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DTM・デスクトップミュージックをこれから始める人のための第一歩

DTMを始めたいが何からそろえていいかわからない。そう思っている方は多いと思います。まずは必要最低限の物からそろえていきましょう!

まずDTMとは何だろう?

当たり前のように使われてる用語はたくさんありますよね?DTMとはデスクトップミュージックの略で机の上で製作する音楽という意味で使われています。

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DAWという単語も多いのですがこちらはデジタルオーディオワークステーションの略であり、ワークステーションすなわち音楽制作に必要な物が詰まっているソフトウェアととらえてもらった方がいいですね。

そこでまず何が必要か考えてみましょう。

必ず必要となるのがパソコンです。昔、MTR(マルチトラックレコーダー)という音楽制作専用の多重録音機器を使用していた方も多いのではないでしょうか?今日ではパソコン内のソフトがこのMTRの役割を果たしてくれます。

一緒にシンセでおなじみのQYシリーズのような物が入っていると思ってください。

パソコンがあればDTMができるか

パソコンだけではできなくもないのですが、せっかくDTMをやるのに変な所でケチってしまうともったいない結果になってしまいます。

まずは音の入り口でありMIDI機器と接続もできるオーディオインターフェイスを購入するところからはじめましょう。オーディオインターフェイスはUSBやIEEE1394等でパソコンと接続して音を入力したり出力したりする一番肝心な機器です。

最近ではDAWソフトが付属で付いてきたりするのもたくさんあるので、お手軽にはじめたいのであればそういったタイプをお勧めします。

EDIROL社辺りだと初心者から上級者まで幅広く商品が出ているので、その辺りから入っていくといいと思います。

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こちらはEDIROL社のFA-101という商品で24ビット10chでFireWire接続タイプの機器ですね。FireWireになじみがないと思いますのでIEEE1394の事を示すので同じと思ってください。

USBとは別に単体でそれのみを接続できるので個人的にはUSBよりこちらをお勧めします。
USBでもよいのですが、USBはマウスやキーボードからハードディスクと色々接続する分転送速度が分配され落ちてしまったりするのです。

FireWireですとそれだけになりますので一定した安定速度を維持できると言う訳ですね。下位機種でFA-66といった物もありますが、性能は基本一緒で入出力の数が少ないだけなので、あまり同時に録音しないギタリストの方とかにはこちらでも十分かと思います。

コンデンサーマイクを接続できるファンタム電源からインピーダンスをギター用に合わせてくれるので繋ぐだけですぐに録音が可能です。

同シリーズでUSB版も出ているのでパソコンにFireWire端子がないよ!という方はそちらでもいいかと思います。

転送速度や安定した速度とかを求めるのは後の事ですし余計な機器接続をパソコンにしないでおけば、そういった問題も発生しないのであまり気にする必要はありません。

その他Roland社のSonicCellなんかはMIDI音源でありながらもオーディオインターフェイス機能搭載という機種も増えてきています。

GUITAR RIG専用のペダルもオーディオインターフェイス機能付きなのでギタリストでデモ用にだけ使う!という方はGUITAR RIGと一緒にオーディオインターフェイスも付いてくるので用途に合わせて選べますね。

万能にやりたいのであれば一般的なインターフェイスやミキサー一体型のオーディオインターフェイスも多数販売されており、ミキサーとしてミニライブで使用して自宅ではオーディオインターフェイスとして使用します。

こういった使い方も可能なので、こちらも現場を意識した万能型と言えるでしょう。

例えばこちらはYAMAHA製のインターフェイスとミキサーが一体化した機種で、豊富なIN、OUTが搭載されておりイコライザーやセンドリターン機能もあるのでMTRで慣れてしまっている方でも使いやすくできています。

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▲YAMAHA製MN/10c

私はミニライブやトークイベントで使用したりしていますが、ボーカルレコーディングのキューボックス代わりに使用したりと多彩に使えて重宝しています。

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音の出口にもこだわろう!

せっかくいいオーディオインターフェイスを用意しても出てくる音が安物のイヤフォンとかでは宝の持ち腐れになってしまいます。

まずはヘッドフォン。
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SONYのMDR-CD900STこちらはスタジオ標準クラスのヘッドフォンであり、どこのスタジオにいっても置いてある定番中の定番のヘッドフォンですね。

DTMにおいて必要なのは、低音が出るとかのそういうリスナー目線ではなく、作る側として作った音をいかにフラットな音、つまりそのままの自然な音が聴けるかが大事になってくるのです。

ヘッドフォンは細かいノイズだったり左右の音の出を確認したりするのにとても重要な物なのでこだわりたいところですね。一つ持っておいて損のない一品です。

お次はスピーカーとなりますが、お手軽なのはこの辺りですね。

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こちらもEDIROL社製です。たくさんのモニタースピーカーが発売されており、こちらは下位モデルのMA-10Dという製品ですね。少し低音域が強いのですが、このセッティングを見るとおりBASSのつまみをかなり絞っています。

こうする事によりフラットな環境を作りリスニングすると言う事になります。
この辺りのスピーカーであればオークションなどで安く手に入れるので入門用にいかがでしょうか?

DTMでまず用意すべきはパソコン、オーディオインターフェイス、DAWソフト、そして音の入出力となるヘッドフィンやスピーカーとなるのでまずこちらをそろえてから進んでみましょう。

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