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ゴールデン&デッドクロスの意味 -過去20年の検証結果

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株式投資の世界には「ゴールデンクロス」と「デッドクロス」という言葉があります。簡単にいうと、

・ゴールデンクロス…上昇傾向

・デッドクロス…下降傾向

です。もちろん、もう少し複雑なので、さらに詳しく説明します。

「短期の傾向」が「長期の傾向」を超える

この「クロス」は何が交差しているのかというと、短期の傾向と長期の傾向です。

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それぞれが

・(株価が)上向きに交差する…ゴールデン

・(株価が)下向きに交差する…デッド

というわけです。もちろん、

・ゴールデン…売り

・デッド…買い

です。

■なぜ「長期」と「短期」を比べるのか

長期の傾向は「この株は本来、こういう風に上下するはずである」といものです。

短期の傾向がそれと違うということは、

「この株の価格は今、強い力で動いている」

ということです。

それがその会社にとっていいことなのか悪いことなのかわかりません。

(上昇にしても、その後投資家のマネーゲームで急落するなら、会社にとってはむしろマイナスなこともあります)

ただ、それは投資する側にとってはどうでもいいことで(短期投資をする人にはどうでもいいことで)、「株価が一方向に激しく動いている」という状態は、投資家にとっては大チャンスなんですね。

ゴールデンクロスは本当に売りか?

「ゴールデンは売り、デッドは買い」という法則に従えば本当に成功するのか、ある投資家の方が実際に計算したデータがあります。↓
All About「ゴールデンクロスは本当に買い?」

1990年から2010年までの20年間で、このルールを愚直に守ったらどうなったか、という計算です。その結果は、

・損益率…3.1%

・勝率…36%

というものでした。投資の世界では「10年間、年率5%を維持する」ということは、「プロでも難しい」と言われています。

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ということは、

「20年間、年率3%を維持した」というこの結果は、「かなりいい」

と言えるでしょう。

■ただし、この勝率の低さに耐えられるか

問題は、「勝率が異様に低い」ということです。約3割しかないので、3回トレードしたら2回は負けるという計算です。

3割は野球のバッティングではほめられますが、投資の世界でこれはかなり低い勝率です。

つまり、この「ゴールデンで売り、デッドで買う」というルールを愚直に守る場合、どれだけ負けが続いても、「絶対に20年のトータルでは儲かっている」という確信が必要なのです。

過去20年ではこれは通用したわけですが、これから先20年もそうなるかは、誰にもわかりません。

(わかっていたら全員同じことをやるので、ゴールデンクロスもデッドクロスも消滅してしまうのです)

仮にこのルールでやりぬくと決めたとしても、たとえば5年間の成績がトータルでマイナスだった時「もう、次の20年は通じない法則なのかも知れない」と思わずにいられるでしょうか。

多分ムリでしょう。実際に未来も通じる保証はどこにもないので、こういうケースでは方針を転換する方が正しいと思います。

一つ言えることは「負けを受け入れる大事さ」

上のように勝率の低さを考えると、このルールは黄金のルールとはやはり言えません。

しかし、一つだけ言えることは「負けを受け入れるのが、どれだけ大事か」ということです。

この検証では、

「連勝記録…最大9回」「連敗記録…最大25回」

となっています。連勝と連敗でこれだけの差があるのです。

25回も連敗して、しかもそれまでの最高連勝記録が9回だった場合、不安にならない人などいないでしょう。

誰がどう見ても「このやり方は失敗だった」と思うようなスタイルですが、それでもトータルでは3%といういい数字を残しているのです。

つまり「短期的な勝ち負けはさほど重要ではない」ということは、この検証結果でもあらためて証明されている、ということです。

「投資は負けることもある」というのは誰もが頭ではわかっていることでしょうが、「25連敗しても大丈夫」とは、さすがに誰も思っていないでしょう。

しかし、現実にはそれでも大丈夫なわけですから、「いかに負けを受け入れるか」が大事かがわかると思います。

■ただ、受け入れられないのも人間である

たとえば恐らく投資家として誰よりも冷静であるB.N.Fさん(日本一のトレーダー)は、一日あたりの損失が億単位であることなどしょっちゅうです。

それでも平気なのが彼の強みですが、彼もさすがにリーマン・ショックで7億損した時には、激昴してモニターを2台、破壊してしまったそうです(笑)。

テレビなどで見せる冷静で温厚そうな姿からは想像できませんが、B.N.Fさんすら負けを受け入れられないことはあるのです。

だったら誰でもそういう気持ちがあるのは当然でしょう。

そう思っていると、逆に負けてイライラしている時も、決定的な崩壊はしなくて済みます。

これは投資に限らず人生全般で言えることかも知れませんね。

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