ヴォクシーの査定 ~ライバル車の動向による買取価格の変動~

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2013年の売上でライバル車のセレナに「惨敗」したヴォクシーは、今後の中古の査定でも、買取価格の動向が気になるところです。

2014年にリリースされた新型の人気にもかかっていますが、ここではそれも含めて、ヴォクシーの買取専門店の情報、中古車市場での価格相場など、査定の役に立つ情報を提供していきます。

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ヴォクシー(VOXY)の中古車の価格相場(2014年5月時点)

2014年5月時点での、中古のヴォクシーの価格相場を紹介します。

・2001年モデル…5万~189万円
・2007年モデル…65万~299万円
・2014年モデル…240万~349万円

(2014年5月13日時点でのカーセンサーnetの情報より)

ヴォクシーの買取価格を左右する要素

ヴォクシーの買取価格を左右するものは「ライバル車の動向」です。たとえば姉妹車のノア、同じトヨタの中でも似たタイプであるアルファード、ヴェルファイア。そして、ホンダのステップワゴン、日産のセレナ、三菱のデリカD5 などです。

当然ですが、ライバル車の人気が高まれば相対的にヴォクシーの人気は落ちます。逆にライバル車のモデルチェンジなどが不評に終わった場合、ヴォクシーの支持率も「比較的」上がるわけです。

・基本的には、価値は年々落ちる

どんなにライバル車のモデルチェンジが不評に終わったとしても、それによってヴォクシーの旧型の価値が落ちることは変わりありません。

そもそも、自動車のモデルというのは、古くなればなるほど価値が落ちるものです。

基本的に、有利なのは常に新型であり、新型が失敗したとしても「旧型があまり落ちずに済んだ」というだけで、価値が落ちることには変わりないのです。(要は、どれだけ下落を防げるか、というだけの話です)

これがパソコンのOSの場合、必ずしも新型が有利とは限りません。特にウィンドウズの場合、VistaよりXPの方が長年人気だったのはご存知の通りです。

しかし、自動車の場合、パソコンと違い「新型に対する適応」が難しくないので、常に新型が有利なのです。(アクセルを踏むだけですからね)

・ライバル車種の新型が出る度に、価値が落ちると考えよう

ここまで書いた通り、ライバル車種の新型が出たらそれだけヴォクシーの旧型の査定価格も落ちていきます。(それでなくても、中古車は年々価値が落ちていきます)

そのことも考えて、売却を検討中の方は査定だけでも早めに受けた方がいいでしょう。査定はあくまでただの「判断材料」であり、それを受けたからといって、そこですぐ売らなければいけない、というわけではないからです。

買取に出すタイミングを計るにも、情報があった方がいいので、まずは査定だけでも受ける、ということをおすすめします。

ヴォクシーハイブリッドは、査定でも有利になるか

2014年モデルの新型ヴォクシーは、ハイブリッドも採用されています。この理由は「2013年に日産・セレナに惨敗したから」です。

セレナとヴォクシーはタイプがまったく同じで客層もかぶっています。しかし、2013年の売上は天と地の差で、セレナの9万4467台に対し、ヴォクシーは姉妹車のノアを合わせても7万4224台と、見事に「惨敗」しています。

ヴォクシーとノアを分けて考えれば、それぞれセレナの半分以下ということで、トヨタにとってかつてないほどの「負け戦」となりました。

巻き返しのためにも、2014年モデルではハイブリッドを採用したのですが、このモデルが売れるかどうかは、ヴォクシー全体の査定にも影響します。この最新モデルについての評論家の見方を紹介します。

燃費はすばらしいが、安全性がやや不安

自動車評論家の国沢光宏氏は、2014年1月のコラムで「燃費は申し分ないが、安全性がやや不安」と評価しています。というのは「自動ブレーキが非搭載」だからです。

自動ブレーキは今の日本の自動車業界ではほぼ当たり前になりつつあり、特にスバルの車種では99%が装着しています。

各メーカーの軽自動車でも当たり前に装着されるようになった昨今、トヨタの最新モデルで自動ブレーキ非搭載というのは、かなりめずらしいことでしょう。

このため、国沢氏は「安全性を気にするのなら、少し迷うべきです」と記事を締めくくっています。(2014年1月22日のAll Aboutの記事)

評論家がこのように評価しているということは、新型ヴォクシーが成功するかどうかは微妙な状況かもしれません。

仮に新型の人気がさほど出なかったら、新型が安く中古車市場に出回るということで、当然旧型やもっと安く査定されることになります。

こう考えると、旧型を買取に出す方にとっても、新型のヴォクシーはぜひ売れてほしいところでしょう。すでにリリースされている以上、あとはライバル車の動向にかかっている、という状況かも知れませんが…。

ヴォクシー専門店の情報

もし近くに専門店があれば、そちらで査定を受けると通常より高くなる、という可能性もあります。ヴォクシーの専門店でWEB上に情報が出ているショップは、下記の通りです。

・APPLAUSE(アプローズ)…福岡県
・サンヤード2号店…大阪府

サンヤード2号店については、ヴォクシーだけではなく、姉妹車のノアや、類似車種であるヴェルファイア、アルファードなども扱っています。

近畿圏であればサンヤード2号店、九州や中国地方西部であれば、アプローズを検討してみるのもいいかも知れません。

ヴォクシーの中古車を高く買取してもらう方法

これについては、基本中の基本ですが「一括見積もりを活用する」「車の状態をできるだけよく保つ」の2つしかないでしょう。

ネットでは「中古車を高く買取してもらう方法」という検索が多くされていますが、これは「面白いマンガを描く方法」と同じようなものです。この場合は「面白い内容を考える」「きれいな絵を描く」しかないわけで、他の裏技などないのです。

そのため、中古車を高く買取してもらうコツというのも、結局上に書いた2つに尽きるわけです。

例外として、専門店を使うなどの方法もありますが、専門店も一括見積もりに参加していることが多いので、一括見積もりを使うなら、結局特に変わりはない、ということになるでしょう。

・車の買取は、それまでの状態維持が9割

「営業は準備が9割」という教えもありますが、これに習っていうなら、車の買取も「それまでの状態維持が9割」ということになるでしょう。

つまり、買取に出す直前でどうこうしようと思っても、できることは限られているわけです。(それでも、一括見積もりを使う、最後の仕上げをきれいにする、などで10万くらいは変わる可能性がありますが)

どんなジャンルでも、一番重要なメッセージというのは得てして「当たり前」なものです。

自動車は自分で勝手にゴミとして捨てられない以上、いつか必ず買取に出すわけですから、その日を見越して「いい状態で保つ」という基本を忘れないようにしましょう。

まとめ

トヨタはヴォクシーやノア以外にも、アルファード、ヴェルファイアなど、ミニバンを多く出しています。これはつまり「ヴォクシーの路線変更は、他の車種の路線変更とも関わる」ということです。

今後のヴォクシーがどうなるかを予測するには、トヨタのこうした類似車種も観察しておくといいでしょう。

もちろん、これは短期的な査定にさほど影響するものではないので、あくまで自動車が好きな方の趣味としてのおすすめですが、「風が吹けば桶屋が儲かる」のように「アルファードが動けばヴォクシーが動く」という変化を観察するのも、またおもしろいかも知れません。

そして、そのように日頃から好奇心を持って自動車市場を観察していると、新車を買う時も、「中古で売りに出すとき、一番高く売れるのはどれか?」という見分けもできるようになります。

勉強すればするほどいい買い物ができるというのは自動車の世界でも同じです。そうした「賢い消費者」を目指して、自動車の情報に対するアンテナを、常に張り巡らしたいものです。

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