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バイク駐車場投資がいま狭い土地活用法として注目を集めています

2014.03.04

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バイク駐車場は狭い土地でもできる土地活用として、最近注目を集めています。

ここではバイク駐車場で必要となる設備をタイプ別に紹介します。

ボックスタイプ

コンテナのようなものです。

形態は車のガレージとまったく同じで、あのサイズが「バイク1台分」になったものです。

ボックスの中に入れるので悪天候からバイクを守ることもできますし、シャッターを占めるのでセキュリティも万全です。

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セキュリティだけならスタンドタイプなどもロックを強化すれば大丈夫です。

しかし、それらのタイプよりボックスが有利なのは「イタズラも防げる」ということです。

バイクの被害は盗難だけではなく、イタズラもあるのです。

イタズラをしたがる人の心理はよくわかりませんが、いかにもオーナーが大事にしていそうな高いバイクを集中的に狙う、というイタズラは多いようです。

タイヤに穴を開ける、車体に傷をつける、落書きするなどいろいろありますが、これらの手口を完全に防ぐためには、ボックスを利用するしかありません。

なので、一定以上高額なバイクに乗っているオーナーさんは、ボックスタイプの駐車場を好む傾向があります。

そのため、大々的に経営しているバイク駐車場では「ボックス400室」など、ものすごい規模で揃えています。

なお、価格の目安は1台分で30万円前後です。

スタンドタイプ

自転車の駐輪場でもよく見られるものです。

壁などは一切なく、地面に車輪をホールドする金具がついています。

シンプルな装置なので料金もリーズナブルです。

セキュリティはボックスと比較すると弱くなりますが、ホールドする装置を強化することで、セキュリティ性能を高めることができます。

価格の目安は2台分で15万円前後です。

プレートのみタイプ

バイク駐車場は地面に金属のプレートが敷かれています。

これは別になくてもかまいません。

実際田舎の駅前駐車場などの場合、むき出しの地面の駐輪場で「1ヶ月4000円、詳しくはお電話で」などと書かれています。

なので、絶対必要というわけではないのですが、本格的にバイク駐車場を経営したいのなら、あった方がいいです。理由は、

・見栄えがいいので利用者が集まりやすい
・本気で運営しているのが伝わるので、盗難被害に遭いにくい

というものです。

スタンドをつけるお金はない、でも本格的なバイク駐車場にしたい、と考えている場合はプレートだけでもつけるといいでしょう。

これだけでもバイク駐車場っぽくなるのでおすすめです。

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プレートのみのバイク駐車場のセキュリティは、主にオーナーさん自身で行います。

両側にあるスタンド(柵)にキーチェーンで固定したり、路上でも使うタイプのロックで鍵をかけたりします。

ボックスやスタンドに比べるとセキュリティは弱いですが、それでも町中で買い物などをする時の駐車はいつもこの方法なわけです。

一応それで問題ないのですから、監視カメラなどがついているバイク駐車場であれば、さらに安全なのは間違いありません。

なので、これだけでも盗難確率はぐっと減るので、大方のオーナーさんはこれでも安心します。

バイク愛好家のようなオーナーさんの場合は不足でしょうが、普通のオーナーさん向けのビジネスをするのであれば、こうしたプレートのみの設備で駐車場代を安くした方が喜ばれるかも知れません。

価格の目安はクオリティ、業者さんにもよりますが、割と広範囲のプレートで12万円前後です。

移動式ボックスタイプ

これは、車輪がついて移動できるタイプのボックスです。
普通のボックスは一度設置したら動かすのが大変ですが、このタイプは簡単に押して移動することができます。

これはメリットもあればデメリットもあります。

メリットは駐輪場のレイアウトがしやすいことですが、デメリットは「盗む側も移動させやすい」ということです。

何らかの方法でセキュリティさえ外してしまえば、あとはボックスを移動させて、人目につかない場所でゆっくりとシャッターをこじ開けることができるわけですね。

そのような移動ができない立地であれば導入してもリスクはないですが、近隣の人口が少ないなど、「移動してゆっくり盗難」がしやすい環境なら、これはむしろ導入しない方がいいでしょう。

価格の目安は1台分で53万円前後です。
(普通のボックスの倍近いですね)


■結論:高ければいいとは限らない

プレートのみタイプの部分でも書きましたが、設備は必ずしも高ければいいとは限りません。

たとえば都心部などの盗難の多い場所であれば、セキュリティはかなり厳重にした方がいいでしょう。

その分料金は高くなりますが、都心は人口が多いので高収入の人々もそれだけ多くいます。

なので、高い料金設定でもお客さんを確保しやすいのです。

一方田舎の場合、そこまで高い料金を払えるお客さんの数は少ないです。

また、セキュリティをそんなに厳重にする必要もありません。

極端な話、先にも書いたような何もない駐輪場で「バイク1ヶ月5000円」というように「適当に」始めてもいいのです。

要は臨機応変ということです。

これはバイク駐車場にかぎらず不動産投資でもビジネスでもすべてで言えることなので、ぜひ意識していただけたらと思います。

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