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ライブハウスを経営したい!~アコースティック・ライブカフェの実例

ピアノのライブのイメージ

「ライブハウスを経営したい」と思っている音楽好きの方は多いでしょう。

しかし、飲食店や美容院などの経営と違い、書籍でもネットでも情報が少ないのがライブハウス経営。

しかし、探してみるといくつかリアルで参考になるレポートも見つかるものです。

ここでは、リクルートが制作するサイト「アントレ.net」で紹介されていた、東京都杉並区のアコースティック・ライブカフェ「アルカフェ」さんの事例を紹介させていただきます。

【参考ページ】
先輩たちの独立事例集No.111「アルカフェ」

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東京でアコースティックなら、開業資金は654万円

これはあくまで一例ですが、アルカフェさんの開業資金は654万円だったそうです。

開業時に資金がかかる主な部分について情報をまとめると、

・人件費…なし(開業者の佐々木典子さんのみ)
・物件…元美容室(荻窪駅から徒歩2分)
・内装工事…あり。美容室の器具などもそのままの状態から(つまり、内装に関してはかなり不利な状態だった)
・楽器…デジタル・ピアノ、ドラムなし、小型で高音質のPA機器など

…という感じです。

楽器はロック向けのライブハウスと比べると、アコースティックなので当然少なくなります。

機材でゴチャゴチャしていない分、空間もおしゃれに演出できますし、何よりコストが抑えられるというのがいいと思います。

ライブハウスや飲食での仕事経験はなし。開店前に2ヶ月修行

ごきげん演奏
オーナーの佐々木さんは、ライブハウスや飲食店で働かれたことはなかったそうです。

なので、その修業をするために開店前にライブハウスで2ヶ月修行したとのこと。

そのライブハウスはオーナーさんが一人で運営されている所で、佐々木さんもお一人で全てやられるつもりだったので、そこを選ばれたそうです。

時間に制限がないのであれば、どんなライブハウスで働いても学ぶ所があったでしょうが、2ヶ月という限られた時間で修行するなら、自分が運営したいスタイルに直結しているお店で学ぶのがベストでしょう。

実際、そのライブハウス「クラスタ」のオーナーさんのお仕事を見ながら、ハウス内での動線、接客の仕方、出演者の迎え方、経営に関する業務など、あらゆる場面での人との接し方やお仕事の進め方を学んだそうです。

何か事業を始める時、日本では人件費が特に高い固定費になります。
(業種にもよりますが、大抵は人件費が特に高い項目です)

それを削減するために、すべて自分でやるというのは合理的な方法。

「まずは小規模でもいいから、とにかくライブハウスを開業したい」という方は、一度こうした「オーナーさん一人のライブハウス」を見に行ってみるといいでしょう。

内装工事は2ヶ月で完成、アクシデントを逆に活かす

内装工事は2ヶ月かかったのですが、それと並行して、上に書いたクラスタでの修行を始められたそうです。

この期間、ただクラスタで修行しているだけではなく、

・昼間は内装工事の現場チェック
・WEBなどで出演者の募集
・サイトの運営

などをされていたそうです。

内装工事については、下のようなアクシデントがありました。

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・柱が撤去できなかった
ライブハウスは広い空間があるのが普通で、その真ん中に柱があったら当然ながら邪魔です。

そのため、柱を撤去したかったのですが、構造上できなかったそうです。

苦肉の策で、柱の周辺はテーブル席ではなく、和風の座敷にすることで、かえってアットホームな雰囲気になり、他のライブハウスにはない味が出せたとのこと。

「ライブハウスはこうでなきゃ」ということにこだわらなければ、内装のハンディも逆に味に変えられる、ということですね。

・何度も雨漏りした
私がいるインドの物件では日常茶飯事ですが、日本の物件でも雨漏りがあるのだな、とこれを読んで少し驚きました。

もちろん物件の値段にもよるでしょうが、雨漏り対策など建築物についての知識も多少持っておくといいかも知れません。

日頃のオーナーの注意によって、建物の劣化を防げる部分が、たくさんあるでしょうから。

…その他にも色々なアクシデントやトラブルが書かれていますが、ブログの記事を読んでいくと、おそらくリアルタイムで詳しく書かれていると思うので、本気でアコースティックのライブハウスを開きたい方は、チェックするといいかと思います。

リアルタイムの開業記録は、後々の人の大きな参考になる

ブタさんのライブ
アルカフェさんは、開業の7ヶ月前からブログをつけ始めています。

事業計画書を書いたり、物件を探したりしている時期ですが、この時期からほぼ毎日ブログをつけられているので、ライブハウスの開業を仮想体験することができます。

一番最初の記事はこちらです。
ここからどんどん読んでいくと、ライブハウスの開業に自信がない方でも、やればできる気がしてくるのではないかと思います。↓

アルカフェブログ・店主日記(2006年5月4日)

最初の記録を、恥ずかしがらずに残すといい

自分は今のところ、ライブハウスを開業する気はありません。

しかし、別の事業をいろいろ考えているので、この「最初の記録を残す」というのがすごくいいなと思いました。

すでに何かをやっている人のブログならカッコイイけど「これからやります」的なブログはカッコ悪いというか、今の自分のレベルの低さを直視することになって嫌になったり…。

でも、ずっと続けていって計画が形になると、そのレベルの低かった時期のブログやサイトが、多くの人の参考になるんですね。

頭ではわかっていたことですが、こうして人の「開業前」の生の日記を拝見して、あらためて感じました。

レベルが低くてもいいので「今できることを、何でもいいからやってみる」というのは大事なんですね。

ライブハウスを開業したいという方も、その他の事業を始めたいという方も、参考にしていただけたら幸いです。

                        

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