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マルチエフェクター1台で個性的サウンドを作るための徹底活用術

コンパクトエフェクターを揃えるのは面倒だ…配線のトラブルが不安だ…そんな理由からマルチエフェクターを選択するギタリストも多いでしょう。

しかし、ライヴハウスなどで周囲を見渡してみると、マルチ使用者のほとんどがプリセットされたトーンを使用し、そのポテンシャルをフルに活かすことができていないようです。

せっかく多くの機能を搭載し、さまざまなサウンドを作り出すことができるのに、プリセットトーンしか使わないのでは誰もが似たようなサウンドになってしまい、個性が失われてしまいます。

そこで、ここではマルチエフェクターを使って自分だけのトーンを探す方法について考えてみましょう。

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まずはプリセットなんか捨ててしまおう

箱から出して、ギターとアンプを接続すればすぐに演奏を楽しむことができるように、ほとんどのモデルにはあらかじめ多くの設定が保存されています。

試奏段階では、その機種の特徴をある程度知ることができますので、とても便利ですが、自分だけのセッティングを作って行く上では邪魔になってしまいます。なので、筆者の場合はすぐにこれらをすべて消してしまいます。

中にはこのプリセットの設定から好みに近いものを探し、修正して行くというケースもあるかもしれません。

ですが、この方法に頼りすぎてしまうと、自分の音のベース部分を作ることができなくなってしまいます。ある程度音作りの基本がわかっている人であれば良いですが、初心者にはあまりおすすめできません。
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クリーンから作って行こう

エレキギターの音作りの基本はクリーンから入るということです。最終的に激しく歪ませるサウンドをイメージしていたとしても、ベースの音がしっかりとしていなければ抜けの良い良質な音には決してなりません。

まずは、アンプのイコライザーなどを使用して、理想的なクリーンの音を作って行きます。

アンプシミュレーターが搭載されている機種の場合は、素直な音質のトランジスタアンプをフラットの状態にした上で、エフェクター上のモデリングアンプのセッティングを詰めて行きます。

このセッティングのコツはイコライザーのつまみを真ん中から始めるのではなく、ゼロ、またはフルテンから始めるということです。必要な音の成分を足して行く、あるいは不要な成分を引いて行く、という形の方が素早く自分の欲しい音を探すことができるはずです。

中には、特定の音域をブーストする機能がついているケースもありますが、これは最後の手段です。ある程度積めて行った上で、どうしても足りない部分がある場合にのみ使用するようにしてください。

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一つずつ足して行くのが基本

クリーン状態の音がある程度固まったら、いよいよエフェクトを足して行く作業に入ります。

ここでのポイントは一つずつエフェクトを足して行くという点です。いきなり、ディストーションとディレイとリバーブを足してしまう…そんなやり方では一つ一つのセッティングをしっかりと定めることが難しくなってしまいます。

一見面倒で、時間がかかってしまいそうに感じられるかもしれませんが、しっかりと音が見えてくる分、短時間で理想的な音を作ることができるでしょう。

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サウンドの振り分けがライヴの出来を左右する

自分好みのサウンドを作り上げることができれば、最後に各音をペダルに割り振って行きましょう。
出来た順番に割り振って行くのではなく、ライヴなどで使用する順番などを考慮して割り振ることが大切です。

この振り分けをいい加減にしてしまうと、演奏中の踏み間違いの原因となってしまいます。どんなに良い音を作り込んでおいても、間違った音で演奏してしまってはすべてが台無しになってしまいます。

できるだけ、ストレスの無い演奏環境を作るように心がけましょう。
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マルチ内臓アンプでいつもの自分の音を!

マルチエフェクターを内蔵したアンプもさまざまなメーカーから発売されています。ライン6などのエフェクターメーカーはもちろんのこと、チューブアンプの名器を多く生み出して来たフェンダーなどからも発売されています。

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専用に設計されたパワーアンプ、そしてスピーカーがチョイスされていますので、よりリアルなモデリングサウンドを楽しむことが可能となります。

ほとんどのメーカーが同じ出力のチューブアンプに比べて、小型・軽量に設計されていますので、スタジオやライヴハウスへの搬入もとても楽です。

それだけではなく、トランジスタアンプは音量によって音質が左右されることはほとんどありません。このメリットを活かせば家でもライヴでも常に同じ音でのプレイを楽しむことができるでしょう。

近年のモデルは、インターネットを経由して新しいアンプモデルやエフェクトを追加することもできるようになっていますので、可能性をさらに広げて行くこともできるでしょう。

一見難しそうに見えるマルチエフェクターですが、このようなポイントを押さえて音作りをすれば、ハイレベルなオリジナルサウンドを作り上げることだって可能です。ぜひ挑戦してみてください。

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