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ライブであなたのバンドが目立つためのファッションを真剣に考えよう

ロックバンドに必要なものはなんでしょうか?演奏力、楽曲の良さ、パフォーマンスももちろんですが、見た目のカッコ良さが重要です。デヴィッド・ボウイ顔負けのファッションセンスだったら、きっとライブでも誰よりも目立てるはず!

 

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ビートルズのようなコスチュームバンドにするには意思統一が必要

不良扱いのビートルズ▲ビートルズは見た目がどんどん変化していきました。 音楽とファッションの関係で一番最初に頭に浮かぶのは、ビートルズの髪型や服装です。いまから見ればまったく大人しいですが、60年代当時からすると「男のくせになんていう長髪なんだ!?」と不良扱いです。 もともと革ジャンでリーゼントだったビートルズですから、むしろデビュー当初のスタイルはまともになったといえると思うのですが、時代というのは不思議ですね。 デビュー当初のマッシュルームカットやおそろいのスーツ姿を真似するにはバンドの意思統一がないと大変ですが、デビュー前のリーゼントスタイルならば革ジャンさえあれば真似できそうです。60年代風の音楽を演奏しているならぜひ参考にしてみましょう。 ビートルズもそうですが、バンドマンの服装として古くから現在まで取り入れられているのがモッズファッションです。モッズとは1960年代のイギリスで生まれたカルチャー、ライフスタイルです。 音楽とモッズの関係はもともと1950年代のモダンジャズから始まっています。クールな音楽としてクラブでジャズが親しまれ、徐々にR&Bに移行していったものがブリティッシュロックへと変化していきました。

モッズっていう言葉がなんだかすでにイカしてる気がします

アイドルっぽいスモール・フェイセズ▲なんだか見た目がアイドルっぽい感じのスモール・フェイセズ。 そこから生まれたのがザ・フーやスモール・フェイセズ、キンクスといったグループたちです。この頃の彼らのスタイルはモッズとしてひとつのジャンルとしてくくられています。 モッズコート、ストライプの三つボタンのスーツ、スリムなパンツなどが具体的なアイテムですが、モッズの象徴である赤・白・青の丸で出来たロゴマークのTシャツを着るだけでも充分ブリティッシュロック好きが伝わると思います。

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もっと派手なバンドにしたければ、グラムロックはいかがでしょうか?単純なビートの音楽をグラマラスな見た目で魅きつけていたバンドたちは、プログレやハードロックのような演奏技術に焦点が当てられていた時代にファッション性で反抗していたともいえます。 ボーカリストはT・レックスのマーク・ボランやデヴィッド・ボウイのように化粧を施してステージに立つのもおもしろいでしょう。メイクすることで普段の自分とは違う人格を手に入れてパフォーマンスできるかもしれません。

デヴィッド・ボウイはいまどんなファッションをしているのか気になる

奇抜なメイクのデヴィッド・ボウイ▲歴史に残るデヴィッド・ボウイのアーティストとしてのセンス グラムは音楽性というよりはファッションに重点が置かれているといってもいいので、音楽のジャンルは問わずに格好を真似しても問題なし。ちょっと異様なくらい派手なメイクをしてみてもライブでは全然おかしくありません。 90年代以降の音楽が好きならばグランジ、オルタナティブが生んだアーティストがしていた格好を参考にしてみましょう。

汚い服でもグランジと言い張れば通用しそうな文化に万歳

ダイナソーJrの3人▲ダイナソーJrの3人。こんな感じで気楽に爆音を出すのがグランジです。 ニルヴァーナを始め、ダイナソーJr、ソニック・ユースなどの格好を見て貰えばわかるように、グランジの語源「薄汚い」というとおり、だらしない格好でも「これはグランジなんだ!」と言い張れば通用する便利なジャンルです。 カート・コバーンなんてパジャマでステージに上がっていたこともあります。カーディガンなんて羽織ろうものならオシャレに見えたくらいです。一番安上がりなのはこれかもしれないですね。 よく女性誌で「ロック系コーディネート」なんていうと必ず出て来るのが革ジャンにツンツンヘアの女の子。やはりパンクスのイメージが強いのでしょう。 20代までなら良いですが、30代以上で髪を立ててパンキッシュなスタイルを見せるのはちょっと恥ずかしいような気もします。もちろん生涯パンクスのポリシーを持っているなら問題なしですが。 しかし、こうして見てみるとやはり痩せていることがロック系ファッションの最低条件のような気がしますよね。う~んなんだか落ち込んできた…というあなたを救うのはヒップホップです! おデブが救われる唯一のアイテムはダボっとしたパンツにゆったりとしたパーカー、キャップです。無理してスリムなスーツを着たりピタピタなシャツを着るよりも、こちらの方が絶対カッコ良く見えます。 変に似合わない格好をして演奏に支障が出ないとも限りません。よほどのバンドコンセプトがない限り、自分が似合う服装でライブに臨みましょう。「太ったらヒップホップ」これで決まりです。 文・okamoto スポンサーリンク


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