低金利のカードローンを賢く選ぶにはどうすればいいのか?

2014.6.28|目的別に選ぶ

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最近はネットなどから簡単にカードローンを申し込む方が増えていますが、利用するということは、すなわち借金をすることであることを忘れないでください。

したがって低金利で無理なく返済できるプランをしっかりと把握した上で、賢く利用することが大切なのです。

返済負担を軽くするなら、やはり低金利のカードローンが圧倒的に有利と言えます。

そこで賢いカードローンの利用法を、低金利の観点から勉強してみましょう。

低金利のカードローンならオリックス銀行で



カードローンを利用するときに、気になるのがその金利だと思います。

カードローンには、消費者金融系、信販会社系、銀行系といろいろありますが、この中で一番金利の低いのが銀行系だといわれています。

オリックス銀行のカードローンは、金利が年1.7%~17.8%と非常に低くなっているのが特徴的です。

また銀行系のカードローンゆえに、その信頼感も抜群です。

低金利のカードローンをお探しならば、オリックス銀行のカードローンにお申し込みをしてみるといいでしょう。


オリックス銀行カードローンの公式サイト

10万円借りても毎月の利息は1479円


「はじめてのアコム♪」のテレビCMでおなじみのアコムは4.7%~18%の低金利が魅力です。

上限金利の18%で10万円借りたとしても、月々の利息はたったの1479円です。

このことを知れば、消費者金融は高金利であるというのは単なるイメージに過ぎないことに気がつくでしょう。

また、低金利なだけなく、最高融資限度額が500万円までと大きいのもアコムの魅力です

初めての方は、テレビCMのフレーズ通りに、まずは低金利のアコムに申し込みをしてみるといいでしょう。

低金利のアコムに今すぐネットで申し込み

金利と信用は反比例する?

「利息制限法」という法律をご存知でしょうか?借入金額に応じて、金融機関が債務者(=利用者)に提示できる金利の上限を定めた法律です。

現在の利息制限法では、以下の基準が適応されます。

■10万円未満:20.0%
■10万円以上100万円未満:18.0%
■100万円以上:15.0%
※数字は「年利」を表しています。

しかしテレビCMや電車のつり革広告を見ていると、「金利○○%~△△%」のように、金利には一定の幅が設けられているのです。

上限金利が決まっているなら、上限ギリギリまで利用者に提示したほうが得策なのは当然でしょう。業者の利益が大きくなりますから。

それでも金利には一定の幅が設けられております。いったい何を基準に上下するのでしょうか?

その基準の一つが利用者の「信用度」なのです。

たとえば、AさんとBさんが「同じ金融機関で10万円」の借入を申し込んだとします。

両者とも収入はほぼ同じ。また、ともに安定した収入だと想像してください。

唯一の違いは、Aさんは生まれて初めての利用。一方、Bさんはこれまでに10回の利用歴がありますが、返済が滞った記録はありません。すべてスムーズに完済しています。

この時、提示される金利が低いのはBさんです。これまでの利用で一切のトラブルがなく、「融資をしてもちゃんと返してくれる」という実績があるためです。

10万円の借入金の上限金利は「18.0%」ですので、本来であればAさんとBさんの両方に18.0%を提示しても、法律的には全く問題ありません。

しかし18.0%はあくまでも「上限金利」であり、それ以下であれば業者は好きな金利を提示してOKなのです。極端な話、Aさんには上限金利の18.0%を提示して、信用があるBさんには「0.1%」でも問題ありません。

このように、信用がある人ほど低金利になり、初めて利用する人を含めた信用のない人には高い金利が提示されるケースもあります。

もちろんこれだけですべて判断されるわけではありません。あくまで一つの基準として考えておきましょう。

借入額によって金利が変わる?

では、結局のところどうやって金利は決まるのか?という疑問をお持ちの方がほとんどでしょう。

ズバリ言わせていただきますと、ほとんどの場合、借入額で決まってしまうのです。前述の信用による金利の違いは、信用度の異なる人が同じ金額の借入をした場合になります。

信用度が高い人が1万円借りる場合と、低い人が100万円借りる場合を比較するとします。すると冒頭でも書かせていただいた利息制限法の関係もあり、信用度の低い方の方が低金利、ということにもなり得るということです。

もちろん、信用度もとても重要な判断基準の一つですが、最終的な金利はほぼ借入金額によって決まる、と言えるでしょう。

見た目の下限金利を信じてはいけない

上限金利は法律で決まっていますが、下限金利は決まっていません。したがってここで言う「下限金利」とは、金融機関が提示する「最低金利」だと考えてください。「○○%~△△%」の「○○%」の部分に当たります。

さて、ネットで少し調べるだけでも、低金利を打ち出している金融機関が多く見つかると思います。しかしそれを簡単に鵜呑みしてはいけません。

上記で解説したとおり、「信用のない人(初めて利用する人を含む)の場合や少額の借入の場合には下限金利は提示されない」と考えて間違いないでしょう。つまり広告に書かれている下限金利だけで、ここに申し込もうと決めるのは賢い方法ではないのです。

では、初めてカードローンを利用する人が低金利を勝ち取ることは不可能なのでしょうか?

