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注文の多い料理店由来のドメスティック・ブランドがこだわる服作り

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etableofmanyorders(エタブル・オブ・メニー・オーダーズ)というドメスティック・ブランドをご存知でしょうか。

かの有名な宮沢賢治の『注文の多い料理店』を由来としたブランド名の、デザインだけでなく素材にもこだわった服作りを行っているところです。

彼らのファッションに対する姿勢は、現代において重要な要素をもっています。その大切なものとは何かを述べ、これからの服に求められることとは何かを考えてみましょう。

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服には壮大なストーリーがある!?こだわりが詰まった服作り

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etableofmanyordersは、ただ服を作って売るのではなく、制作過程で生まれるストーリー、そして食べもののように原材料が何かを伝えるという考えのもと、デザインを行っています。

毎回のコレクションごとに込められたテーマには壮大な物語が存在します。一目見れば服そのものが一つの旅をしてきたかのような深い味わいを醸し出しているのがわかるでしょう。

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奇をてらわず、どこか暖かみが感じられる服は、おとぎ話から飛び出してきたような可愛らしさとお洒落さを同時に持ち合わせています。使われている素材の良さも手伝い、着心地も抜群です。

ファッションは着飾ることじゃない!?「着る」に詰まった思い

彼らの作る服をみていると、ファッションとはたんに服のデザインや、ただ着ることだけを指すのではないことに気づきます。

デザイナーたちの込めたメッセージや価値観など、ブランドの思想そのものを身にまとうこと、そして少なからずその考えに共感することがファッションだと気づかされます。

作り手たちの思いを少しでも共有することで、服に関わる多くの職人やデザインが決まるまでにデザイナーたちが見た風景をイメージします。「着る」ということがどれだけ大切なのかを感じることで、服の素材にも気を配れるようになります。

安さよりも品質を!!国内中小ブランドの実情

昨今は、不景気も相まってできるだけ安くお手軽に服をコーディネートしようとする風潮があります。本当ならそれなりに高くなるはずの素材の服が安値で売られる背景には、いくつかの問題があるかもしれません。

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食品の産地偽装が問題となったように、リーズナブルに商品を提供するよりも、一定以上の品質のものをずっと提供し続けることのほうが困難です。高品質であり続けるには出費がかさみます。

品質にこだわるドメスティック・ブランドのなかには原価ぎりぎりで売っているところや、レザージャケットなどを赤字覚悟で制作している人たちも少なくありません。

昔ながらの物作り、手間ひまかけたものにある魅力

食べものも輸入ものより国産ものの方が信頼できるように、日本の物作りは昔から手間ひまかけて、しっかりしたものを作る傾向にあり、出したお金に見合っただけの品が提供されてきました。

それは服も同じであり、多少高くても制作者たちの努力が詰まった服は、お洒落なだけでなく、丈夫で長く着られるものが多いのです。

生産者の顔が見える商品が望まれる今の世のなかだからこそ、こういった真心のこもった服はとても重要であり、消えてはいけない文化といえるでしょう。

次の画像のようにシンプルさのなかに、ちょっとした遊びを入れたデザインも、日本人ならではのやりかたであり、大量生産品には出せない味です。

安さが悪いわけじゃない!しかし、着るからには思い出深くなるものを

大量に安く作られるものが必ずしも悪いというわけではありません。インナーとして着たり、真夏に毎日洗わないといけなかったりするようなものは、安いものの方がいいこともあるでしょう。

ですが作り手の顔がみえる、思いが込められたものの方が信頼はおけますし、一つ一つが特別なものだけに愛着もわきます。

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ますます海外から物が入ってくる時代だからこそ、こういった品物には高い付加価値があり、安心・安全を重要視する現代に必要なものになってくるでしょう。

これからアパレルブランドやファッションデザイナーに求められるのは安くていくらでも生産できるものではなく、いうならば職人の「魂」を感じるような、心の詰まった服ではないでしょうか。

上の画像をみて分かるように、日本人らしい暖かみや可愛さを出し、なおかつ素晴らしい素材を使ったものは、着た人の印象を変えます。それをまとう人の気分を変え、日々をよりよいものにしてくれるでしょう。

服に求められるのはたんに着ることができるだけではなく、人の心を豊かにすることといえます。

etableofmanyordersは服に込めたストーリー性や素材の品質をとても重要視しているブランドです。

一つ一つのアイテムは一見シンプルなデザインですが、よくみると、ところどころに遊び心があり、おとぎ話に出てくるような可愛らしさを持つアクセントが加えられています。

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彼らの服から分かるのは、ファッションにおいて重要なのはたんに着飾れるものを作ることではなく、愛着がわくような丹精込めた物作りをするということです。

いろいろなところで商品の品質や、作り手がどういう人物かが問われるようになってきている現代。アパレル業界で今後重要になってくるのは、安さよりも思いを込め手間ひまをかけた物作りに取り組むことでしょう。

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