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エフェクターに使うパワーサプライをどう選ぶ?~電池?アダプター?

あなたはパワーサプライを使っていますか?たくさんのエフェクターを使用するギタリストには必要不可欠なアイテムですよね。さまざまなモデルが販売されているパワーサプライですが、一体何を基準に選べば良いのでしょうか?

 

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あなたは電池派?それともアダプター派?

DC Station Ver3▲CUSTOM AUDIO JAPANのAC/DC Station Ver3。定番中の定番(画像1)

まずは「電源供給方法」についておさらいしておきましょう。エフェクターに電源を供給する場合、一般的には「電池」と「アダプター」といった2種類の方法があります。長方形の「9V電池」と、「9Vアダプター」のことです。

結論として、「音が良いのは電池」です。アダプターは電圧が不安定なので、ノイズはもちろんのこと、物によっては音が劣化する場合もあります。

とはいえ、電池が素晴らしいサウンドを弾き出すのは「最初だけ」です。消耗品なので、使っていくうちに音も劣化していきます。それに対してアダプターは電源を常に供給しつづけることができる訳です。

一長一短ですね。「俺は電池しか使わない」というギタリストもたまにいますが、正直言って「非効率的」だと筆者は思います。ライブ毎に電池を交換しなければならないので、経済的にも大変です。

ただ、アダプターは1台のエフェクターにしか電源を供給することができません。そこで登場するのがパワーサプライです。画像1のAC/DC Station Ver3のような機材を一度は見たことがあるでしょう。

いずれにせよ、エフェクターの電源供給にはパワーサプライがオススメです。音質にこだわるのはギタリストとして当然ですが、電池は安定性と信頼性に欠けると筆者は考えています。

自分のボードに合わせたサプライ選びをしよう

ProvidenceのProvolt9▲日本が誇るProvidenceのProvolt9。独立型のサプライ。(画像2)

PEDAL POWER 2PLUS▲VOODOO LABのPEDAL POWER 2PLUS。プロ御用達。(画像3)

パワーサプライを導入する場合、まず注目したいのが「使用するエフェクターの消費電力」です。各ペダルの消費電力をすべて賄えるサプライでなければならないのです。意外と見落とされがちなので、必ずチェックするようにしましょう。

単純な話、「数が多ければ多いほど消費電力は増える」ということになります。そして、たくさんの電源を安定して供給できる製品は「高価な物が多い」ということにもなります。

サプライには出力できる電流の合計値が決まっています。画像1のAC/DC Station Ver3は「450mA」まで供給することができます。使いたいペダルに接続した際、消費電力の合計値が450mAを超えていなければ大丈夫です。

ただ、容量をギリギリまで使ってしまうと、「安定した供給ができなくなる」ことがあります。なので、最大容量の「3/4」程度に収まるようにした方が良いです。450mAの場合、3/4だと「337.5mA」ですから、350mAを目安に接続するようにしましょう。

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また、消費電力もデジタル回路の方がはるかに大きいです。たとえば、ボスのDS-1がありますよね。アナログ回路のDS-1の消費電力は「4mA」です。それに対して、デジタル回路である後継機種のDS-1Xの消費電力は「45mA」です。単純計算で10倍以上の電気を使う訳ですね。

ご覧のようにデジタル回路は多くの電気を必要とします。デジタル回路のペダルをたくさん使っている方は、ペダルの消費電力とサプライの最大容量を細かくチェックした方が良いです。

ちなみに、デジタルとアナログを混在するとノイズが出ることをご存じですか?使うエフェクターがすべてアナログ回路なら問題ありません。ただ、リバーブやディレイのように、デジタル回路のモデルを1つ接続するだけ、ノイズが目立つようになります。

混在させながらノイズをなくすためには、「すべてをアダプターで賄う」、または「独立型のサプライを使う」をするしかありません。

画像2のProvolt9は「100mAの9V出力端子を6つ」搭載しています。Provolt9は「独立型」なので、アナログ回路とデジタル回路を混在させてもノイズが発生しません。プロ御用達の画像3、VOODOO LAB製のサプライも同様です。

各端子が独立しているので、サプライ全体ではなく、端子毎に最大電流容量の値があるという訳ですね。」Provolit9の場合、「100mAまで供給可能な9V端子を6つ」搭載しています。

100mAもあれば大半のエフェクターは安定して動作することでしょう。このような独立型は高機能な半面それなりのお値段がしますが、非常に長く使えるので買って損はないと思います。

筆者オススメのパワーサプライを紹介。中には画期的な製品も?

One ControlのDistro▲One ControlのDistro。国産なので信頼性も高い。(画像4)

POWER TANK▲エレクトリックハーモニクスから、POWER TANK。(画像5)

最後に、筆者が個人的に注目している製品を紹介したいと思います。画像4は最近話題の国産ブランド、One ControlのDistroです。パワーサプライにしては珍しく、カラーバリエーションがあることが特徴です。かなりコンパクトなので、ボード内で幅を取りません。

2Aの電源アダプターを使用、9V端子が8つ、12Vから18Vに可変する端子を1つ搭載しています。驚くことに、「本体はアルミ削り出し」となっており、不要なノイズを極限まで遮断するとのこと。国産のこだわりが見える、非常に優秀なサプライです。

画像5はエレハモから販売されている、「充電式のパワーサプライ」です。その名もPower Tankといいます。電池とサプライを足して2で割ったような製品ですね。

ただ、この製品がすごいのはそれだけはありません。「充電しながら使う」こともできるのです。充電を忘れても、アダプターを繋ぎながら使える訳です。ありそうでなかった、画期的な製品ではないでしょうか。

パワーサプライの仕事はエフェクターに電源を供給することです。しかし、それはもう「あたりまえ」になっています。それに加え、いかにノイズを減らして音質を向上させるかがポイントになっているようですね。

今後、どんな製品が出てくるのか楽しみです。

By黄昏症候群

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