ゴルフの買取 ~日本人の生活に定着した外国車は査定でも人気~

  • ゴルフの買取 ~日本人の生活に定着した外国車は査定でも人気~ はコメントを受け付けていません

外車にも関わらず国産車と勘違いされることも多いくらい、日本人の生活に浸透しているゴルフは、中古車の査定でも有利な買取価格がつくことが多いです。

ここでは、ゴルフ(Golf)やフォルクスワーゲンの専門店の情報など、査定・買取の参考となる情報をまとめます。

kaitori01

order6

ゴルフ(Golf)の中古車の目安価格一覧

ゴルフの中古車の価格は、モデル別に目安をまとめると下のようになります。

・1990年モデル…15万~178万円
・1992年モデル…9万~58万円
・1998年モデル…6万~198万円
・2004年モデル…20万~280万円
・2009年モデル…70万~420万円
・2013年モデル…217万~432万円

(2014年5月11日時点のカーセンサーnetより)

特に目立つのは、初代モデルと2代目モデルの最高価格の差でしょう。初代の方が古いのに最高価格が高く、2代目の方が安くなっています。

これは言うまでもなく初代の方にプレミアが付いているからであり、ゴルフのような歴史の長い車種の特徴ともいえます。

ゴルフの中古車専門店では、査定価格も高くなる?

ゴルフはきわめて流通量の多い車なので、「ゴルフ専門の中古車販売店」というものもあります。

横浜市のエムスタイルという会社さんですが、横浜市近郊に住んでいる方は、こうした専門店を利用してみるのもいいかも知れません。

こうした専門店の場合、買取価格が高くなるか(あるいは、新しく買う時も安く買えるか)といったら、ケース・バイ・ケースというのが一番正確な答えでしょう。

・商圏が狭いのがネック

ゴルフに限らず、同じフォルクスワーゲンではビートル、国産車ではスズキのワゴンR、ジムニーなど、特定の車種に特化した専門店は多く見られます。

こうした専門店は、その車種の中でもレアなものが手に入るなどのメリットはあります。また、車両によっては一般的な中古業者に買取を依頼するよりも高く買い取ってもらえたり、自分が買う時も安く売ってもらえることもあります。

そのため、存在意義は非常に大きいのですが、ひとつネックになるのは商圏が限られていることです。全国各地にあるわけではなく、たいてい日本中探しても1、2店舗という数のため、どうしても「そこのお店まで行く」のは大変です。

自動車以外の小物の売買に行くなら、交通費をかけて行っても元が取れるかもしれません。しかし「自動車」売買の場合は、持っていくのも持ってきてもらうのも一苦労です。

そう考えると、こうした「専門店」の恩恵を受けられるのは、やはり近くに住んでいる人に限られます。

近くに住んでいる場合は非常に有効ですが、そうでない方の場合は、一般的なやり方に従って、大手の中古車市場でネットの一括見積もりなどを利用した方がいいでしょう。

ゴルフの在庫は回転が早いので、どこでも売れる

冒頭にも書いたように、ゴルフはフォルクスワーゲンの車、つまり「外国車」であるにも関わらず、国産車と勘違いされることが多くあります。

これについて、自動車評論家の西川淳氏は「日本のユーザーの中にあった『ガイシャ』との垣根を完全に取り払ってくれた」と、その功績を評価しています。
(2014年3月6日のAll Aboutコラムより)

このように外国車にも関わらず日本人にとっての「スタンダード」となったゴルフは、いつでも安定した需要があるため、中古車市場でも非常に回転が早くなっています。

回転が早い(すぐ売れる)ということは、中古業者としては在庫コストを抱えなくて済みますので、その分中古車を高く買取することができ、当然ユーザーにとっても有利な査定となります。

こうした需要の大きい、回転の早い車はどこの中古車市場でも歓迎されますから、一括見積もりに出した時も、あちこちの業者からいい査定価格が提示されることでしょう。こうした点は、ゴルフのようなメジャーな車種の強みだといえます。

フォルクスワーゲン専門店だと査定価格も高くなる?

上では「ゴルフ専門店」について語りましたが、この条件を少し広げて「フォルクスワーゲン専門店」だと査定価格も高くなるでしょうか?

これについては「モデルやグレードによる」という答えが一番的確でしょう。プレミアのついている車両や、新車時からグレードの高かったものなどは、こうした専門店に売ることで、より高く査定してもらえる可能性もあります。

というのも、このようなハイグレードな車両は、「その価値がわかる人々」に売った方がいいからです。

フォルクスワーゲンのそうした価値をわかっている人々は、当然一般の中古車市場よりもフォルクスワーゲンの専門店に集まります。

ゴルフの専門店と違って、フォルクスワーゲンの専門店は全国にいくつかあるためアクセス可能な地域に店舗がある、ということも多いでしょう。

(なかにはアウディ専門店と合同で展開しているところもあります。アウディのA3とゴルフがそっくりであるように、この2つのメーカーは相性がいいからです)

冒頭の相場表で示したように「初代の方がプレミアがついているため、2代目より最高価格が高い」というような場合は、ワーゲンの専門店で買取を依頼すべきでしょう。

そうでない「普通のゴルフ」の場合は、より多くの人々を相手にした大手の中古車市場の方が、やはり高く売れる可能性が高いです。

高く売れる=買取価格も高いということですから、「普通のゴルフ」の場合はやはりこうしたところで売るべきでしょう。

ゴルフのハイブリッド・電気自動車の買取について

一般のユーザーにはまだあまり知られていませんが、ゴルフの6代目では、ハイブリッドモデルと電気自動車モデルも登場しています。ハイブリッドモデルは「Twin Drive」といい、電気自動車モデルは「Blue e-motion」という名前です。

まだ日本ではほとんど流通しておらず「中古 ゴルフ ハイブリッド」などと検索しても、「中古のゴルフクラブセット」が上位に出てくるくらいです。

しかし、東日本大震災以降の燃費重視、エコ重視の傾向や、2014年4月からのガソリン代の値上げで、ゴルフでもハイブリッドや電気自動車が歓迎されていることは間違いありません。

そのため、もう少し多くの量が流通してゴルフのハイブリッドモデルなども知られるようになれば、人気は確実に出るでしょう。

ゴルフ自体がこれだけ人気ですし、プリウスのような完全に「エコカー」としてのイメージが定着したものよりも、「イメージ的にわざとらしさがなくていい」というメリットがあります。

(プリウスの場合、一部のアンチの方から「エコロジーを気取っている」といううがった見方をされることがありますが、ゴルフのハイブリッドならそれが確実にない、ということです)

そのような理由で、もう少し流通すればハイブリッド版や電気自動車版も確実にニーズが増えるでしょうが、そうなれば中古車市場でも相当な高値で買取されることでしょう。

ある程度走行距離のあるものでも、こうしたレアな車種なら相当な高値で査定されるのが一般的です。「売る時も高く売れる」という点で、興味がある方は早めに手に入れるのもいいかも知れません。(その代わり、値段も相当しますが)

まとめ

以上、ゴルフの中古車の価格相場や、専門の買取店の情報、高く査定してもらうためのポイントなどを紹介しました。

高く査定してもらう方法については、日頃から車両の状態をきれいに保つことなどが重要となりますが、そうした基本の上で、専門店や一括見積もりなどの選択肢も加えていただくと、より高く買取してもらうことができるでしょう。参考にしていただけたら幸いです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
コメントは利用できません。

ページ上部へ戻る