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作曲のやり方が分からない人へ~代表的な3つの作曲スタイルを紹介

作曲をしてみたい!だけどやり方がわからない…そんな方も多いのではないでしょうか?今回は代表的な作曲スタイルを3種類紹介します。あなたにぴったりの作曲スタイルはどれでしょうか?

作曲のやり方はおもに3つの型がある?自分に合ったスタイルはどれ?

今回紹介する作曲方法はこちらです。

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・メロディ先行型
・コード先行型
・リフ一発型

作曲方法と言われると、大体はこの3つが挙げられると思います。これから宅録ミュージシャンとして作曲を始める人も、すでに始めている人も、自分に合っている作曲方法はどれなのか改めて考えてみましょう。そして、試してみましょう。

とりあえず気になった作曲方法を試してみて、合いそうなら続け、合わなそうならやめてしまいましょう。これを繰り返すことで、自分に合った作曲方法を見出しやすくなります。

歌モノを作りたい人にオススメ!メロディ先行型!

ここちよいメロディにうっとり▲よいメロディは人の心を惹きつけます。

いきなりですが、あなたは一人の作曲者です。あなたが曲を書く際、一番聴いてもらいたい部分はどこですか?おそらく多くの人が「サビ」と答えるでしょう。

サビは一曲の中で一番盛り上がる部分です。歌モノならとくに印象に残るメロディを考えなければなりません。なので「一番重要なメロディを先に作ってしまおう」というのがこのスタイルです。

もちろんAメロ、Bメロから作っても問題ありません。とにかくメロディを先に作ってしまう、できたメロディにコードを付けていくのがメロディ先行型の特徴です。

メロディを生み出すおもな方法は鼻歌です。頭の中で思い浮かべたメロディを鼻歌にしてレコーダーに録音し、それを打ち込んでいきます。ボイスレコーダーはスマートフォンのアプリを使えばよいでしょう。

とあるプロ作曲家の話によると、いつもメロディを考えている場所はお風呂場だそうです。僕もそうですが、なぜか湯に浸かっているときはいいメロディが浮かびやすいんですよね。メロディが浮かんだら、すぐに飛び出てスマートフォンに録音するそうです。

プロだからすぐに名曲ができるというわけではなく、このように地道な努力で作曲活動を続けているのです。

理論を使った作曲がしたい方にオススメ!コード先行型!

音楽理論を覚えましょう▲勉強が苦手でも音楽理論は覚えられるかも?

あなたは「音楽理論」についてどれだけ理解していますか?音楽理論ということばを聞くと頭が痛くなるミュージシャンは少なくありません。

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プロのミュージシャンでも音楽理論に対しては意見が分かれるようです。絶対に必要な人、まったく不必要な人、意見は人それぞれです。

音楽理論について細かく解説することはしませんが(僕もかじった程度です)音楽理論を理解している方にはコード先行型の作曲方法をオススメします。

まず、理論を元にコード進行を考えます。代表的なのはダイアトニックコードなどでしょうか。一通りのコード進行が完成したら、次はメロディを乗せていきます。コード進行をリピート再生し、自分で鼻歌を歌ってみましょう。

自分の中でしっくりくるメロディができるまで繰り返し、それを打ち込んでいきます。メロディ先行型とは手順が逆の作曲方法になります。

バンドマンならやっぱりこれ!リフ一発型!

バンドマンのあこがれ▲かっこいいリフはバンドマンのあこがれです。

このリフ一発型はギタリストやピアニスト向けの作曲方法になります。とある有名バンドのギタリストは、リズムマシンでドラムをリピート再生し、使えそうなリフができるまで無限回繰り返すそうです。

僕もしがないギタリストの一人ですが、かっこいいリフが思い浮かぶまで延々と弾いていますね。この作曲方法は、自分の中で気に入ったリフを思いついたら、すぐにレコーディングします。

メロディやコード進行のことは考えず、とにかく録っておくのが大切です。メロディ先行型同様、スマートフォンにリフを録音するのも効果的です。レコーディングしたリフはイントロや間奏など、あらゆる部分に使っていきましょう。

メロディやコード進行は後回しになってしまいますが、それ以上に演奏を聴いてもらいたいというバンドマンにオススメです。歌モノよりインスト曲に向いている作曲方法だと思います。

中々決められない?それなら全部試してみよう!

気分転換も必要です▲悩んだときは外に出て頭をリセットしよう。

いかがだったでしょうか?自分に合いそうな作曲方法は見つかりましたか?どの作曲方法が一番なのか、答えはありません。選ぶ基準は自分に合っているかどうかです。なかなか決められない方は、すべて試してみてはいかがでしょうか?

実際に試すことで自分に合っているのかどうかがわかりますよね。始めやすいのはメロディ先行型ですから、ボイスレコーダーやスマートフォンに適当な鼻歌を録音してみてください。

最初は自分の声に違和感があるかもしれませんが、やり続けていれば慣れてきますのでご安心を。

まずは試してみること、これが一番大切です。

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