ミュージシャンたちの意外な趣味～絵画？編み物？着物収集？マジ！？

音楽を聴いたり作ったり演奏することが大好きで職業にしてしまったのがミュージシャンですが、誰だって仕事から離れる瞬間がほしいように、彼らも音楽から遠ざかりたい時があるようです。みなさんどんな趣味を持っているんでしょうかね？

▲ロンと会ったら画材話とかするんでしょうか？世界堂でバッタリとか。

まずはAC/DCのアンガス・ヤングは意外なことに絵画が趣味のご様子。ステージから降りた自分の気を静めるようですが、あれだけステージ上で動き回ってる彼が筆を握ってキャンバスの前にいるなんてちょっと想像できないですね。

絵画といえば有名なのがローリング・ストーンズのロン・ウッド。日本でも有名な彼の絵描きとしての実力はアルバムのジャケット等で観る事もできます。また、個展も開催しているほどの腕前なので、きっとギタリストにならなくても芸術家として大成したのではないでしょうか。才能ある人は何をやっても芽が出ますね。

さらにロンは絵画に飽きたらず、2000年頃から切手の収集にもハマっているらしいです。ここ数年、アルコール中毒から立ち直るために切手のコレクションがリハビリに役だっていたとか。これだけ世界的に有名な人物を救っているのが小さな切手というのがなんだか良いですよね。

激しい音楽性を鎮めることができないのか、動物の剥製を収集しているのがホワイト・ストライプスのジャック・ホワイト。鹿やシマウマ、あげくの果てに象の頭を購入したんだとか。動物愛護協会の方に何も言われなければ良いのですが。

▲これ終わったらセーター縫うんだ～！

最もロックっぽくない趣味を持つロックンローラーといえばこの方、オタクでお馴染みのウィーザーのボーカリスト、リヴァース・クオモ。リヴァース君、お布団の中で編み物をするのが楽しみなんだとか。可愛すぎる！

日本文化にも精通し、ついには日本語ロックのアルバムまで発表してしまった彼だけに次回来日時には是非とも手作りホビー材料の専門店、「ユザワヤ」に足を運んでもらいたいものです。きっと目を輝かせて喜ぶはずです。スタッフの方、よろしくお願いします。

元ガンズ&ローゼズのスラッシュはピンボール機を収集するのが趣味なんだとか。お金持ちのエンターテイナーらしいなあ。

そういえばガンズのピンボール機も出ていたはずです。彼の希望もあって作られたものなんでしょうか。「ピンボールにはロックンロールを感じる」とのことです。なかなか素人にはわからない境地です（笑）。

▲戦争になったらそのまんま指揮を取れそうなレミーさん。怖えぇ！

モーターヘッドの“極悪レミー”ことレミー・キルミスターはなんと、第二次世界大戦時のナチス・ドイツのグッズを集めているとか。グッズというか、う～ん。いかにもな感じではありますけど、何かと波紋を呼びそうな趣味です。

アメリカズ・スイートハートこと歌姫・テイラー・スウィフトは若い女の子らしく、スノードーム作りが趣味なんだとか。あんなのどうやって作るんだろう？と思うんですが、女友達と制作したスノードームをツイッターにアップするなど、本格的な趣味のようです。イメージアップ、図ってませんか（笑）？

アイルランドのディーバ、ワールドミュージックといえばこの方、エンヤ。彼女は日本の着物の大ファンで、収集しているとのこと。

とにかく無類の着物マニアで、来日する際には必ず着物を購入しているそうです。過去来日した際にも、銀座の某デパートで着物をみているエンヤの目撃談が多数あったようです。

その時は赤い鮮やかな着物を購入して持ち帰ったそうです。確かにエンヤと着物って似合いますね。

最後に趣味といえば王道な釣り。日本人の音楽家にも釣り好きは多いですよね。釣り糸を垂れているときは全てを忘れられるというか。僕も江の島によく行きました。釣れないんですけどね（笑）。

▲なんとなく釣りをやりそうな人には見える。本当、なんとなくですが（笑）

海外の大物で釣りマニアなのがロジャー・ダルトリー。湖などで大物を釣っているようです。日本人でいえば奥田民生やサンボマスターのドラマー、木内泰史、セックスマシンガンズのアンチャンはかなりのマニアのようです。

特にアンチャンは釣りブログを書いているくらいの釣り人。仕事のモチベーションは釣りに行くことなんでしょうか（笑）。その気持ちはわかる！あの解放感というか清々しさはたまらないんですよね。

色んな趣味を持っているのはミュージシャンも一般人も変わらないですね。音楽をやっている時は常に注目されている彼らですから、趣味に没頭している姿はそっとしておいてあげましょう。

文・岡本貴之