サマソニを思いっきり楽しむために～参加前に知っておくべき予備知識（連載２回）

初めての方は連載１回目の記事から読んでください。

『サマーソニック2014』東京会場に足を運ぼうとお考えのあなたにお届けする「サマソニプチ・ガイド」中編をお届けします！2012年のサマソニ観戦記です。

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オフィシャルTシャツは大概売り切れてます。なんでもっと売らないのか疑問ですな

さて、美味しいフェス飯、いやサマソニでは「ソニ飯」と呼ばれる料理を満喫した筆者はとりあえず幕張メッセ会場を横切り、再び外に出てみました。会場の外には喫煙所などの他、オフィシャルグッズの物販ブースがありました。

会場入り口で売り切れていたTシャツが買えるかも！？と思いのぞいてみると、案の定ほとんどのTシャツは売り切れ。Sサイズのみ、なんていうのはありましたが、こちらXLサイズ希望のおっさん音楽ファンですからね（笑）。

泣く泣くあきらめてライヴ会場へ向かいます。

この時点で既に時刻は12時でしたので、正直フェスを楽しむ姿勢としてはかなりゆったりしていたと思います（笑）。早朝から起きて朝から晩まで楽しむつもりの方が多いのではないでしょうか。

食べ過ぎにつきヴィンテージ・トラブルを見逃したのが悔やまれます

▲音だけでなく、ファッションでも古き良き時代を再現している彼らのステージは必見。なのに見逃しました。

のんびりしていたせいもあり、ちょっと気になっていた新人バンド、ヴィンテージ・トラブルを見逃してしまいました。

ということで、最初に見たライブはと言いますとメッセ内の「レインボウ・ステージ」に出演中の土屋アンナ。サマソニに来て土屋アンナか！？という声が聴こえてきそうですが（笑）。普段自分が観ることがないアーティストを観ることができるのがフェスの醍醐味です。

アンナさんのスクリームを背中で聴きつつ早々に引き揚げまして、メッセ内の各ステージに足を運びます。スペクターという海外の若手バンドがなかなかユニークなライブを展開しており、しばしボーっと観てしまいました。色々観れて楽しい！

そうこうしているとどんどん時間が無くなり、昼間のお目当ての1つ、パフュームの出演時間が迫ってきました。そうなるとスタジアムまで急がなければなりません。これが結構遠いんです。

スタジアムに行く途中、炎天下の下を歩くには水分補給が不可欠！舐めたらアカン・日本の夏

▲スタジアムから眺めているとお客さんの様子まで見てしまいます。

メッセからマリンステージまではのんびり歩いて20分くらいはかかるんじゃないでしょうか？もちろんシャトルバスも会場を往復しているのですが、行列している間に歩いた方がよいかなぁ、とみなさん歩いてました。

ただし人気アーティストの出演時間になると歩く道も混み合いますから余裕を持って移動した方が良いです。そして炎天下の中歩くには水分は必須。ペットボトルの水やポカリスエット等無くなったらすぐに買って、とにかく水分は切らさないほうが良いです。

てくてく歩くこと15分～20分くらいでしょうか。ついに到着です。すでに多くの人で埋め尽くされています。筆者は上から見下ろす形になるスタンドから鑑賞することにしました。

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パフューム人気、極まれり。スタジアムが大揺れの満員御礼ステージでした

▲ロック・フェスへのアイドルの参加は今や当たり前ですが、扉を開いたのはパフュームと言えるかもしれません。

パフュームは2度目のサマソニ出演でしたが、前回のメッセでのステージから大出世してのスタジアム登場です。前日のサマソニ大阪が雷と降雨の為、中断を余儀なくされ、満足いくステージが行えなかった様子の3人。東京公演は一曲目の「ポリリズム」から凄い熱気でした。

スタンドから見ていると、サビでお客さんが一斉に飛び跳ねる様子が波のようなうねりとなって壮観でした。途中、ポツリポツリと雨が降り出しましたが、中断もなく無事ライブを終えました。

ところが外に出ようとしたところ雨は本降りに。しばらく様子を見ていましたが、どうも止むことがないので、QVCマリンフィールド内にある千葉ロッテマリーンズのグッズ店「マリーンズストア」で何故かマリーンズ仕様のレインウェアを購入しました。

カッパに身をくるみ、外に出てしばらくふらついているとみるみる内に雨は上がりました（笑）。このように屋外での天候に振り回されてはいけません（泣）。

時刻は15：00。さてここからが問題です。17：50からのジャミロクワイの出番まではだいぶあります。メッセではカーディガンズ、フォスター・ザ・ピープルといった魅力的なアーティストのライブが行われようとしていました。

ケシャのライブは面白かったんですが、まったりしてたら寝ちゃいました

▲ケシャのステージは大トリを務めるアリーナにも影響を与えた…のかな？

迷った結果、そのままスタジアムに残り、ケシャのライブを観る事にしました。移動することが面倒臭くなっちゃったんです（笑）。ましてこの時は連れがいましたので、自分の意思だけで適当にウロウロするのも憚られる状況だったこともあり、のんびりスタジアムにいることに。

ケシャの“女戦士”の闘いのような派手なステージを観終わると、再びスタジアム周辺を散策。またしてもフードエリアへ。きゅうりの一本漬（これが美味い！）をかじったりしつつ、夜が来るのを待ちます。おっと、この続きは後編で。食べてばかりですみません（笑）。

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文・岡本貴之

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