Global Information site~siruzou

これがバンド名なの!?~「忘れらんねえよ」「水中,それは苦しい」

22-4-01 01

最近、変な名前のバンドが増えてるって知ってますか?「えっ!?これってバンド名なの?」と思っちゃうような変わったミュージシャンたちを紹介しちゃいます。きっとあなたをトンデモナイ世界に連れていってくれますよ!

スポンサーリンク

今や邦楽も洋楽も関係ないんです!洋楽への憧れは今の若いバンドマンには見当たりません

22-4-01 02▲洋楽上位意識というのはすでに今の時代のミュージシャンにはないようです。

以前までは日本のロックは洋楽からの影響を受けていたというよりは「いかに洋楽に近づけるか!?」がテーマだったとさえ言えるのではないでしょうか。

それがゆえに、当然バンドにつける名前も英語になることが多かったのだと思いますが、正直英語のバンド名ってなんか恥ずかしいというか、こそばゆい感じもありますよね。そこで開き直ったかのように個性的なバンド名が増えてきたのではないかと思います。

「変なバンド名」の代表格は「忘れらんねえよ」です。2008年に結成した彼らのバンド名はボーカル柴田によると「次にバンドを組むとしたら名付けようと思っていた」という漠然としたもの。

そのバンドは名のインパクトだけではなく、実にメロディアスな楽曲を聴かせるバンドです。ライブの楽しさにも定評があります。

外れはないと言っても良いほど素晴らしいライブを繰り広げており、昨年末には恵比寿リキッドルームワンマンもソールドアウトさせました。

20年前なら、ここまでタイアップが付いたら多分武道館ライブやるほど売れているはず

22-4-01 03▲名前は変わっているかもしれませんが、本人達も変わってます。でも音楽は最高!

昨年はテレビアニメ『はじめの一歩 Rising』の主題歌や求人情報サイト『マイナビバイト』のCM曲を担当するなどタイアップも多く一般的知名度もアップしています。ライブでの熱いMCで伝えているバンドがビッグになる夢を着々と実現しようとしている実力派です。

「N’夙川ボーイズ」はなんと読むのか困るバンドです。正解は「ンしゅくがわボーイズ」です。「N’」の部分はギター他担当のメンバー、シンノスケの祖母が夙川でやっている喫茶店の名前だそうです。とりあえず「しゅくがわボーイズ」と呼んで問題なしです。

現役トップモデルのリンダ、ロックバンドのキング・ブラザーズのギターとスクリーム担当のマーヤ、元キング・ブラザーズでベースを担当していたシンノスケの3人からなる彼ら。

楽器パートはその日の気分や曲の感じによってチェンジするため、誰がどの楽器担当とははっきり言えません。

大根仁監督の『モテキ』映画版でのラスト近くのフェスのシーンに登場したことで知名度を上げたのは間違いないですが、やはりバンド名が「これなんて読むの!?」と話題になったことも印象付けた理由でしょうか。ライブも最高にエキサイティングなバンドです。

「水中,それは苦しい」って、そりゃそうだろ!というバンド名もあります

22-4-01 04▲見てみ、このツラ!顔もバンド名も本人の名前も最高。メチャメチャ面白い方です。

「水中,それは苦しい」これもバンド名とは思えませんね。ほとんどただの感想です(笑)。前身バンドは「シネシネ団」これはこれでどうかという名前ですが、1992年から実に20年以上活動している大ベテランバンドです。

アコースティックギター、ヴァイオリン、ドラムという珍しい編成で奏でられる音楽は実に個性的なものです。

そのフロントに立つのがボーカル・ギター担当のジョニー大蔵大臣。この名前からして面白いのですが、彼の作る楽曲がまた最高です。「読者モデルに、俺はなる!」「まじんのおのようこ」「マジで恋する5億年前」といったタイトルだけで笑えます。

禁断の曲「おっと!オトタケ」ではあの乙武さんをいじるという内容を歌っていますが、これは本人も公認の曲ですので、一度聴いてみて下さい。最高にくだらないです!

ライブでもリハーサル段階からPAの人を笑わせることに全力を注ぐ等、実に面白いステージを展開しますが、最後に演奏される最新アルバム表題曲であり、谷川俊太郎「詩人の墓」にインスパイアされた曲「芸人の墓」では、徐々にシリアスになり最後には感動します。

ちなみに僕はイベント取材のバックステージでお話させて頂いたことがあり、名刺を頂戴しました。もちろん、バッチリと「ジョニー大蔵大臣」と書かれた名刺です。貴重ですね、これは!

名前の通り、不思議な雰囲気を漂わせている女の子がボーカルのバンドです

22-4-01 05▲カラスは真っ黒なはずなんですが、この方の前では白くても良いという気持ちになります。不思議。

女性ボーカルを擁する若手バンド「カラスは真っ白」も変わった名前ですね。世の中の価値観を逆転させるような意味合いがあるのでしょうか?そのサウンドは実にテクニカルな楽器隊がファンキーな演奏をハイレベルで繰り広げています。

ボーカルのゆるふわな声に和みつつも演奏は凄いという、現代音楽シーンのミクスチャーぶりを体現したかのようなバンドです。面白い曲がたくさんあります。

「踊ってばかりの国」は、まさにヒッピー文化を表したようなゆったりとした作風の曲で人気のバンドです。昨年新メンバーを加えて再始動し、ライブを中心に活動しています。

風営法のダンス禁止令に反発した「踊ってはいけない国」や、放射能問題を歌った「セシウムブルース」といった日本の現状を憂う歌を、決してアジテーションするわけでなく音楽で表している彼らの独自の世界観を支持する若者が増えています。

