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インドと日本の鉄道の違い~牛が線路で遊んでいる・車両がやたら長い

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インドと日本の鉄道(電車)の違いを比べると、それだけでもインドという国の特徴が見えてきます。

ここではその違いと、日本では考えられないインドの鉄道事情について紹介します。

線路で牛が遊んでいる

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日本では線路に人間が降りることも禁止されていますが、インドでは人間はおろか、牛も当たり前のように降りて遊んでいます。

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これはもともとインド人や牛が呑気ということもあるのですが、「電車の本数が少ない」ということも理由の一つです。

日本は1時間に何本も電車が走るのが当たり前ですが、代わりに1回あたりの連結車両数は少ないです。

一方インドは、大きい駅でも1時間に1本出るか出ないかですが、代わりに一度のたくさんの数の車両を連結して走らせます(日本の新幹線の倍の長さはあります)。

この写真で、その長さが少しわかるかも知れません。
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見ての通りお尻が見えなくなっていますが、お尻の部分に小さく見える白い屋根の部分まで、車両が続いています。

何mくらいかはわかりませんが、とりあえず歩いていると気が遠くなる長さでした(笑)。

線路に雑草が生えまくっている

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この写真のように、線路に雑草が生えまくっています(笑)。

この方が写真に緑が入ってきれいなので、こちらとしてはむしろ歓迎なのですが、日本の管理の行き届いた駅と比較すると、かなり管理はずさんです(笑)。

理由は色々あるのですが、

・高温多雨のインドでは、すぐに草が生えてしまう(仕方のない事情)
・そもそも、これを問題だと思っていない(仕方のある事情)

という2つが主なものだと思います。

高温多雨の地域でこれだけ広大な駅の草を全部取るのは、確かに大変でしょう。

ただ、それ以上に「そもそも問題と思っていない」というのが大きいと思います。

実際、自分もこの風景を見て、「線路に草があったら、何でいけないのだろう」とふと思いました。

おそらく、レールや枕木の劣化などの原因になるので日本では除去しているのだと思いますが、見た目は、むしろ草が生えていた方がいいなと思いました。

公園の芝生のように、綺麗に整えて緑を生やしたら一番いいのかも知れません。
(コスト増で運賃も上がってしまうと思いますが)

逆に、こういう国から来て日本の鉄道を見た外国人は、どういう感想を持つのだろうと興味を覚えました。

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車両がやたらレトロ

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インドではまだSLもたくさん走っているようですが、電車でもまるでSLのようにレトロです。

電車の種類などをまったく知らない自分などは、「これ、SLだよ」と言って見せられたら多分信じると思います。

運転席もこのようにレトロな感じです。
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特に注目すべきなのは、ボタンやメーターのガイドの文字も手書きということでしょう(笑)。

こういう機械のパーツは印刷の文字しか見たことがなかったので、手書きのこれらを見て「そうか、手書きという手もあったんだ」と、当たり前のことに気づきました。

この運転席に限らず、インドで生活しているとこういう発見がたくさんあります。
「そういえば、人類が○○を発明した頃は、こういう風だったんだよな」という原点をいろいろ見せてもらえる気がします。

最近、生き方でもデザインでも「Less is More(少ないことはいいことだ)」という考え方が、先進国でもメジャーになりつつあります。

新興国の途上地域に行って、こういう「昔に近い機械」などを見ることは、何が必要で何が必要でないのかを見分ける参考になるかも知れません。

踏切で移動している電車に飛び乗って反対側のドアからでる!?

これも日本との大きな違いでしょう。

インドの鉄道の入り口は、写真のように「はしごを登ってドアから入る」というものです。

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日本の電車と違って、運転席で全部のドアを電動で管理する、というシステムではありません。

なので、中の人が鍵さえ開けてくれれば、外から飛び乗っても乗ることができます。

乗客を乗せている鉄道に飛び乗ったことはありませんが、回送電車なら何度か飛び乗りました。

別に危険な遊びをしていたわけではなく、踏切の待ち時間をなくすためです。

インドの鉄道はあまりにも長いので、踏切で真面目に待っていると、軽く10分くらい経ってしまうのです。

走っているのが普通の鉄道でなく回送電車の時は、インド人は車両に飛び乗って、反対側のドアから出る、という形で踏切を「通過」してしまいます。

日本でやったら大問題ですが、こういうことを当たり前にできるインドは刺激的な国だなと思いました。

(多分、インドでもデリーなどの都会はできないと思います。プリーのような田舎ならどこでもできるでしょう)


以上、インドと日本の鉄道の違いの一部を紹介しました。

まだまだ、違いは山ほどあるのですが、インドの田舎の人々の気質を知るのにも、参考にしていただけたらと思います。

                        

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