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投資のリスク・リターンを4パターンに分類 – 価格&為替の変動から

通貨

投資の「リスク・リターン」には、大別して2種類があります。

「価格変動によるもの」と「為替変動によるもの」です。

「価格変動」と「為替変動」の違い

■価格変動

何の価格変動かというと、たとえば金・不動産・株式・先物・投資信託などです。

これらはすべて「価格の上下」によってリスクが生じたり、あるいはリターンが得られたりします。

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■為替変動

これは文字通り「通貨の価値」の変動です。これによって変動するものは、外貨・外国株式・海外不動産・FX・外国債券などです。

「海外」が絡むものはすべて為替変動のリスクとリターンを得ます。

(FXというのは本質的に外貨預金です。それをデイトレードのように短期間で通貨の変更=売買をするというだけの違いです)

投資のリスクとリターンを、4分類する

上に書いたように、投資のリスクとリターンは「価格」と「為替」によって決まります。

ということは、それぞれの影響が「大・大」「大・小」「小・大」「小・小」となる組み合わせによって、投資のリスクとリターンは「4通り」に分類できるということです。
それぞれ書いていきましょう。

■価格・為替ともにハイリスク・ハイリターン

これに該当するのは、以下のものです。

・外国株式
・外国投資信託
・海外不動産

当然のことですが、日本だろうと外国だろうと、株価はその会社の業績によって毎日変動します。また、不動産の価値も当然、外国でも日本と同じように日々変動します。

なので、これらは外国でなくて日本であったとしても、常に「価格変動」のリスクにさらされているわけですが、外国の資産であるという点で「為替リスク」も発生します。

つまり、その株価や不動産自体の価値は変わらなかったとしても、投資している間に(たとえば)ドルの価値が落ちたとしたら、ドルで買ってあったその株式や不動産を、円に換金する時に、不利になってしまいます。

なので「不動産投資にも株式投資にも失敗していない」のに、結果は損をしている、というリスクがあるわけです。

もちろん、逆にリターンもあります。これがハイリスク・ハイリターンということです。

■価格のみハイリスク・ハイリターン、為替変動は影響なし

これに該当するのは以下のものです。

・国内株式
・国内不動産
・国内投資信託
・金

まず、これらはいずれも価値が日々、日本の中で上下します。株価も上下しますし、不動産の価値も上下しますし、金相場も上下します。

しかし、すべて「日本の中」での変化であるため、日本円の価値がドルなどと比較して多少下がろうと(あるいは上がろうと)何の影響もありません。

なので、これは「価格変動」のみが関係し、「為替変動」は関係ないということです。(もちろん、リスクだけでなくリターンもあります)

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■為替変動のみハイリスク・ハイリターン、価格変動は影響なし

これに該当するのは下記のものです。

・外貨預金
・外国債券
・FX

外貨預金は、単純に日本円を外貨に換金し、それをそのまま預金しておくだけですから、それ以上価値の変化のしようがありません。

その通貨の価値が落ちたら総資産価値は減りますが、あくまでそうした「為替変動」の影響のみであり、「価格変動」の影響は受けないということです。

外国債券は、その「預ける先」が、海外の政府になっただけであり、これもやはり同じです。

FXは、外貨預金のお金の出し入れを一日に何度も行うというだけなので、これも本質的には外貨預金です。

なので、これも為替変動のみ影響を受けます。

価格・為替ともにローリスク・ローリターン

これは下記のものです。

・国内債券
・国内預金
・年金商品

これらはすべて日本国内のものなので、まず為替のリスクがありません。加えて、債券(国債)は政府が発行するものですから、貸し倒れに終わるということがありません。

貸していた分は、株価などと違い小さくなることなく、必ず満額で返してもらえます。(これができなくなる時は、日本が崩壊する時です)

預金もいうまでもありません。

外貨に換金しようとしたら為替の変動を受けますが、換金しない限りは為替の変動も受けませんし、株式などにも変えないわけですから、価格変動以前にそもそも「価格」がありません。

年金商品というのは、生命保険などの個人年金に積立をしておくことです。

これも約束されていた金額は必ず戻ってくる(将来年金として支払われる)というものです。

なのでその生命保険会社などが倒産しない限りは、為替・価格ともにリスクはないと言えます。

■まとめ

このように、投資のリスクとリターンは、「価格変動」「為替変動」の視点から見て4分類できます。

このうち、「ハイリスク・ハイリターン」と「ローリスク・ローリターン」は避け、残り2つを組み合わせるのがいいと言われています。

ぜひそのようなポートフォリオを組んでみてください。

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