在日ファンクといっても在日韓国人とかじゃないんですよ、これが

22-4-01 06▲ハマケンこと浜野謙太は演技も上手い!バラエティからもお呼びがかかる人気者です。

「在日ファンク」はもうすでにメジャーといっても良いでしょう。星野源らと結成したバンド、「SAKEROCK」のトロンボーン奏者であるハマケンこと浜野謙太を中心に2007年に結成されたバンドです。

在日といっても外国人なわけではないのがこのバンドのややこしいところですが、要はファンクをやる上で日本にいながらやっている立場としての意味を表しているようです。

独自の言語をJBばりのアクションと歌、シャウトで聴かせるハマケンですが、俳優業にも定評があり、映画やテレビドラマにも多数出演しています。このあたりは星野源とも似ていますね。芸達者です。

スポンサーリンク

「あらかじめ決められた恋人たちへ」というメッセージをインスト曲から感じて下さい。

22-4-01 07▲“あら恋”のライブ人気はかなりのもの。カッコ良いバンドです。

「あらかじめ決められた恋人たちへ」というバンドもいます。鍵盤ハーモニカを弾くトラックメイカーの池永正二を中心とした、スケール感のある轟音インスト・ダブ・ユニットです。さすがに名前が長い為、通称・“あら恋”と呼ばれています。

メンバーには現在も「神聖かまってちゃん」の名物マネージャーとして活躍する劔樹人がベースを担当、元ズボンズのメンバーのキム・ニールセンがドラムを担当しています。

都内ライブハウスを中心に活動する彼らもインストバンドでありながら熱狂的な固定ファンを獲得しているバンドです。

音楽をやる理由もさまざまですが、引きこもり的な気持ちを引きずったままバンドで表現をする若者もいます。

22-4-01 08▲ロックバンドをやる人がすべて目立ちたがりとは限りません。

「それでも世界が続くなら」もシリアスな名前ですよね。2013年にメジャーデビューした彼らは、自身の生い立ち、いじめや虐待、家庭環境や病気等をテーマとした楽曲が多く、正直重たいイメージがあります。

ボーカルが人前で歌うのが苦手というのもよくわかりませんが、ライブでもMCが無く、照明もシンプルなものでおこなわれるとのことです。己の性格を乗り越えてでも伝えたいことがあるということでしょう。

「すきっ腹に酒」というバンドに至っては、もはやなんだかわかりません。2007年に結成された彼らは大阪を拠点に東京のイベント等にも出演。名前からして大人しいライブはしないような印象ですよね。

「THE 抱きしめるズ」は2007年に結成された4人組バンドです。20代の感じる世の中と自分の距離を測るような曲をパンク調に歌います。外へ向けてというよりは、自分自身を「抱きしめる」という意味を音楽性から感じました。正直、聴き手を選ぶ感じです。

大阪と東京で付ける名前のセンスの違いって絶対あると思いませんか?どっちが悪いとかじゃないんですけど!

22-4-01 09▲コンテンポラリーな生活を送った結果こんなことに…?

「コンテンポラリーな生活」は関西を拠点に人気上昇中の、男2人女1人のバンド。2012年に「出れんの!?サマソニ」でサマソニ出演を勝ち取り、その後東京でのワンマンライブもソールドアウトさせるなど、ライブハウスシーンでブレイクしました。

タワレコでのインディーズチャートで上位に食い込むなど、今最も注目される大阪のバンドと言っても良いのではないでしょうか。ところでコンテンポラリーってなんでしょう?

「水曜日のカンパネラ」は女性ボーカル・コムアイのユニット名。「カンパネラ」はイタリア語で「鐘」を意味する言葉だそうです。デジタルトラックに乗せてゆるい感じで歌い踊る姿は脱力系ですが、妙な魅力を感じるアーティストです。

ちなみに彼女はなんと鹿の解体が出来る資格を有しているらしく、渋谷のライブハウスでのイベントで実際に鹿を解体する所を披露しています。これはさすがにWEB上にもほとんど掲載されていませんが、ちょっと引くくらいの個性がないと生き残れないんです!

「ぐしゃ人間」という名前からは想像も出来ないうら若き女性がボーカルなんですが、怖い

22-4-01 10▲普通にしていれば良いものを花を食べたりしちゃうのでもうダメ。

「ぐしゃ人間」は2003年7月に結成された女性バンドですが、曲名が「死ね/死んじゃおっかな」といった剥き出し過ぎる激しさで、メジャーにはまったく興味がなさそうな姿勢がインディーズで支持されているようです。

そのボーカル「あう」は結構な美人ですが、うちに秘めたドロドロした感情はパンキッシュな形でしかアウトプットできないようです。見た目とかなりギャップを感じます。

「石橋英子with もう死んだ人たち」は、シンガーソングライター・石橋英子がジム・オルーク、須藤俊明、山本達久、波多野敦子をメンバーに迎えたバンド編成でのライブ時のクレジットです。

ドラマーとしてデビューしながら、さまざまな楽器を操るマルチプレイヤーとして多くの辣腕ミュージシャンと共演を重ねている石橋。プレイヤー同士にしかわからない感覚が「もう死んだ人たち」なんていうネーミングをつけさせているんでしょうか?

このように、既存の英語、カタカナによるバンド名という価値観はまったくなくなっている音楽界。名前で偏見を持たずに、ぜひいろんなバンドを聴いてみてましょう!

文・岡本貴之

スポンサーリンク

Pocket
LINEで送る

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

知る蔵のTwitter~フォーローをお願います

知る蔵グループ関連専門サイト

ページ上部へ戻る