現実的には「難しい」と言わざるを得ませんが、不可能と決め付けるほどではないでしょう。

そこで、初めて利用される方と利用歴があり、返済もちゃんとしている人に分けて低金利を勝ち取る方法を考えてみます。

初めて利用される方の場合

初めてカードローンを利用する方が、金利交渉を行っても時間の無駄です。貸す側もビジネスですので、そう簡単に首を縦に振ってくれることはないでしょう。

しかし、契約書の内容は細かくチェックしてください。カードローンにはさまざまなプランがありますが、中には「途中で金利の変更は出来ない」というプランもあります。

これではいくら信用を築いても、契約書に「出来ない」と明記されている以上、諦める以外の選択肢はありません。

したがって、契約する前には必ず「これは途中で金利を変更できるプランですか?」と確認してください。

利用歴があり、なおかつ返済も滞りなく行っている場合

続いて利用歴があり、これまでの返済に何の問題もない場合は、再審査をお願いする方法があります。

低金利を勝ち取るためには、再審査を受ける必要があるのです。

再審査でのポイントは2つ。

■これまでの利用における信用
■収入の増加

特に、これまでの利用における信用は非常に重要視されます。また利用を続けるうちに収入がアップしたなら、それも収入証明書と一緒に申請しておきましょう。

さて、低金利に着目したカードローンの賢い使い方を紹介してきましたが、上記はあくまでも利用する時に使える知識やテクニックです。

しかしそれだけではありません。

契約上、金利の変更はできない場合や金利を低くしてもらえるほど信用がないという場合でも、返済利息を少なく抑える方法があるのです。

おまとめローンで金利を低くすることができる?

前にも書きました通り、金利を最終的に決めるポイントは借入額にあります。利息制限法の関係もあり、1万円を借入れる場合と、100万円を借入れる場合では金利は大きく異なってきます。

いくつかの会社に少額の借入をしている場合はおまとめローンを利用してみてはいかがでしょう?少額の借入れを一本にまとめることによって、額が大きくなり、低金利とすることが可能となります。

金利面だけでなく、返済計画も立てやすくなりますので、複数の借入のある方は一度検討してみてはいかがでしょう?

任意返済は利息分をゼロにする効果がある

任意返済とは、いわゆる繰り上げ返済のことです。臨時収入や日々の節約でお金に余裕が出来たなら、ぜひ積極的に任意返済をしておきましょう。

ではなぜ、任意返済が低金利に結びつくのか?

その秘密は、毎月の返済額の内訳にあります。

融資を受けると、決まった金額を毎月返済することになります。たとえば、毎月1万円の返済をするとしましょう。

この1万円の内訳は、「元本の返済+返済金利=1万円」で構成されています。金融機関によって元本と金利の割合は違いますが、ここでは仮に「8000円(元本の返済)+2000円(返済金利)=1万円」として解説します。

まず、いつも通り1万円を返済します。そして財布に「8000円」が入っていたので、それを任意返済に回すことにしました。

ここでポイントになるのは、任意返済は100%元本の返済に充てられる、という点です。毎月の通常返済は「元本+金利」ですが、任意返済は「100%元本の返済」であることを知ってください。非常に重要なことです。

つまり8000円を任意返済すると、本来なら翌月に返済すべき1万円が「丸ごと消える」という現象が起こるのです。

少し不思議に感じる方も多いでしょう。8000円しか任意返済していないのに、翌月の1万円が丸ごと消えてしまうのですから。

そもそも金利は、元本があるから存在していると言えます。元本もないのに金利を取るなど、買ってもいない商品の代金を要求するのと同じことなのです。

つまり元本の8000円を任意返済すると、その上に乗っている金利の2000円分は消失してしまう仕組みです。

分かりやすく言えば、任意返済とは商品の返却と同じです。一度は買ったものの、事情で返却すれば商品代金は返ってくるのは当然でしょう。

任意返済もこれと同じで、「8000円の商品(元本)を返したのだから、支払った1万円は返ってくる」と言えるのです。

つまり任意返済をした分だけ、消失する金利も大きくなります。この方法なら再審査で低金利を狙わなくても、返済過程において低金利を実現することが十分に可能なのです。
※不動産ローンなどの高額ローンでこの方法を使うと、数百万円単位で返済額が変わることもあります。それほどまでに有効な手段だと考えてください。

任意返済をする上での注意点

「任意返済は低金利を実現するに有利な手段である」

これに関しては上記で解説した通りです。ぜひ積極的に行っておきたいのですが、任意返済に目が向き過ぎるあまり、思わぬ「落とし穴」にハマってしまう危険もあるのです。

余裕があればぜひ任意返済を進めたいのですが、どれだけ任意返済をしても、「毎月の決まった返済日はやってくる」という点には注意が必要です。

任意返済をしすぎた結果、通常の返済日に財布が「スッカラカン」になっては意味がありません。

そうなると「返済が滞った」と判断されるため、本来の「低金利カードローン」を狙うに本末転倒なのです。

したがって、通常の返済額は必ず残しておき、その上で余裕が出来れば任意返済を行っておきましょう。

それでは最後に、低金利カードローンで人気の金融機関をいくつか紹介していきます。

「提示される下限金利を鵜呑みにするな!」は上記で解説したとおりですが、ここで紹介した方法を駆使して、少しでも返済負担の軽い利用法を身に付けましょう。

■オリックス銀行
■りそな銀行:「プレミアムカードローン」
■住信SBIネット銀行:「プレミアムコース」
■じぶん銀行:「じぶんローン」
■イオン銀行:「カードローンBIG」

上記で紹介したプランは、どれも最低金利が「3%台」に設定されています。最初から3%台の恩恵を受けることは難しいですが、ぜひ低金利のテクニックを駆使して賢い利用を目指してみましょう。
※金利は変動します。利用前に問い合わせることをオススメします。

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