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ヴァイオリンを大人が始めるなら~大正琴を使った目からウロコの練習法

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ヴァイオリンは楽器の中でも最も難しいと言われるものの一つです。

この楽器の微妙な音感に適応してプロになるには、3才~5才には始めていなければいけないとも言われるくらい、小さい頃からの経験が必要な楽器です。

これを大人になってから始めても、まともに演奏できるようになるにはかなりの時間がかかります。

しかし、それはヴァイオリンを「普通に」弾こうとするからで、「初心者向けの方法」から入れば、もっと簡単に弾けるようになります。

ここではその「初心者向けの方法」を紹介します。

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「大正琴の弓奏」から入る

大正琴は知っている方も多いと思いますが「ピアノとギターの中間」のような楽器です。弦を弾いて音を出すのはギター(正確は琴)と同じですが、「左手で弦を抑える動作」はピアノと同じです。

大正琴

左手の方に数字が書かれたキーがついていて、そのキーを押すと、その音階を出す弦の抑え方ができるということです。

このキーを押しただけでは音は出ません。
このキーで「弦を押さえた状態で」右手で弦を弾くと音が出ます。
(ギターに触ったことがある方なら、すぐにわかると思いますが)


弾かずにヴァイオリンの弓で演奏する

大正琴の原理は上のようなものですが、「左手のキーで弦を抑える」という部分はそのままにします。

そして、今までは「右手ではじく」という音の出し方だったのを「(右手で)ヴァイオリンの弓を使って演奏する」という方法にします。

そうすると、音色はヴァイオリンに近い音になり、演奏も簡単にできます。
ヴァイオリンで苦労する「左手の運指」を、ピアノのように簡単にできる点がポイントです。

ピアノのように両手を使って弾こうとすると鍵盤も大変ですが、大正琴のように「片手だけ」なら簡単です。これでまず、ヴァイオリンの難しい点のうち「左手の運指」はクリアできるわけです。


右手の弓奏だけクリアすればいい

あとの課題は右手の弓奏の微妙なタッチです。
実はこれが意外と難しく、初心者がやるとギコギコとのこぎりを引いたような音しか出ません。

最初のうちは「ドー、レー」と音を伸ばすだけでもかなり苦労すると思います。
弓に松脂を塗るところから初心者は苦労の連続なので、弓奏をマスターするのはかなり大変なのです。

普通のヴァイオリンの場合は、これに運指まで加わるので、一般の人が簡単に演奏できないのは当然なのです。

運指がなくなるだけでもかなり楽になるので、初心者の方はまず、大正琴の弓奏から入るのをおすすめします。

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大正琴の弓奏の、弦はどうする?

これは最初から張ってある大正琴用のものでも大丈夫です。
大正琴の世界にはもともと弓奏という技はあるので、普通の弦でもそのまま演奏できることがほとんどです。(弓や松脂は買う必要がありますが)

もちろん、この弦をバイオリン用の弦に変えると、より演奏しやすくなります。
(ただ、張替えが最初のうちは大変かも知れません)

お金に余裕があれば、「ヴィオリラ」もおすすめ

「ヴィオリラ」はヤマハが開発した楽器で、10万円程度の価格で買うことができます。中身は大正琴と同じですが、外見がよりおしゃれで、弓奏などがしやすくなっています。

ヴィオリラ

ヴィオリラは、「はじく」「弓奏する」「バチで弾く(木琴のように)」という3種類の方法で演奏することを想定されており、これなら弦の張替えをしなくても、最初からスムーズに弓奏に入ることができます。

また、外見がおしゃれで名前も大正琴よりカッコいいので、人に「ヴィオリラやってます」という時も何となくイメージがいいです。

特に若い人の場合、「大正琴やっています」より断然「ヴィオリラやっています」の方がいいやすいと思います。

お金が10万円程度かかるのがネックと言えばネックですが、そこさえクリアーできれば、大正琴の弓奏よりヴィオリラにをおすすめします。

アンプにつなげるので、音量の調整もしやすくなっていますし、ライブではエフェクトをかけることもしやすくなります。

弓奏に慣れたら、バイオリンに移行しよう

このように大正琴やヴィオリラで右手の弓奏に慣れたら、ヴァイオリンに移動するといいでしょう。その頃には右手の問題がクリアできているので、左手の運指だけに集中すればよくなります。

音感もすでに発達していますし、左手で弦を抑える原理ももう体がわかっているので、あとはヴァイオリンの狭い間隔に対応すれば弾けるようになります。

もちろん、こうしたステップを踏まずに最初からヴァイオリンに挑戦してもいいのですが、ほとんどの初心者の方は挫折してしまうというのが現実です。
(自分も18才の時に初めて買って挑戦し、挫折しました。笑)

「一つずつステップをクリアしていく」というのはヴァイオリン以外でも何でも大切なことなので、このような考え方をしていただくのもいいかと思います。

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