海洋性プラセンタは魚の卵巣膜から抽出されます

海洋性プラセンタというのは、魚の卵巣膜から抽出されたプラセンタのことです。

魚には胎盤がありませんので、動物性プラセンタのように胎盤からプラセンタを抽出することは出来ません。同じプラセンタという名前が使われていてもその中身はまったく違う物であるということになります。

魚には胎盤がない

動物性プラセンタには成長因子という成分が含まれており、この成長因子によって体の中の細胞の再生を促し肌の状態を正常に保つことが可能になります。肌のターンオーバーを促しシミやくすみを改善することが出来るのは成長因子のおかげであり、これがプラセンタの最大の特徴であるとも言えます。

しかし、魚には胎盤がなくプラセンタも卵巣膜から抽出されています。そのため成長因子は海洋性プラセンタには含まれておらず、同じプラセンタという名前であっても動物性プラセンタとまったく同じ効果を得るというのは難しいようです。

ただ、卵巣膜には非常に豊富な栄養素が含まれていますので、成長因子がないからといって全く効果が無いということにはなりません。
洗面台で自分の肌を気にする女性

必須アミノ酸は9種類と動物性プラセンタよりも多い

成長因子が持つ肌の再生という効果は期待出来ないものの、豊富な栄養素を摂取することが出来ますのでお肌の美容に大きな効果を発揮してくれるというのは動物性プラセンタと同じです。

中でも必須アミノ酸は9種類も含まれていて、これは動物性プラセンタよりも多い数となっています。

その他にも30種類以上の栄養素が海洋性プラセンタには含まれていますので、動物性プラセンタのように医療の現場での治療薬としてなどは使われてはいないものの、健康を保つためには大きな効果があると考えられます。

つまり、動物性プラセンタよりも劣っているのが海洋性プラセンタということではなく、そもそも使用目的が異なると考えるのがよいのではないでしょうか。


同じプラセンタといっても、動物性か海洋性かで効果が違ってきます。

自分がどちらのプラセンタを求めているのか、まずはそれを考え、自分にとって

必要なプラセンタを摂取するということが重要になってきます。

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