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スタッドレスタイヤの基礎知識 – 意味・歴史・チェーンの併用など

スタッドレスタイヤ

車を運転している人であれば、スタッドレスタイヤの名前は当然知っていることでしょう。

しかし、その名前の意味や使い方は正しく知られていない部分が多くあり、一部で間違った知識も広まってしまっています。

ここでは、そんなスタッドレスタイヤに関する基礎的な知識を紹介します。

「スタッドレス」の意味は?

そもそも、「スタッドレス」の意味を知らないという人も意外と多いようです。

スタッドというのは「スパイク」のことです。

それが「レス」ですから「スパイクのないタイヤ」ということです。

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一定以上の年齢の方なら、昔の車は積雪対策としてスパイクをつけて走っていたということを記憶していると思います。

このスパイクは雪道や凍った路面の上でも踏ん張ることができるため、滑り防止に非常に効果的だったのですが、その反面、「雪が溶けた後」で問題がありました。

つまり、雪のない普通の路面を、スパイクによって削ってしまうということです。

これによって、削られた路面が粉塵となり、深刻な大気汚染が起こりました。

この問題を解決するためにスパイクタイヤの代わりとして開発されたのがスタッドレスタイヤです。

スタッドレスの技術が確立してからは、スパイクタイヤは禁止されるようになりました。

チェーンは要らない?

実は、スタッドレスタイヤを装着している車でも、状況によってはチェーンは必要です。

具体的にどんなケースかというと、

・急な坂道を走る時
・高速道路を走る時

です(もちろん、両方積雪時です)。

「急な坂道」の定義はあいまいですが、自動車学校で「坂道発進」の練習をしたことがあると思います。

マニュアル車のブレーキを離してしまったら、そのまま後ろに下がっていってしまうような角度の場所です。

あの時を思い出して「このくらいの角度だったな」と思うような坂道にさしかかったら、スタッドレスタイヤであってもチェーンを装着するようにしましょう。

(もっとも、雪が積もっている時にそのような場所にさしかかったら、大抵の人は早めにチェーンを取り出すか引き返すかするかとは思いますが…)

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高速道路についてはそのままで、高速に入る前から準備しておいて、そのまま高速に入ります。

「出先からの帰りだったのでチェーンタイヤを準備できなかった」というケースもあるかも知れません。

それによって交通事故が起きたら自分の責任になってしまうので、雪国など積雪が予測される場所に出かける場合には、やはりチェーンは準備しておきましょう。

スタッドレスタイヤは駆動輪だけでいい?

スタッドレスタイヤの装着でたまにある間違いとして、「駆動輪だけにつけている」というものがあります。

実は、車の4つのタイヤはすべてが動いているわけではありません。

国産車の場合「前の2つのタイヤだけが動いている」というものが多いのです。

もちろん、後ろの2つのタイヤも「回転」はしています。

しかし、これは「自分で動いている」のではなく、あくまで「車体が動いたから一緒に動いている」というだけであり、自らの力で回転しているわけではないのです。

エンジンとつながって、自らの力で回転するタイヤを駆動輪といいますが、国産車の場合、前の2つのタイヤだけが駆動輪である「前輪駆動」が主流となっています。

なまじこうした知識のある人の場合、「駆動輪だけにスタッドレスタイヤをつければいいんだろ」と考えてしまい、そこだけにしてしまうということがありますが、これは間違いです。

確かに後ろの写真は自らの力では動いていませんが、それでも地面と接していることは確かであり、このタイヤが「踏ん張ってくれるかどうか」は、車体の滑りやすさを軽減する上で、非常に重要なことだと言えます。

そのように少し考えれば「駆動輪かどうかと、スタッドレスは関係ない」ということに気づくでしょう。

なので、前輪駆動だろうと後輪駆動だろうと、スタッドレスタイヤは4ヶ所すべてに装着しないといけないのです。
(ちなみに、4つのタイヤすべてで動く車は4輪駆動といいます。雪国では、雪に埋もれないように馬力を要求されることが多いので、4輪駆動の自動車に乗る人が多いです)

チェーンの装着の仕方は、念の為に修得しておこう

今回紹介した知識の中で一番重要なものは、「積雪時にはスタッドレスタイヤでもチェーンが必要とされる(ことがある)」ということです。

それ以外の部分は知らなくても何とかなりますが、これだけはいざという時、できないと困ります。

雪国の人は当然ですが、雪国に住んでいなくても、スキーなどで出かけたり、何かのきっかけで積雪時に高速道路を使わなければいけない(あるいは、急な坂道を走らなければいけない)ということはあるでしょう。

そのような時に「チェーンを使わないといけない」というルールは知っていても、装着の仕方を知らないというのでは困ってしまいます。

そして、意外とチェーンの装着の仕方は、知らない人が多いのです。(特に女性はそうでしょう)

上のようなケースに備えるためにも、一度チェーンの装着を復習しておくことをおすすめします。

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