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人類史上に残る偉大な発明の数々とそのありがたみ~数・紙・カレンダー

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身近にある便利な発明品といえば、何を思い浮かべるでしょうか?

電子レンジやスマートフォン、自動車など、生活環境を大きく変えた発明品は、いくつも生活の中に溶け込んでいます。

その中には、ありがたみをつい忘れそうになってしまうほど馴染んでいながらも確実に便利である、「偉大な発明」といえるものがあります。

それらがどのようにして誕生してきたのかを知れば、ありがたみの再確認ができるかもしれません。

カレンダーは偉大な発明です!

暦とは、つまりカレンダーのことです。月日の流れを、都合よく数えることができるように、ルールを決めて区切ったものです。古代エジプトで、ナイル川の氾濫に周期性があると気づいたのが、その始まりだと言われています。

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ナイル川とピラミッド

人類はもともと、狩りや木の実の採集が中心でしたが、そのためには常に場所を移動する必要がありました。やがて農耕をおぼえた人類は、同じ場所へ定住し、農作業を生活の中心とすることになります。

夏や冬など季節の移り変わりや、雨の降りやすい時期などを知ることができたおかげで、農作業には非常に役にたちました。

キリスト教などの宗教が広まると、正しい時間、正しい日の礼拝や祭りのため、より正確な暦が作られました。

しかし、現在は世界中で使われている「グレゴリオ暦」が西暦1582年に作られるまで、知らず知らずのうちに、日にちがずれていたということは珍しくなかったのです。

それには、一年はピッタリ365日ではない、という点がおおいに関係しています。

そのためグレゴリオ暦では、1年を365日としつつも、400年の間に97回(100回ではない)の「366日となるうるう年」をおくことで、一年あたりの平均日数を調節しています。

現代では、同じ時間を寸分のズレもなく共有することで、世界中でコミュニケーションが円滑に進められる、という何ものにも代えがたい恩恵を受けることにもつながっています。

石器時代から鉄器時代への移り変わりに、火は必要だった

火を操る技術もまた、偉大な発明です。火を自在に使うことができるようになったことで、動物の肉を安全に食べることができるようになりました。

多くの動物は火を怖がる性質をもっているため、火を照らすことで、夜間も安全に過ごすことができます。

激しく燃える炎

石を加工した道具が用いられた「石器時代」から、銅とスズを混ぜ、火の力で加工した青銅をあつかう「青銅器時代」さらには、より高度な技術が必要となる「鉄器時代」への移り変わりに、火は絶対に必要なものでした。

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人が火を扱うようになった時期については、はっきりとは分かっていません。一説では落雷などによる山火事から、火を持ち帰り、種火として使いまわしていたのでは、と言われていますが、定かではありません。

火を道具のように使うことができるようにはなりましたが、その正体を人類がしっかりと把握するまでにはもう少し時間が必要でした。

今では当たり前に知られている「物質が酸素と結合する」ことによって火が発生する、ということが発見されたのは18世紀末のことでした。そこからさらに火を使う技術はさらに向上したと言われています。

数を数えなければ人類は成長できない?

人類は、文明のなかで数をかぞえる必要があると、割と早くに気づきました。はるか昔、人類が狩猟をしていた際に、動物の数をかぞえるために「数」がつかわれていました。女性が生理を記録するためにも、数を記録していたようです。

文明が発達すると、数は交易や建設など、あらゆる分野で活用されていきます。三角形と角度が持っている、不思議な関係は、古い時代から建物や土地の大きさをはかるために利用されてきました。

古代ギリシャの建物や、彫刻によく見られる「黄金比」も、数をおぼえ、計算をする能力が発達しなければ、絶対に生み出せないものです。

古代のインドで発明された「0(ゼロ)」という考え方は、特に驚くべきものです。何もない、という状態に対して、数を与え、他の自然な数と同じように扱い、計算の一部に含めることができるようになりました。

実は、「数」や「火」といったものは、人類が使うことがなくても、自然の中にもともと存在していたものです。そういう意味では、発明というよりは「発見」といった方が適切なのかもしれません。

紙や活版印刷が知識を広めた

文字のはじまりは、古代エジプトのピラミッドに刻まれた不思議な記号「ヒエログリフ」や、くさび形のペンで刻まれた「くさび形文字」などがありますが、これらは粘土や石版に、キズをつけることで筆記していました。

石に刻まれた古代文字

つまり文字を書くには、粘土や石を加工しなければならなかったため、エリート層のみに許されたものであり、一般の人々が文字を書くことはほとんどなかったようです。

しかし、「パピルス」や「羊皮紙」など、簡単に筆記のできる「紙」が発明されると、筆記はまたたく間に一般へ広まりました。多くの人が文字に触れることで、文字は書きやすく洗練され、より実用的なものに発達していきます。

このようにして作られた書物は、知識や文化を広めることに、大いに役立ちました。やがて紙を何枚も重ねあわせ、きれいに装丁した知識の集大成「本」が登場します。

当時の本といえば、すべてが手書きです。一冊の本を手に入れるには、家一件と同じほどのお金が必要だったのです。これほどまで高価だったにも関わらず、多くの人が求めていました。

これを解決したのが、15世紀頃、ドイツのグーテンベルクが発明したと言われている「活版印刷」です。

印刷の原板

それまでは、手書きで長い時間と手間をかけて作っていた本が、活版印刷により手頃な価格で広まることになりました。その成果はめざましく、人類そのものの教養レベルを大きく引き上げることに繋がります。

近年になって発明されたインターネットも、知識を広めることに大きく貢献したという意味では、活版印刷に並ぶ偉大な発明といえます。

言語こそ人類最大の発明?

人類とその他の動物との間にみられる、もっとも大きな違いといえば「言語を使いこなす」点でしょう。言語が人類最大の発明だ、と考える学者は少なくありません。

言語を使うことで「いつ」「どこで」などの情報をつたえることが可能になりました。それどころか「暑い」「苦しい」「気味悪い」などの、イメージをそのまま伝えることも可能です。

上記で紹介した紙や印刷技術などの偉大な発明も、「言葉」を伝えるための道具でしかありません。火や電気も「言葉」によって、その使い方を知らされなければ、使うことはできません。

もし言葉がなければ、ヒトは野生動物と同じような生活をしていたでしょう。つまり我々の祖先が、言葉を身につけたその瞬間から「ヒト」になれたのかもしれません。

byヒビタカ

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