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破天荒なミュージシャンたちの見事な暴れっぷり~真似してみる?

ロックは不良の音楽…なんて言われていたのも今は昔。ロック界には常識人が多くなってしまいました。しかし世の中にはオジー・オズボーンのような狂ったロック野郎がまだ生息しています!

ステージングの参考にして欲しい破天荒なミュージシャンたちを紹介します!

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人並み外れた行動をするからロックミュージシャンは面白い!

日本で開催されたオズフェス▲2013年には『オズフェス』を日本で実現させました。

アメリカのラジオ局の企画で、「ロック界No.1の地獄の使者(ヘルレイザー)」の投票を呼びかけたところ、第1位に選ばれたのはダントツでオジー・オズボーンでした。日本と違いアメリカでの知名度の高さをうかがわせます。

この企画、「ロック界でもっとも破天荒で人並みじゃない人物を選出しよう」というものです。地獄からの使者で、なおかつ破天荒で人間ならざる者といった本人のキャラクターが何十年も定着しているというのは素晴らしいことです。

ブラック・サバスでの悪魔的イメージを持った金属的なハイトーンと不気味に響く低音を使い分ける歌唱法、ブラックユーモアを交えたパフォーマンスは戦慄と笑いを同時に巻き起こす唯一無二の存在感です。

その常識を逸脱した行為としてのさまざまなエピソードが存在しますが、都市伝説も含まれているとはいえ、本当に狂気に満ちたものが多いです。

本人が映像作品『ヒストリー・オブ・オズ』の中で語っている真実だけでも相当イカれた逸話があります。

奥さまのシャロン・オズボーンも相当おかしな人です

偉大な存在のマネージャー▲妻であり敏腕マネージャーのシャロン・オズボーンの存在は偉大です。

ある時は記者会見の席上で妻でマネージャーのシャロン・オズボーンがオジー・オズボーンに鳩を飛び立たせるように手渡したところ、なぜかもうろうとしていた彼は、いきなり鳩の首を食いちぎってしまったのです。

ヒェ~!どうかしてるぜ!生きてたんですよ?

皮肉にもこの事件がきっかけとなりオジー・オズボーンの知名度は一躍アップしました。ちなみにその後メディアのいないところにも関わらず、ポケットに残っていたもう一匹の鳩まで食いちぎったといいますから、尋常じゃありません!

オジー・オズボーンの獲物は鳩だけにとどまらず、今度は「コウモリ食いちぎり事件」を起こします。

初期のソロ時代に行われたライヴでのこと、ステージの上から生肉を投げつけるパフォーマンスをおこなっていたオジー・オズボーン。これもすでに相当狂っていますよね。

アーティスト側もおかしければ、観にくる観客はもっとイカれてます。そのパフォーマンスに答える形で徐々に猫や鳩の死体のニセモノをステージに投げ返すようになりました。

ところが次第にエスカレートした悪魔のコール&レスポンスは、ついに本物の獣の亡骸が飛び交うようになってしまいました。あげくの果てはステージに生きたヤギが放たれていたことまであったといいますからもう笑うしかありません。

当然、主催者や会場側から大目玉を喰らうことになりますが、そんな中とんでもない事件が勃発します。

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いつものようにステージに投げ込まれる動物の亡骸たちの中にコウモリの死骸があるのを見つけたオジー・オズボーンは、コウモリを手に取るや否やその首を噛みちぎりました。

このパフォーマンスによりライヴ会場は大いに盛り上がり、観客も大満足で、翌日のローカル紙にも「オジー、コウモリを喰う」なる見出しで取り上げられるほどでした。

こうして伝説が生まれたのですが、実はコウモリは唾液などから感染する、致死的な感染症である狂犬病を有する生物であり、口に入れることなどもってのほかです。

結果、彼は大至急病院へと搬送されその後数ヶ月間は、毎日のように注射を射ちながらツアーを続ける羽目になってしまいました。

現在では彼自身ネタにしている話であり、いまとなっては笑える話ではあるもののさすがにスタッフや家族もあきれたのではないでしょうか。

キース・ムーンはシャレにならないほどおかしな人だったようです

演奏している姿はカッコイイ▲演奏している間はこんなにもカッコイイ!!

別の意味でイカれているのは亡くなったザ・フーのキース・ムーン。演奏後にドラムキットを蹴り飛ばし、タムやらシンバルやらを放り投げる姿は過去の映像でよく見かけますが、破壊に飽きたらずあげくの果ては爆破までしています。

フーのライブでのこと、なぜかドラムセットに火薬を多量に仕込み「マイ・ジェネレイション」の演奏が終了時に爆破!これによってピート・タウンゼントは聴力障害を負ってしまったといいますから恐ろしい話です。

よく一緒に活動できたものですよね。

ジョン・ボーナムだって負けてない!初来日時の暴れっぷりは凄い

来日時に大暴れ▲ジョン・ボーナムが来日時に残したさまざまな事件は警察沙汰にならなかったのか不思議です。

ドラマーはおかしい人が多いのか、レッド・ツエッペリンのドラマー、故ジョン・ボーナムは1971年の初来日時に購入した日本刀でホテルの部屋にあった掛け軸を切り裂き、壁には穴をあけるなどの大暴れをしました。

当時のお金で800万円ほどをホテル側に弁償費用として払ったとのことですが、本人には痛くもかゆくもなかったようで、酔っ払ってはホテルの廊下を全裸で疾走したりしていたといいますから、いまだったら大問題だったでしょうね。

普通に社会生活を営んでいるとなかなか人の道から外れるには勇気が必要です。代わりに破天荒な振る舞いをしてくれるミュージシャンたちを自分のバンドの参考にしてみてはどうでしょうか。

文・okamoto

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