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とんでもないパフォーマンスがすごすぎるミュージシャンたち

2014年はさまざまなアーティストたちが来日公演をおこなうことで話題になっていますね。おとなしい国民性の日本で、非日常を感じさせ、とんでもないパフォーマンスを見せてくれるミュージシャンはこんなにたくさんいるんです!あなたの世界が変わるかもしれません。

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これがビジュアル系の起源!?あまりにもホラーチックなアリスの世界

画像2▲もう結構なお歳ですが生きざまは変わらず。

1969年にデビューしたアリス・クーパーのステージは強烈です。ホラーとアニメを体現したというそのライブでは、処刑台が登場してギロチンに首を落とされたり、本物の大蛇を首に巻いてみたりという過激なものです。

また処刑用の電気椅子に座ったり血しぶきがあがったりと、アングラというにはあまりにもショッキングな演出で有名です。その中でアリス・クーパー自身がライブ中4回も死亡するというのですから尋常ではありません。

1974年のツアーでは、本物のドル紙幣を客席にばら撒き、物議を醸しました。顔面に施したメイクもキッスよりも早く、元祖といってもよいでしょう。

グラムロックにカテゴライズされたりもしていますが、あまりにも個性的なスタイルはジャンルからはみだしまくりです。

また、顔面に妖しいメイクを施したのもアリス・クーパーが最初だったとのことで、ビジュアル系の元祖的存在でもあります。日本の美しいビジュアルバンドとは全然違いますけれども。

レディ・ガガの世界観はもはや誰にも理解不能なのではないでしょうか?でもそれがいい!

画像3▲SXSWでおう吐物を浴びた後のガガさま。振り切れてます。

アリス・クーパーという名前は、昔夢に出てきた魔女の名前からとったそうですが、なんと現在では芸名だったこの名前を戸籍上にも使って、実名上もアリス・クーパーなんだそうです。徹底していてかっこいい!

彼から影響を受けたバンドやアーティストは多いですが、とりわけ過激なパフォーマンスという意味においてはレディ・ガガに受け継がれているのかもしれません。

というのも彼女はアリスの大ファンということで、2011年にアリゾナ州で開催された彼のライブ時に楽屋を表敬訪問しています。

その際ツイッターにアップされたのは、血まみれの下着姿で首を絞められているガガ様の姿!どちらも存在が強烈すぎます。

ガガといえば、生肉を張り付けたりニワトリ風の大きな謎の着ぐるみを被ったりというもはや意味不明な衣装がお馴染みですが、ライブでは馬に乗って登場したり、おっぱいから火花を散らしたりという、とんでもない演出が見られます。

最近では3月におこなわれたテキサス州オースティンで毎年開催される恒例のサウス・バイ・サウスウェスト音楽祭のステージでは、おう吐物を体にかけるという異様なパフォーマンスを展開。

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ガガがドラムをたたきながら、「お前のルールには従わない、これは私たちの世界!」と叫び、現れた女性が自分の口に指をつっこみ、ガガの体に蛍光グリーン色の吐しゃ物を何度もかけるという、前代未聞のステージングで見る物をドン引きさせました。

過激なのはいいですけど、観ている者が生理的に不快に思う演出だけはやめてほしいですよね。彼女なりの理由があっての表現なんでしょうけど、ちょっとひどいですね。

来日公演でもあますところなく全開で地獄の世界を見せてくれるキッスは偉い!

画像4▲タランチュラをあしらった巨大セットに乗るメンバーたち!

同じような血を吐くパフォーマンスと言っても明るく感じるのがキッスのライブ。豪華なステージングで繰り広げられるショーでは、火が吹き出たりスモークがたかれるなんて当たりまえなのです。

ポール・スタンレーのギターからは花火が吹き出し、ジーン・シモンズは火を噴いたりと大忙しです。

昨年の来日公演では蜘蛛型のセットが登場し、ワイヤーで頭上に釣り上げられたジーンが血を吐くという姿を見せましたが、地獄のバンドといいながらなぜか明るく楽しいのですから不思議なものです。

アイアン・メイデンの象徴、エディ君は『進撃の巨人』風にステージに登場

画像5▲とにかくセットがすごいアイアン・メイデン!

アイアン・メイデンのステージにはエディ・ザ・ヘッド・通称エディというキャラクターが登場します。エディはデビュー時からのバンドのキャラクターとしてジャケットに採用されているのでご存じの方も多いはずです。

ステージ上に現れる巨大なエディを見て、何かを思い出す人もいるはずです。そう、人気漫画でアニメ化され今年、実写映画化もされる『進撃の巨人』です。こんな奴に追いかけられたら、恐怖のあまり食べられた方がマシ!ってなっちゃいますね。

日本でも派手な演出やセットは観られますが、生身のインパクトでは9mm Parabellum Bulletのギタリスト、滝善充に出るものはいないのではないでしょうか?ギターを高く掲げて所狭しと暴れまわりながら弾く姿は、すごすぎて思わず笑ってしまうほどです。

以前テレビ出演して演奏した際には、初めてみた多くの人が「あれはなんだ!?」と書き込みネットでも話題になりました。一度ぜひ生でみてもらいたいものです。生身の人間が魅せるパフォーマンスが一番面白いのです!

文・okamoto

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