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医療行為を行うことができる特定看護師ってどんな人

2013.12.26

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今や看護師は、認定看護師や専門看護師以外にも特定看護師という新たな存在が出てきました。

現時点では、特定看護師を仮称としていますが、看護師の役割が拡大するのは、すでに予想がついてきています。

それは、日本の医療の現状に関係しています。つまり、医療の高度化や高齢社会に対する策略と考えてよいでしょう。

つい最近のニュースですが、2013年11月8日、医師の具体的指示がなくとも、看護師が一部の医療行為ができる制度を創設することを厚生労働省が決めました。

具体的には、褥瘡(じょくそう)などの壊死した部分の切除をしたり、高カロリー輸液を調整したりなど、医師が主に行っていた41の行為です。

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社会が求める医療の質と看護の質

現在は高齢化社会で看護師不足が続いているといわれています。その対策として潜在看護師の復帰や看護学校の造設などにより、今後は看護師の飽和状態が訪れるのではないかといわれています。

つまり、現在では看護師が足りないからと言って、優遇されていた部分がなくなり、看護師になることが難しくなるということです。

したがって、看護師が確保できるようになった時期が訪れた場合、社会は何をニーズとするか、それは医療の質、看護の質でしょう。

そうなってくると、看護師として何を前に出すかという問題に直面するかと思いますが、やはり専門性とキャリアだと思います。

現在でも、看護師の中では、看護部長や科長のようにキャリアを積んだ方々がいらっしゃいますが、管理職ではない別の角度でみると、認定看護師や専門看護師の存在は重要だと言えます。

特定看護師に期待すること

このように資格社会とも呼ばれる中で、看護師の中でも細分化されると、特定看護師はかなりのキャリアを有することでしょう。

もちろん、特定看護師になるためには、医療行為を任されるわけですから、それなりの責任とともに、看護の先駆者として働く必要がありますね。

医療行為に染まることなく、看護を志す強い意志と豊かな感性を持ち合わせた方に、ぜひこれからの看護を支えていってもらいたいです。

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