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ボーカリストのアイテムってマイクだけ?~いえ、たくさんあります

エフェクター、弦、ピック、スティック、グローブ…楽器隊のためのアイテムっていろいろあって、種類も豊富ですが、ボーカリストのためのアイテムって、マイク本体くらいしか思い浮かばない人って多いですよね。

楽器を背負いながら、楽器屋に行って、ギターやエフェクターなどに目を輝かせているバンドメンバーを見ると少しうらやましくなります。

スタジオやライブハウスには、マイクやケーブルは常備されているし、手ぶらでくるボーカリストも少なくはないはずです。
でも、ボーカリストのためのアイテムって、探してみると結構あるんですよ。

今回は、周りと少し差をつけるための、ボーカリストが持っていて損しないアイテムを紹介したいと思います。

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やっぱり自分のマイクは持っておきたい

これはほとんどの方が当たり前のように知っていますよね。でも、通常、ライブハウスなどに常備されているものは、ワイヤードのものがほとんどで、このケーブルは意外と厄介で、ギタリストやベーシストにからまってしまったり足を引っ掛けてしまったり…。

とくに激しいパフォーマンスをするロックバンドなんかでは邪魔で仕方ない。そんな方は、ワイヤレスマイクを購入することをおすすめします。実際楽器屋に行って使ってみるのが一番です。

選ぶときに、誰もが音や抜け自体を重視しがちですが、指向性(音を拾う範囲)や重さも考慮してください。結構重たいワイヤレスもあり、女性の方だと、長時間持っているのが苦になる場合があります。

音圧の高いメタルやハードロックバンドなんかだと、指向性が広いマイクはおすすめできません、ハウリングを起こします。「なんだかよくわからない!」という初心者には、普段ライブハウスに常備されているSM58のワイヤレスをおすすめします。軽くて使いやすいですよ。

マイスタンドがあればパフォーマンスももっと自由に?

スタジオにあるものって、重たくて、持って歌ったり運んだりするには到底不向きです。スタンドも、ジョイント式のものからストレートのものもあり、素材もさまざまです。

常備されているものより、もっと軽い素材でできているものもあります。矢沢永吉さんやB’zの稲葉さんのようにスタンドを持ってステージを駆け回りたい人は、自分に合ったものを買って、装飾してみてはいかがでしょうか?

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ちょっとしたポイントですが…これも自分のものを持っておくべき?

マイクをスタンドから外して、また付けて…。そんな面倒な作業は、これがあればボタンをポチッと押すだけでできるようになります。これは、マイクスタンドと、マイクホルダーの間に装着する、ジョイント方式になっているものです。

他にも、曲がったり、長くしたり、振動を和らげたりするものもあるみたいです。こちらは、まぁボーカリストだったらあまり必要ないでしょうね。

自分のマイクを確実にセットするために

マイクによってサイズも違うし、ワイヤレスマイクなんかは通常のものよりも太いから、ライブハウスに置いてあるホルダーは使用できないんですよね。
付属のホルダーを使ってもいいのですが、ワイヤードのものよりもはめ込むのに若干の時間がかかります。

ライブステージングになると、このほんの少しの時間が仇になったりすることも…。そこで、一度使ってほしいのが、クランプ式ホルダー。

これは、大きなクリップになっているもので、どのようなマイクにも使えてとても便利です。そして、着脱もそうなのですが、はめ込むときにはしるノイズも気になるところです。

こちらを解消してくれるのが、ショックマウントホルダー。メーカーにもよりますが、マイクを包み込むようなデザインになっていたり。

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声にだってエフェクトかけちゃう?

ギターやベースにエフェクターがあるんだからボーカルにもあって当然です。
フェーザー、リバーブ、コーラス、ディレイ、ディストーション…ギターエフェクター同様の効果があり、自分で設定してギターエフェクター同様に使えます。

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「こんな奇麗で繊細な空間系エフェクトをかけられたら」「ディストーションで凶悪なボーカルを演出できたら」…今までCDでしかできないと思っていたことも、これをうまく使えばCDに近い演出ができます。生声で勝負したい!って人もいるかもしれませんが…。

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しっかりとしたピッチで声を出すためにチューナーも必要なんです

「声をチューニングするの!?」と、すごく疑問に思った人もいるかと思います。いえいえ、こちらはギターとかみたいに音自体をチューニングして使うようなものではありません。

主に練習用で、ピッチがあっているかなどを確かめながら練習ができます。メーカーによっては、リズムマシンを搭載していたり、楽曲を取り込んで練習できたり。練習がよりスムーズになりそうですね。

ホールクラスでライブをするのなら必須!

たいていは、ホールなどの広い会場で使用します。しかも、広い会場では、常備されているか、そこまで広い会場でやるころには事務所などが買ってくれることがほとんどで、自分で持っている人はあまり見かけません。

小さいライブハウスなら、中音は聞こえますし必要ないかもしれませんが、中音の状況は常に良い、とは言えません。素人っぽい!と思う人もいますし、実際あまり見かけませんが、小さいライブハウスで使うのも、中音対策には効果的かも?

こちらもワイヤレスなので、他のメンバーと周波数等かぶらないように気をつけて使いましょう。でも使いすぎると難聴になるかも?

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ライブハウスに手ぶらで行くのも、ロックボーカリストらしいかもしれませんが、人と差を付ける道具の一貫としてマイクアクセサリーを使うのは、1つの手だと思います。

「ケーブルがからまる」「着脱が面倒くさい」「もっと動きやすい環境にしたい」そんなステージ上でのストレスを、少しでも緩和して、パフォーマンスに集中できたら、きっとクオリティも高くなると思います。

自分だけの組合わせ、自分だけの装飾で、周りと差をつけてみてはいかがでしょうか?

Byぶぶ

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