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心電図で簡単に読み取れる患者の心臓の状態

Isolated medical tablet

体の状態を示す指標として、バイタルサインと呼ばれる生命徴候があります。

たとえば、血圧や脈拍、呼吸数などで、脈拍に障害があるということは、その根源となる心臓に障害があるということになります。

その他にも体を示す情報はいろいろとあり、その中の一つに心電図があります。

テレビやドラマなどで、心臓がドキドキしている波形があったり、心臓が止まると「ピー」といって、波形が平坦になるといったものを見たことがあると思います。

心電図の波形を読み取って、心臓の状態を知ることができるのが、現在の医療とも言えます。そこで今回は、心電図で読み取れる患者さんの情報についてご紹介したいと思います。

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心電図は心臓の電気信号を受け取ってその動きを知る

心電図は体の情報といっても、心臓の動きを示しています。つまり、波形があれば、心臓は動いている、波形がなければ心臓は動いていないということです。

そもそも心電図は、心臓の電気信号を受けとっているものです。

心電図を難しいと先入観を抱いている看護学生よりも、もしかしたら一般の方の方が理解しやすいかもしれません。実は、そのくらい心電図はとてもわかりやすいのです。

心電図でわかる致死性の不整脈

まずはじめに、看護師は心電図を見るとき、当然ながら波形があるかないかを見ます。

一定でないぐちゃぐちゃの波形であれば交流障害などかもしれませんが、一定でない波形で一番に考えなければならないのは、心室細動という致死性の不整脈です。

不整脈といってもさまざまな種類や程度があります。たとえば、様子を観察してもよいとされるものもあれば、すぐにその不整脈に対して医療的処置を行わなければ助からないといったものもあります。

心室細動とは、心室という、血液を全身に送り出したり肺に血液を送ったりする心臓の部屋が、細かく動くということなので、全身にも肺にも血液を送り出すことができません。

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そのため、心電図を見ると波形も震えていることを表現するようにぐちゃぐちゃですし、死を予期する脈ということが一目瞭然です。

心室細動や心室頻拍という病気をお持ちの患者さんや、あるいは新たに発症させる方もいらっしゃるので、そのような方に対しては、急変に備えて密な観察が必要とされます。

もちろん病棟だけでなく、救急外来でも致死性の不整脈がみられることがあるので、このような場合は、薬剤の投与と同時に、電気ショックなどを施したり、あるいは意識が不明になって挿管するようなことも多くあります。

手軽に心臓の働きを知ることができる役割をしています

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大きな建物等でよく見かけるAEDは、心室細動にも適応しており、突然の心停止により倒れた人に電気ショックを与え正常なリズムに戻し、命を救ってくれる大切な役割をしています。

心電図はその波形を直接見る機会は少ないかもしれませんが、健康診断等で比較的簡単にできる検査なので、心臓全体のはたらきを調べ病気発見の手がかりとしてよく用いられます。

検査時の苦痛もなく、検査時間も3~5分程度で終わるので、手軽に自分の心臓のはたらきを知ることができる有効な手段と言えるでしょう。

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