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セキセイインコ飼育の鉄則~これを知らないと人も鳥も大変危険です!

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とっても可愛く人間にも馴れやすいセキセイインコ。若い世代からお年寄りまでペットとして幅広い年代層で男女問わず人気があります。

その種類は実に5000種類以上で、日本では明治時代後期に輸入され、現代まで交配により色や模様の品種を増やしながら愛され続けています。

しかし愛し過ぎてしまうことが、飼い主とインコ双方に危険をもたらしてしまうことがあります。飼育の上での注意点をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

インコもヒトも「大切な一つの命」。相手の立場に立って家族を迎え入れましょう

オーストラリアの乾燥地帯がインコの本来生息している地域で、群れで行動する習性があります。言い換えますと私たちと暮らすことで「自分も人間の仲間なんだ」と思ってしまうようです。ヒナから育てるとその傾向はより強くなります。

ただ残念なことにどれだけお互いが「家族」と思っても、ヒトに適した環境、鳥に適した環境があることを忘れず暮らしていきましょう。

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どちらにも越えてはならない一線があります。

私たちにも「家」があるように、鳥にも「鳥かご(巣)」があります。たとえばあなたの部屋に家族であったとしても、プライベートな時間にいきなり入ってこられるとあまり良い気持ちはしないと思います。

人間より遥かに小さなインコたちにとって、かごの中がプライベートな空間であり防御壁の代わりにもなるので、無理に手を入れて捕まえようとすると、どれだけ慣れていたとしても相当なストレスを与えてしまいます。

男女の恋と同じく「歩み寄り」が大切です。

手乗りのヒナから慣らしていない場合は、かごを自分から出てくるようになるまで根気強く待ちましょう。恐怖より好奇心が勝ったとき、ひょっこりとかごの外へ出てきてくれます。

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インコの視点で快適に過ごすことのできる環境を作ってあげましょう

この種の鳥は身体が小さい割にはとても丈夫で、他のペットと比べても大変飼いやすいことがメリットの一つですが、「人間の甘え」は禁物です。

丈夫と言っても清潔にしていないとすぐ病気になりますし、鳴き声がうるさいからと言って怒鳴ったり、布をかけて暗くすると、一気に「人間嫌い」になってしまいます。

小鳥は基本的に大変臆病な生き物なので、一度警戒心を持ってしまうと再び仲良くなるまで相当な時間を費やしてしまいます。

寿命の平均は約7年、しっかりとした管理のもとで飼ったとしても15年くらいが限度で、私たちから見るととても短い一生です。その一生を元気いっぱい「家族として」過ごしてもらうためにも人間のエゴは捨てましょう。

そのことを前提としまして
・室内の温度は20~30℃
・水とエサは基本的に毎日取り換える
・エサの他にもインコの状態や季節によりサプリメントや塩土・ボレー粉を与える
・羽毛が部屋の中を舞うのでこまめに掃除する
・晴れの日は一日30分ほど日光浴をさせる(熱中症には注意)

他にもいろいろと大切なことがありますが、せめてこの5点だけでも守れないようであればインコの飼育は諦めたほうがよいでしょう。飼ったとしても「良い人生」ならぬ「良い鳥生」は送れません。

初めて飼われる方はヒナから慣らすよりも「若親」や「成鳥」から飼うことで、お互いにリスクが少なく鳥の生き方をしっかり学ぶことができます。

ヒナのうちから手乗りでエサを与えていくほうが私たちの言葉を話す可能性も高まるのですが、飼育は非常に難しくあっという間に死んでしまう可能性も多々あります。

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家族だからこそ気をつけなくてはいけないことがあります

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鳥かごから出て「自分もこの家族の一員なんだ」と思うようになったインコちゃん。

慣れてくると向こうから寄ってきたり、遊んで欲しくて必死にアピールをし始めます。

当然、私たちが食べている食事にも興味を持ってきます。ときどきテレビ等でご飯を口移ししたりする光景を観ますが、これはダブルアウト!

一つは鳥が持っている病気を口伝いにヒトが感染してしまう恐れがありますし、もう一つはご飯やパンといったものは鳥の「そのう」で腐敗して炎症を起こす恐れがあります。

この他、味の付いたものもいけません。鳥は味のついた食品を分解する力を持っていません。内臓疾患になる恐れがあります。

上記の画像はその例として挙げました。「味が付いている」「ホウレンソウに含まれているシュウ酸は体内でカルシウム不足に繋がる」「肉は当然食べられない」ということで、人間にとって好まれるものが鳥にとって好まれるとは限りません。

他の有毒なものとして代表的なのは「チョコレート」。こちらは直接命に関わるので絶対に与えてはいけません。

果物類(柑橘系)は好んで食べるインコもいますが、糖分が肥満に繋がるのでこちらも注意しましょう。家の中は大空ではないですから脂肪もなかなか燃焼できません。

インコを飼うマナーを学んだ上で、共に安らぎの時間を過ごしましょう

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たとえ成鳥から飼いならしても、「私たちは家族だよ」というアピールを続ければ警戒心がとけて、向こうから寄ってきてくれます。もともとは人懐っこい生き物です。

最近は動物保護の観点からインコのように小さな動物であっても、ペットショップで注意事項を読んだ上で書面にサインをしなくては購入できなくなってきています。

命の大切さを納得した上でたくさん接してみましょう。

筆者の家庭ではこの子が5羽目。セキセイ以外にも飼ってきましたが共通していることは人間と一緒で「とっても個性豊か」ということです。

なぜかヒジばかりに乗ってくる子や水が大好きでシャワーも一緒に入ってくる子、ヒトの言葉は覚えなかったけれども意味不明な歌をいつも口ずさむ子、数日家を空けて帰ってくると目を真っ赤にしながら涙を流してくる子…。

表情はほとんど変化がありませんが、内に秘めた心の部分は個体により本当に多種多様です。

一人でも寂しくないようにと「鳥用のおもちゃ」を買い与えたこともありますが、後におもちゃを与えることで発情を促してしまったり、人間にあまり関わらないようになる子もいるとのことで、遊ぶときは人間と一緒に遊んであげましょう。

最後はどこまでいっても「愛情」が一番大切です。80年が平均寿命の私たちと平均寿命が約7年のインコ。「1秒の重さ」を感じてどうしても解決できないことがあれば、悩む前に獣医やペットショップに質問をしてみましょう。

by松本

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