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凛として時雨のTKが使用する機材を徹底分析~アンプからシールドまで

TKが使っているアンプはフェンダーのツインリバーブです。ツインリバーブと言えばクリーンサウンドが非常に美しいアンプですよね。さて、TKはどのようなセッティングでツインリバーブを使っているのでしょうか?

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ツインリバーブは二台所有し、状況に応じてアンプを使い分けていた

画像2▲TKが使っているフェンダーの名器、ツインリバーブ。(画像1)

画像3▲ツインリバーブの日本限定モデル。白いボディが特徴。(画像2)

画像1はフェンダーアンプで一番有名と言っても過言ではない、ツインリバーブ65です。
TKがツインリバーブを購入する際、数台並べて弾き比べてみたそうです。その結果、明らかに音が大きい個体が一台あり、それを気に入って購入したとの話。

イコライザーは基本フラットで使うことが多いらしく、5か6くらいで調整するみたいですね。

さて、ツインリバーブには「ブライトスイッチ」が付いていますね。これがTKサウンドのキモだと筆者は考えています。ブライトスイッチをオンにすると高音域がブーストされる訳ですが、TKサウンド特有の「シャリ感」が出てきます。

TKがツインリバーブを好んで使うのはブライトスイッチの存在あっての話かもしれません。

また、TKはライブの時にツインリバーブを二台使用していることをご存知ですか?
画像2をご覧ください。日本限定100台の貴重な白いツインリバーブです。この白いツインリバーブはサブのアンプで、本人いわく「暖気運転中」とのこと。

このツインリバーブは、ライブ中の「音圧稼ぎ」に使われます。普段はミュートにして繋いでいるらしく、会場等の問題で音圧が欲しくなった時にミュートを解除するようです。

エンジニア関係に精通している実にTKらしい使い方ですが、いつかはメインアンプになる日がくることでしょう。

TKが自宅で使っているアンプは何だろう?

画像4▲フェンダーからレンタルしているスーパーソニックのヘッド。(画像3)

画像5▲ジェットシティアンプ社が販売しているJetStream ISO12(画像4)

画像6
▲JetStream ISO12の中身はこうなっている(画像5)

TKは今現在、フェンダーからレンタルしているスーパーソニックを使って宅録をしているそうです。画像3がスーパーソニックのヘッドアンプですね。

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元々はアンプシュミレーターを使っていたようですが「アンプライクな音で録りたい」という理由からスーパーソニックを使っているようです。また、スーパーソニックを鳴らすキャビネットは画像4のJetStream ISO12を使用しています。

これは非常に面白い製品で、ジェットシティアンプ社が販売しています。簡単に言えば「防音ボックスの中にキャビネットを入れた」製品で、自宅で爆音を出してレコーディングできるという優れ物。

さっそくJetStream ISO12の中身を見てみましょう、画像5をご覧ください。なるほど、と思った方も多いことでしょう。中には吸音材が敷き詰められており、扉を閉じれば密閉になるので、防音効果があるキャビネットという訳です。

価格は2万5000円とかなりリーズナブルになっており、真空管アンプを自宅でレコーディングしたい方にはもってこいのアイテムだと思います。スーパーソニックと防音キャビネットを導入したことにより、自宅で作るデモのクオリティも向上したそうです。

細かいこだわり、TKはオヤイデ製のシールドを愛用

画像7▲オヤイデ製のG-SPOTケーブル。数年前までTKが使用。(画像6)

画像8▲オヤイデ製のForce77ケーブル。今現在TKが使用。(画像7)

TKが使っているシールドはパッチを含めすべてオヤイデ製の物です。オヤイデといえば数万円もするハイエンドオーディオケーブルなど、オーディオ関係の製品を扱っているメーカーです。

TKも使っているシールドならすごく高価なのか?と思うかもしれませんが、お値段はベルデンなどと大して変わりません。画像6をご覧ください。

以前TKがメインに使っていたシールドがG-SPOTケーブルです。いつ頃まで使っていたのかはわかりませんが、おそらく三枚目のアルバム「Just A Moment」までは使っていたのではないでしょうか。

このG-SPOTケーブルは筆者も愛用しており、鮮やかな紫色が気に入っています。もちろん外観だけではなく音も…と言いたいところですが、筆者はシールドの弾き比べをしたことがないので正直わかりません。

ちなみに時雨のコピーをやるなら「できるだけフラットな音質」のケーブルをオススメします。G-SPOTは少しだけ味付けをしてしまうそうなので、これからシールドを購入する方は「カナレ」や「モガミ」あたりを購入しておけば間違いありません。

シールドの違いに大きな差はないと筆者は考えているので、最低限のシールドなら大丈夫だと思います。

話がそれましたが、画像7をご覧ください。今現在TKが使用しているシールド、オヤイデ製のForce77になります。パッチケーブルもすべてForce77で統一しているそうですね。

とはいえ、先ほど書いたようにシールド自体に大きな差はないので、どうしても同じ物を使いたいという方以外は手を出さなくて良いのかな?と思っています。

どうしてもという方は、筆者のように切り売りでケーブルを購入し、自分でシールドを作れば安く上がりますよ。

By黄昏症候群

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