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野球のグローブに型を付けるにはちょっとしたコツがあります

2014.04.02

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冬季オリンピック・パラリンピックも感動の中で終わり、ついに野球のシーズンが本格的に始まりました。

久しぶりに触れるグローブはカビができていませんか? カサカサに乾いていませんか? グローブは手入れ次第でその能力も大きく違ってきます。

今年から競技を始める方から何年もプレーをされている方まで、幅広く適用することができる大切な「グローブの型の付け方」をお教えいたします。

野球を始めたばかりの方、何年もプレーをしているが今更チームメイトに聞きにくいという選手は特に必見です!

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道具は身体の一部です。しっかりメンテナンスをして勝利を呼び込みましょう

野球は全国に数えきれないほどの球場や練習グラウンド、バッティングセンターがあり、スポーツショップからホームセンターにまで野球グッズがあふれ、たいへん恵まれた環境の中でプレーをすることができる種目です。

それと同時に道具の種類・開発も目覚ましく、各メーカーから新商品が毎年ショップの棚を飾ります。

グローブに関して言いますと、筆者が競技を始めた20年前のものに比べ、ここ数年の新製品は即実践で使えるものも多く、昔のようにガチガチに固いグローブを半年~1シーズンかけて「自分の型」にするという労力が少なくて済むようになりました。

そうとは言え、一日も早く「第二の自分の手」になるように型作りをすることが大変重要になります。

これからは主流になる可能性がある「スプレー式」型付けです

これまでの時代はスポーツショップに大抵置いてある「スチーム機」で柔らかくするか、かなりの技術を必要とする「湯もみ」(お湯を張った浴槽やバケツに浸してから型作りをする)が主流でしたが弱点もありました。

スチームは機械がそもそも家庭にない場合がほとんどで、思ったよりも柔らかくはならず、湯もみは素人には大変難しくどちらをショップに頼んだとしても「別料金」という場所が多いものです。

さらに言えばグローブは柔らかくなったとしても「自分の手に合う」ということとは、また別であるという弱点もあります。

それを解決するかもしれない方法がこちらです。
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スプレー式で手軽にできる型作り方法です。

今までもクリーム式の商品は何度も見かけて使用してみましたが、決して思ったほどの成果は上がりませんでした…

過去に「スプレー式の硬化剤」を使用してグローブの捕球面がカピカピになり大失敗した経験がありましたが、画像で紹介している柔軟スプレーは遂に納得のできる型付けをすることができました。

ちなみにこのグローブはオーダーしてできあがったばかりの固い状態です。

最初にこちらの捕球面、特にポケット(親指と人差し指付け根の間くらい)を中心にたっぷり吹きかけます。

「ドライヤー」で温めましょう。柔らかさを実感したらハンマーで打ちつけます

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躊躇なく思い切り吹きかけて大丈夫です。手を入れておくと温かさを感じてきますのでしっかり温まったらドライヤーを切り、温かいうちに型作りを開始します。

私たちがお風呂に入った直後は身体がポカポカして皮膚の表面も柔らかくなっていることと同様の状態とお考えください。

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いよいよあなたの手に合わせて型を付けていきます。

昔は専用のハンマーを店頭で見ることはほぼありませんでしたが、近年は1000円~2000円程度の手ごろな価格で購入することができます。

店頭にない場合は野球ボールを使うか、手の甲でパンチをするようにして型を付けていきましょう。

一度で決まらない場合はスプレーからハンマーまでの手順を繰り返してください。スプレーの水分はドライヤーを使うと蒸発しますから重たくなる心配はありません。

ポイントは「親指と小指部分はあまり柔らかくしない」ことです。ボールを「包み込む」状態を意識しましょう。

叩いた後はしっかりと「揉み込み」ましょう。完成までもう少しです

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小指と親指は「芯を折らない」ように引き続き注意しながら、ポケット部分に向かって揉み込んでいきます。

ここでも大切なことは「包み込むように」することです。

少し「遊び」が生まれるようにソフトボール位のボールを掴むことを意識してポケットを作っていきましょう。

型がどのくらい上手に作れるかで、あなたの守備力も大きく変わってきます。

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いよいよ仕上げです。私たちが眠っている間にもどんどん形は作られていきます

私たちがストレッチをしないと身体がどんどん固くなっていくように、グローブも保管の際にはストレッチをした状態をキープしなければ、購入直後の固さへ直ぐに戻ってしまいます。

近年は「保管キット」なるものをスポーツショップで見かけることがありますが、便利な反面、力の加減を調整することが難しくまだまだ改善の余地があるようにも感じます。

そこで代用するものがこちらです。

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ソックスバンド(ストッキングバンド)です。

こちらは力の加減も引き締めたい位置も微調整することができるので、たいへんオススメです。

グローブのポケットにはソフトボール(ない場合は野球ボールを縦方向に2つ)入れて、ここでも「包み込むように」バンドをします。

プロや実業団、高校野球のように毎日プレーをしない方にとって「保管」はとても大切です。プレーをしない時間の方が長くなりますからしっかりと型を作って風通しの良い光のあまり当たらない場所で大切に保管しましょう。

次回使用する際に手を入れた瞬間、親指と小指で包み込むように力が入る状態になっていれば成功です。

『番外編』「ミット」の場合はどうするの?

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野球はグローブだけではありません。「ファーストミット」「キャッチャーミット」があります。

画像は「ファーストミット」ですがミットは指が分離されていません。この2つのポジションは初心者の方が守ることは、ほぼないと思いますが、一応記載いたします。

とは言ったものの、方法としてはグローブとまったく同じです。(笑)

ただし他のポジションと比べて革が厚く固さもあるため、柔らかくするまでには時間がかかります。「キャッチャーミット」は特に作業が大変です。

最初から柔らかいものも販売しておりますが本気で野球をプレーしたいのであればあまりオススメはできません。最初から柔らかいものを購入すると、逆に自分の型が作りにくくなってしまうこともあります。いわゆる「初心者用」です。

まだまだあります『番外編』。こんなに小さな大人用もあります

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こちらの画像ですが、決して子ども用と大人用の親子セットではありません。

左は「守備練習用」です。今までは草野球を楽しむ程度だったけど、もっと上手くなって強いチームでプレーしてみたいという方にオススメです。

手を入れる場所の大きさは普通のものと同じく大人用で、全体の大きさは子ども用とほぼ変わりません。

「より手で掴む」ことを意識できるように作られています。

そのためにも最初の型作りは集中して気持ちを込めて作っていきましょう。

これからも発展していくグローブですが、大切なことは「野球愛」です

科学の発展とともに毎年進化を遂げていく道具ですが、一番大切なことは「愛を持って手入れをする」ことだと思います。

「野球の神様が味方をした」という言葉を時折耳にしますが、最後は身体の一部となるまで手入れと練習を繰り返すことが、ここ一番という大切な時にスーパープレーを生む決定的な要因と言っても過言ではありません。

必ず野球の神様が味方をしてくれるはずです!

筆者の所属しているチームには甲子園常連校出身の選手や東京六大学出身の野球エリートが何人もいますが、残念なことに強豪チーム出身者だからと言っても若い選手は道具を大切にしない傾向があります。

さまざまな「物」にあふれた時代。ネットを閲覧するだけで世界中のありとあらゆる物を購入できる時代になると同時に、「壊れればいつでも買い直せば良い」という甘えが生まれてしまったのかもしれません。

昔は「バットを抱いて寝た」という言葉をよく聞きましたが、21世紀の今でも道具にはとことん愛情を注いで最高のプレーをしていきましょう。大好きな野球で。

by松本

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