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高橋名人にまつわる都市伝説の真相~逮捕された!クスリで死んだ!?

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高橋名人といえば、1980年代にゲーム名人として注目され、当時は人気絶頂だったファミコンの枠にとらわれず、あらゆるメディアで広く知れ渡り、社会現象ともなりました。

その注目度は高く、当時の子どもたちの間ではいくつかの噂が飛び交いました。「高橋名人は逮捕された」「高橋名人が死んだ!」などの都市伝説は、インターネットがないにも関わらず、口コミのみで全国的に広まりました。

これほど噂が広まるほどの注目を浴びた高橋名人は、当時どれほどの人気だったのでしょうか? また噂の真相はどうなっているのでしょう?

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実は警察署の一日署長のオファーを受けただけ

注目を浴びている人物を「一日署長」に就任してもらい、交通安全などをPRすることは現在でもよくあります。近年ではゆるキャラも一日署長に就任する機会が増えているようです。
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当時、人気絶頂だった高橋名人にも、その依頼があったようです。牛込警察署での一日署長という話でしたが、時間的な都合により実現はしなかったようです。

しかし、このことが噂を広めた張本人である子どもたちには、「警察署に行く、つまり逮捕された!」などと、間違った解釈をされてしまったようです。

根も葉もない噂には、高橋名人の得意技「16連射」にちなんだ尾ひれがついて広まりました。

「コントローラーに、連射を加速させるためのバネが仕込まれていた」「手首を痙攣させるクスリを使っていた」「そのクスリを飲み過ぎて死んだ」「コントローラーを連射しすぎたら爆発して死んだ」など、荒唐無稽なものばかりです。

しかし噂はたった半月ほどで全国に広がりました。影響は非常に大きく、高橋名人が所属していたハドソン本社には、業務に差し障るほど、問い合わせが殺到しました。

噂を耳にした高橋名人は、その通りにコントローラーにバネを仕込んでみたことがあったそうですが、バネの厚みによりボタンを押すことすら出来なかった、と後に語っています。

代名詞となった「16連射」本当は意味がなかった!?

高橋名人といえば「16連射」といえるほど、当時はクローズアップされていました。むしろ、彼の人気に乗るかのように「連射」そのものがブームになるほどでした。

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連射ブームが創りだしたおもちゃ「シュウォッチ」は、ファミコンのコントローラーを模したボタンがついた連射速度測定機であり、当時の小学生の間で、連射速度を競い合いました。

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「16連射」とは、一秒あたりに16回ボタンを押すことを意味しています。当時の高橋名人は、実際には17連射も可能だったそうですが、キリが良かったために16という数字が選ばれました。

実は、高橋名人が初めて16連射を実現したゲームソフト「スターフォース」では、1秒あたりのコントローラー検出回数が30回でした。

ボタンを押し、そして離す…という一連の行動を繰り返すのが連射なのですが、1秒あたりの検出回数が30回の場合、最大で15連射までしか検出できません。

しかし連射ブームの影響により、ハドソンのゲーム開発部はスターフォース以降のゲームでは、検出回数を60回に増やすことになります。これにより、以後のゲームでは30回まで連射を検出できるようになり、高橋名人の16連射が現実的に可能となりました。

つい口に出た「ゲームは一日一時間」が本社では問題化

1985年に開かれたイベント「ゲームキャラバン」にて、高橋名人は即興で後世に残る発言をしました。

「ゲームは一日一時間」という発言が出たのは、ゲームのイベント会場に子供だけでなく、親も多く集まるようになっていたことがきっかけだったようです。

高橋名人は、勉強でもゲームでもやり過ぎは良くなく、子供はいろいろなことを経験するべきという信条がありました。この思いが表面化したものとも言えます。

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しかしこの発言は、ハドソン本社では深刻な問題となったそうです。ゲームを販売する側が、ゲームに消極的になれと言っている訳なので、当然といえば当然です。

しかし、この高橋名人の信条は全面的に受け入れられ「ゲームは一日一時間」をはじめ、健全性をアピールしていきます。

映画・レコード…高橋名人人気の凄さ

高橋名人により巻き起こったブームは「連射」だけではありませんでした。「名人ブーム」もその一つです。

高橋名人のライバルを作り出し、いずれ競わせたら面白いのでは?との発想があり、当時はアルバイトとしてハドソンに出入りしていた、高橋名人にも劣らない腕前をもつ毛利氏を急遽抜擢、毛利名人が誕生します。

ハドソンの思惑通り、高橋名人とそのライバルである毛利名人は、どちらが強いのかと話題になります。その決着を付ける舞台として、満を持して公開されたのが「GAME KING 高橋名人VS毛利名人 激突!大決戦」というタイトルの映画です。

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映画だけではなく、音楽レコードも発売されました。社内では、歌唱力の高さも有名であり、そこそこのヒットとなったようです。

2014年現在、ハドソンを退社しましたが、高橋名人は名義をそのままに、株式会社MAGES.にてゲーム名人・ゲームプレゼンテーターとして、今も各メディア上で活躍されています。

byヒビタカ

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