セレナの査定 ~3年後でも買取価格7割の圧倒的人気車種~

いきものがかりのCMなどでさらに国民的車種となった日産・セレナは、中古車の査定での買取価格も、「3年後で約7割」と、非常に高くなっています。

この記事ではセレナの専門店の情報、買取価格が特に高いハイウェイスター、ハイブリッドモデルなどについて言及します。セレナを売却する予定の方に参考にして頂けたらと思います。

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セレナの中古車の価格相場(モデル別一覧)

セレナの中古車市場での相場は、モデル別の一覧にすると下の通りです。

・94年モデル…7~40万円
・99年モデル…3~128万円
・05年モデル…20~229万円
・10年モデル…99~309万円

(データ参照元:カーセンサーnet *2014年5月12日時点)

この数字だけ見ると特に何も感じないかも知れません。

しかし、実はセレナの中古車の買取価格というのは、すべての車種の中でも特に高いのです。どれだけ高いか、評論家が提示しているデータも含めて紹介します。

3年後でも70%で買取してもらえる

自動車総合情報サイトの『CORISM』の2010年12月28日の記事によれば、セレナのリセールバリュー(買取価格)は、3年後でも63~71%となっています。

つまり、状態のいいものであれば、3年後でも7割の金額が返って来るということです。これをわかりやすく箇条書きにすると下記のようになります。

・新車…250万円
・3年後の買取…175万円
・消えたお金…75万円

この「消えたお金」というのは、少し変かも知れませんが、これが一番わかりやすいのでこうしました。

「3年間で75万円しか消えていない」ということですから「1年間で25万円しか消えていない」わけです。ということは、「1ヶ月あたり2万円」の負担で、3年間新車のセレナに乗っていたことになります。

そう考えると、かなり安い月額契約のレンタカーといえます。レンタカーの月額契約は東京の場合、一番安い車種でも約55000円はします。

セレナが月額2万円というとどれだけ安いか、こうして比較してみるとよくわかるでしょう。

・高く売れる車はレンタカー感覚で乗っていい

こうして数字を比較しながら考えると、「新車を買ってすぐ売って、3年間のレンタカーがわりに使う」という発想は、ごくごく普通のものだと言えます。

(世間ではあまり当たり前でなくても、数字だけ単純に見たら「ごく自然な発想」と言えるでしょう)

もちろんセレナのように3年後の買取価格が7割近くあるものに限られます。

他の車種では、クラウンアスリートなどが同程度ありますが、新車を購入する時に車種で迷った場合は「3年後の買取価格で選ぶ」というのも一つの手でしょう。

・なぜ「3年」なのか?

3年なら、自動車業界の動向もそれほど大きくは変化しないからです。つまり、購入時の「3年後もこのくらいで売れる」という目安が、ほぼそのまま実現するということです。

これが「7年後」などになると、7年後の中古車市場がどうなっているかは、誰もわからないわけですから当てになりません。どんなに車の状態をよく保っていても、買取価格がもっと下がる可能性は十分あるわけです。

(そもそも、7年あればシェールガスに適応した天然ガス車が、今のハイブリッドカーのようになっている可能性もあります)

一番査定で有利なのはハイウェイスター

セレナにもいろいろグレードがありますが、一番査定で高く評価されるのはハイウェイスターです。(上の「3年後に7割」というのもハイウェイスターの場合も査定価格の基準です)

もちろん、ハイウェイスター以外のセレナでもかなり高額で査定してもらえますが、ハイウェイスターを売る予定の方は、特に高い査定価格になると期待していいでしょう。

全国各地のセレナ買取専門店の情報

セレナの買取・販売の専門店は全国各地にあります。普通の車種は全国で1~2店舗しか専門店がありませんが、セレナは下のように約4つの店舗があり、ジムニーなどに次いでかなり多い部類だと言えます。

(以下、セレナの専門店のリストです。*ネットで検索上位に出た店舗のみ。敬称略)

・サンヤード(大阪府摂津市)
・CSオートディーラー岩槻インター店(さいたま市岩槻区)
・ハイウェーオート(愛知県春日井市) *エルグランド&セレナの専門店
・セレナステーション(千葉県船橋市)

他にもネット上に情報が出回っていない専門店もあるかも知れませんが、ざっと探して見つかる範囲では、これらのショップさんがありました。

・専門店での買取価格は高くなるか?

これは「近くに住んでいる方のみ、なる」というのが一番的確な答えでしょう。中古車の査定を受けるには、どうしても現物を見る必要があります。

「査定士に来てもらう」「こちらから車を持っていく」のどちらかをしないといけないわけで、どちらにしてもコストがかかります。

近くの方ならいいですが、離れている都道府県の場合は逆にコストの方が大きくなる可能性があるので、買取価格が高くなるのは「近くの方だけ」という結論になるでしょう。

逆に言えば、上に書いた専門店が近くにある方の場合、セレナもそちらで売った方がいいかも知れません。専門店が必ずしも高く査定をしてくれるとは限りませんが、チェックしてみる価値はあるでしょう。

セレナハイブリッドの査定価格について

セレナもハイブリッドがすでに登場しており、中古車市場にも出回っています。

ハイブリッドの場合の価格は220万~280万といった価格帯で、年式が2013年と新しいこともあり、新車とほぼ変わらない価格となっています。

それでもほぼ新車同様で少し安くなるならと、多くのユーザーの間で人気となっています。こうした状況なので、査定にかける時も有利と考えていいでしょう。

・今後、ハイブリッドモデルはどの車種でも有利

ご存知の通り2014年の増税と温暖化対策税によってガソリン代が上がっていますし、2015年10月からの増税によってもさらに上がるので、今後ますます、燃費のいい車が求められるからです。

特に注目すべきは温暖化対策税のような環境関連の負担が加わることです。こうした類の税金は、一度設定されたら当分の間消えません。それは温暖化問題が終わったということを意味する、と言えば理由がわかるでしょう。

温暖化問題の真偽はともかくとして、この問題が解決した、と政府がアナウンスできる日は早くても15年程度先でしょうから、今後もこうした税負担は続くわけです。(もちろん、自然環境のことを考えればいいことです)

このような状況は、ハイブリッドカーにとって追い風でもあり、セレナのハイブリッドモデルの査定は、これからも有利であり続けるでしょう。

まとめ

セレナの名前の由来は、スペイン語で「穏やかな」「晴れ晴れとした」という意味からきています。

一見とりたてた特徴のない、オーソドックスを地で行くような車ですが、まさに名前の由来通り「穏やかに」日本人の生活に浸透しながら、今「晴れ晴れとした」成功を収めていると言っていいでしょう。

セレナの買取価格がこれだけ高いのは、それだけ多くの人が「次に乗りたがっている」ということを意味します。

そうした「次の方」の気持ちを考えると、売却前のメンテナンスも自ずと気合いが入るでしょうし、それによって査定価格はより高くなり、ご自身も得することになります。

「車をできるだけ高く買ってもらう」というと、「自分が一銭でも多く取ろうとしている」という印象でがめつく感じる方もいるかも知れませんが、その発想は切り替えてもいいでしょう。

つまり、「できるだけ、次に乗る人にとって価値のある状態を維持する」ということです。中古車を高く買ってもらうということは、本質的にはそういうことだと言えるでしょう。

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