の対応ができるかどうかも大切です。

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