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点滴のとき血管に空気が入ったら死ぬ?~大丈夫です!死にません

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点滴は、皮膚に針を刺して、血管内に針を留置し、ルートを使って輸液を投与する場合などに用いられます。

健康な方にとって病院で点滴というと、何か重い病気になってしまったような気がするかもしれませんが、病院で働いていると、点滴はごく日常のことです。

今回は、よく患者さんから聞かれる、点滴の中に入る空気についてご紹介していきたいと思います。

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点滴は身近になってきた?

最近では、脱水症状の改善や多くの治療以外にも、健康な方も健全な体を維持するために、点滴を行うことがありますので、少し身近な存在になってきたかも知れません。

患者さんにとって点滴をしている間というのは退屈な時間でもあるので、ついつい目の前の点滴の様子が気になりますね。

点滴をしてみると、普段の生活ではほとんど見ない針やルート、輸液があるわけですから、何かと不思議なことがたくさんあるかと思います。

血管に空気が入ったら死ぬ?

点滴のルートの中に入る空気ですが、これは放置しても大丈夫なのでしょうか?

実は点滴の中に入る空気といっても、多量でなければ問題はありません。その空気が少量の場合であれば、血管内で体内に吸収される仕組みになっています。

しかしながら、これが大量となるとそうはいきません。手術看護の一説によると、150mlが致死量といわれています。

仮に多量の空気が静脈内に入った場合、予測されるのは、右心室の空打ちです。静脈は心臓に戻る血管ですので、末梢から入った空気は、太い血管へ流れ、右心房→右心室へと流れます。

右心室の先はというと肺ですから、多量の空気が血管より、肺に送られることで肺塞栓ということになることが考えられます。

体内に空気が入ることはまずない

そうはいっても、実際の医療現場ではそのような危険なことはほとんどありませんのでご安心ください。

輸液が空になったとしても、静脈の圧の方が高く、血液が逆流するのが一般的です。

ただ、患者さんの目線から見れば、なんとなく不安になると思います。普段見慣れないものを使用している中で、空気が自分の血管の中に入っていくわけですから、不安になって当然です。

看護師は点滴を作成する際、空気の流入を防ぐ工夫をしています。もちろん、点滴の傾きによって、滴下筒から空気が血管の中に入りそうになる場合もあるかもしれませんが、そのようなときは遠慮せず、そばにいる看護師に相談してみて下さい。

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