スポーツ自慢のミュージシャンたち～すごすぎるマルチな才能の持ち主

いよいよソチオリンピックが開幕しました。連日たくさんの感動を与えてくれるオリンピックは世界中のミュージシャンたちも注目しているはず。スポーツが得意なミュージシャンのなかにはテレビ中継を見ながらウズウズしている人もいるかもしれません。

今回はそんなミュージシャンを集めてみました。いや～才能がある人って、なにをやらせてもすごいですね。

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ロッド・スチュアート～サッカー好きをライヴに活かすエンターテイナー

▲「Hot Legs」でのサッカーボールの客席への蹴り入れはライヴパフォーマンスの定番

まずは有名なところでサッカーといえばこの人、ロッド・スチュアート。

スコットランドリーグ・セルティックFCの熱狂的サポーターであり、みずからもシニアサッカーリーグのチームに参加してプレイ。ステージ上からサッカーボールを客席に蹴るパフォーマンスは有名です。

日本でも来日公演をおこなった埼玉スーパーアリーナの広大なアリーナにボールをけり込んでいました。もうおじいちゃんなんですからギックリ腰にならないか心配ですなあ。

グラミー賞の常連コンビでもあるアメリカのロックバンド、ブラック・キーズのダン・オーバックも高校時代にサッカーチームのキャプテンとして活躍。

ローファイなガレージ・ブルース・ロックがどうもさわやかなスポーツマンとつながりませんが（笑）。なんでも頂点を極めちゃう人なんですね。

リヴァース・クオモが泣いた身体の欠点！ほんのわずかに両足の長さがちがった！

▲見るからに文化系のリヴァース・クオモも本当は熱血スポーツマン！！

ウィザーのリヴァース・クオモもサッカーチームACミランのサポーター。彼は少年時代にサッカー選手を志したものの両足の長さがちがうという問題があり断念したそうです。

その後、手術して本格的にサッカーを始め、イタリアで行われたセレブによるチャリティサッカーに招待されました。

サッカー選手ではありませんが、エルトン・ジョンはかつてイングランド・ワトフォードを本拠地とするサッカークラブチーム、ワトフォードFCのオーナーを務めていました。

現在は名誉会長に就任していますが、1881年創設という歴史あるチームの会長とベテランミュージシャンという立場を利用してミュージシャン・チームとの対戦を検討してくれないものでしょうか。

いまやベテラン女性ボーカリストのシェリル・クロウは高校時代に陸上選手として活躍。ハードルの代表として大会に出て表彰されたこともあるようです。

現在もマラソンにはげんでいる様子。彼女はアスリートっぽいですから納得できますよね。なんとなく強そうだし（笑）。骨密度とかすごそう。

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90年代のメタルゴッドもスポーツマン！？髪型にもその名残が？

▲若き日のラーズ・ウルリッヒは髪型にテニスプレイヤーの名残りが！？

メタリカのドラマーとしてバンドを支えるラーズ・ウルリッヒのお父さんトルベン・ウルリッヒはなんとプロのテニスプレイヤー。ラーズもプロのテニス選手になるべく移住したカルフォルニアでジェイムズ・ヘットフィールドと出会ったのが人生の転機。

テニスラケットを放り投げたかどうかはわかりませんが（笑）、一気にメタリカ結成へと進んで行きました。テニスを続けていたらきっと世界の音楽シーンが変わっていたでしょう。

ジェニファー・ロペスのように有名になってからチャレンジを始める人も。2008年に女性向けフィットネス誌「Self」の編集長とともにトライアスロンに参加。同誌のウェブサイトのブログでトレーニングの経過を伝えるという、自分を追い込む徹底ぶり。

水泳800メートル、自転車29キロ、最後は6.5キロのランニングというハードな行程を2時間23分28秒で見事に完走しました。初挑戦でこのタイムはすごいですね。まさに「鉄の女」です。

変わり種としてはなつかしいMC・ハマー。米メジャーリーグのオークランド・アスレチックスでボールボーイとして働いていたときに、ハンク・アーロンに似ているという理由で「ハマー」という愛称をつけられ可愛がられたようです。

そのまま野球選手を志したものの足が遅かったため、あきらめたとのこと。

テレビにも映されましたサー・ミック・ジャガーのセレブ過ぎるスポーツ観戦！

▲常に最高のコンディションを保っているミック・ジャガーはある意味アスリート？

ザ・ローリング・ストーンズのミック・ジャガーはコンディション維持のためにジョギングを欠かさないのは有名ですが、日本ではあまりなじみのないスポーツ、クリケットにも凝っているようです。

また、スポーツ観戦好きなことも知られており、サッカーのワールドカップ南アフリカ大会決勝トーナメントをビル・クリントン米元大統領とともに観戦。さすが世界のセレブ、サー・ミック。

前回来日時の2006年は日本チームがWBCに優勝した直後ということもあり、「日本優勝おめでとう、10対6、すごい！」とMCでメッセージを送るなど、スポーツの世界大会には興味があるようです。

今回もソチオリンピック直後の来日ですから、日本人選手の活躍に注目していてくれるかもしれませんね！？

スポーツも音楽も大勢の人の前で自分を表現するという意味では同じ。今回のオリンピックでも選手は存分に力を発揮して欲しいと思います。有名ミュージシャンもオリンピック・アスリートも、一般人からすればあこがれのスーパーマンですからね！

文・岡本貴之

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