代理店型自動車保険は料金は高めだけど通販型にはない安心感が特徴

通販型が台頭してきたと言っても、実はまだまだ主流の代理店型自動車保険。やはり、対面式で担当者の顔を見て話ができるというのは心強いものです。

また、優秀な担当者に当たれば、通販型にはない安心感が得ることが出来ます。

プロに相談できるメリット

代理店型自動車保険とは、その名のとおり代理店を仲介して保険契約を結ぶ自動車保険です。このタイプの最大のメリットは、自動車保険のプロに相談できることです。

車を運転する人のうち、自動車保険について熟知している人はどのくらいいるのでしょうか?

こんな時にはこの補償が適用される、あるいはこれでは保険金が下りない、など、漠然としたことは知っていても、その内容に関する充分な知識を持っている人はほとんどいないのではないでしょうか。

このため、自動車保険を自分で選ぼうとしても、専門用語が分からなかったり、どの補償が必要なのかが判断できなかったりします。

また、保険の勉強をして、しっかり理解してから合うプランを選ぼうとしたのでは時間がかかりすぎます。

第一、それまでの間、任意保険に入らずに運転をするわけにもいかないでしょう。

しかし、代理店型自動車保険であれば、契約者に知識がなくてもアドバイスのプロがいるので、さまざまな相談ができます。また、保険金や補償内容など、こちらの希望もしっかり伝えた上で、本当に自分に合った契約ができる可能性が高いのです。

また、担当者からのアドバイスは、契約時だけでなく事故を起こした時(遭った時)にも受けることができます。万一担当者に不満があれば変えてもらうこともできます。

料金が高めなのがデメリット

代理店型自動車保険のデメリットは、選ぶべき商品の選択の幅が狭いことと、やはり料金が割高になることです。

当然のことながら、代理店は自社が取り扱っている商品を勧めてきます。その取り扱っている商品の範囲内でしか保険を選ぶことができません。

そのため、選択肢がどうしても狭くなってしまうのです。さらに、代理店を仲介しているため、手数料が加算され、料金が高くなってしまうというデメリットもあります。

また、生命保険などではよく見られますが、親戚や友人などが代理店をしているという理由で、付きあいや義理で加入してしまうケースです。

本来ならば、きちんと説明を受け、納得した上で契約をしなくてはお互いのためによくないのですが、馴れ合いで処理してしまい、いざ事故や修理で補償が必要になった時にトラブルになることも実際にあるのです。

中高年層に根強い人気があります

補償内容が同じであれば、「保険料の安い通販型でいいや」と考えるのは当たり前のことかもしれません。

しかし、事故に巻き込まれたり自分が起こしてしまった時などに、しっかりとサポートしてもらいたい場合は、多少掛け金が高額になっても代理店型を選択した方がよいかもしれません。言わば、安心料のようなものです。

実際、中高年層は現在でもほとんどの人が代理店型の自動車保険に加入しているそうです。やはり電話一本ですぐに来てくれる、事故に伴う諸々の手続きを親身になってしてくれるといった、対面式ならではのサービスが魅力なのでしょう。

自動車保険を選ぶ時に、何を基準にするかは人それぞれです。

料金は少しでも安い方がいい、ロードサービスが充実しているものがよい、保険金の支払いはできるだけ早くしてほしいなど、自分の最も重視することを明確にして選択しましょう。

代理店型でも通販型でもそれは同じです。できれば複数の損保会社から資料や見積もりをとって、比較して決めることをお勧めします。

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る