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インドネシアでは一人で食事はありえない~日本の一人飯ブームは変?

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インドネシアの伝統的な家庭料理は、一日一回朝にすべての料理の準備をし、それを朝食・昼食・夕食に分けて食べます。

十数年前は食事といえば家族団らんの時間でしたが、経済が発展し生活水準が上がってきたことにより外食も増え、よほど田舎でもない限り家族全員での食事は、少なくなってきているのが現状です。

しかしインドネシア人の気質というのは人懐っこくてフレンドリー、もっというなら寂しがり屋でおしゃべり好きで、一人で行動することを好みません。

特に食事になると、一人で食事をする人は皆無です。仲良くなくても必ず誰かを誘い、そして人が集まれば集まるほど喜んで、しまいには十数人になることも珍しくありません。

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食後2時間のおしゃべりはザラ!

レストランに行けばまず写真を撮り、注文を待っている間に全員で記念撮影、一品運ばれて来る度に写真を撮ってフェイスブックやインスタグラムに投稿し、友達に自慢することは欠かせない作業です。

もちろん行ったお店、そして一緒に行った人へのタグ付けも絶対に忘れず「○○で○○と○○と一緒にディナーしたのよ!」とアピールすることがステータスの一種でもあります。

写真を撮ってSNSにアップします

そして食事の後にはまったりとおしゃべりですが、これがまた信じられないくらいに長い!

食事の時間は15分程度だったのに食後のおしゃべりは2時間なんてザラです。だったら食事中にしゃべればいいじゃないかと思うのですが、インドネシアには食事中に会話を楽しむという文化がないので無言でもぐもぐ、しかもみんな早食いです。

食後のおしゃべりが楽しい

食後の座談会はみんな携帯をいじったり、iPadでゲームしたり、さらにはそのまま友達の家に移動して飲みだしたり…一緒に過ごしている意味があるのかないのか分かりませんが、一番大事なのは「一緒にいる」ということ。

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これがインドネシアの大事な人との交流時間なのです。

これはふと通りかかったパサール(市場)で見かけたお一人様です。

おひとり様は珍しい

と思ったらその後すぐに友達がゾロゾロと現れていました。

早食いのインドネシア人ですから、すでに食べ終えているのですが、とっても楽しそうに友達のおかずをつまみ、おしゃべりをし、写真を撮り…。

すぐそこのお店にも大人数で行きます

そしてもちろん食べ物のことになると、買い物もみんな一緒に行きます。近所の小さな商店にだって友達、家族、親戚、恋人、近所の人を引き連れてやってきます。

ぞろぞろ来てお店が混雑しています

小さなお店はすでにいっぱい、実はこの人たちは一つの団体さんです。狭い通路をものともせず座り込んだり、あれでもないこれでもないとみんなで触って試して物色します。

せっかく買おうと思っていた豆腐を、目の前で次から次へと指でぶにゅぶにゅと押され、綺麗な豆腐は全滅…。腹立たしいこともありますが、みんなで一緒にご飯を食べたいという姿は、ちょっといいですよね。

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