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コインランドリー投資は飽和状態!- 開廃業のデータ -

automatic washing machines in a laundromat

投資に興味がある方なら「コインランドリー投資」という言葉を聞いたことがあるでしょう。

本も何冊か出版されており、これについてのセミナーなども多数開催されています。

しかし、現時点で筆者が見る限りは、すでにコインランドリーは飽和状態にあり、新規参入者が利益を出すには、よほどの工夫が必要です。ここではそう判断した理由を書きます。

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コインランドリーは閉店が相次いでいる

まず単刀直入に現状を書くと、コインランドリーは閉店が相次いでいます。

新規開店も昔よりは増えていますが、それは「その分競争が激化した」ということを意味しています。

たとえばコンビニが次々に開店されているからと言って「コンビニは安泰だ」と思う方は少ないでしょう。開店の数と同様に、閉店の数も多く見てきた、というのが多くの方の実感ではないでしょうか。

(今現在は閉店していなくても、経費をまかなうのがやっとのコンビニは非常に多いです。これはバイトをしてみるとわかりますが、店長やその奥さんなどが時給換算したらほとんどタダに近いくらい、長時間労働をしているケースは多いです)

■長野県上伊那地区の閉店状況

コインランドリー投資に関しては、この機器を販売する業者などが「いい情報」ばかりを吹聴するので、ネット上ではそれが主流となっています。

しかし、その中で数少ないリアルな情報として、長野県の上伊那地区の新規開店と閉店のデータが、とあるサイトで公開されています。

2007年~13年という新鮮な情報なので、非常に参考になります。

これによると、この地区で21店舗あったもののうち、8店舗がこの6年間で閉鎖されています。新規開店はこの6年間で7店舗と、「開店した分だけ潰れている」という状態になっています。

「自分が潰す側に回ればいいじゃん」と思われるかも知れませんが、生き残っている店舗が儲かっているとは限りません。

こういう設備投資が必要とされるビジネスでは、生き残っている店舗や会社の半分以上は「続けるのがやっと」という状態です。

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それはこの地区で残っているコインランドリーでも同じであり、そのサイトの運営者さんによると、残り13店舗のうち、「閉店した方がいいのでは」と思う店舗がなんと「7~8店舗ある」ということです。

もちろん、これはこの方の主観であり、必ずしも正しいデータとは言えません。

しかし、街を歩いていればコインランドリーに限らず「このお店は続ける意味があるんだろうか」と失礼なことを考えてしまうような店舗が、ジャンルを問わずたくさんあると思います。

これはおそらく店舗のオーナーの方も感じているとは思うのですが、その方が、経営などをまともに勉強したことのない「田舎のおじちゃん・おばちゃん」のような方だと、今さら新しいビジネスを始めることなどできないのです。

そのようにして「惰性で」残ってる店舗が多いだろうことは、コインランドリーの世界でも想像がつきます。ということは、この管理人さんが書かれている「閉店した方がいい店舗が大半」というのは、おそらく間違いではないのです。

コインランドリーは「1万人あたり1店舗」が限界

もっと客観的なデータがほしい、という方のためにわかりやすいデータを示すと「1万人あたり1店舗まで」というものがあります。

つまり、その地域の人口と比較して、この数字よりも高い密度でコインランドリーが出店されていたら、もうどんな工夫をしようと、「その地域はアウト」なのです。

もちろん、世の中に絶対はありません。

しかし、すでにコインランドリーが飽和状態になっている地域とそうでない地域を比較したら、どちらに出店すべきかは言うまでもないでしょう。挑戦すべき所と、そうでない所を見分けるというのは、非常に大切なことです。

そして、それと同じ原理で、「すでに飽和している業界」と「誰も挑んでいない業界」では、どう考えても後者に挑むべきなのです。

コインランドリー自体が、もう前者の業界になっているというのは、ほぼ間違いないでしょう。

よほどニッチな所をつかない限りは生き残れないと思います。

「10人中4人が賛成したら、その事業に手を出してはいけない」

これはドラッカーも主張していた「新規事業参入のルール」です。10人中4人が「反対したら」ではありません。「賛成したら」ダメなのです。

7人が反対するくらい斬新なビジネスでなければ、新しく始めてはいけない、ということです。

過剰な競争の中で、価格競争を強いられるからです。実際に、ほとんどの起業家や自営業の方は、そのような状況に陥っています。

ただ、この部分を読んで、鋭い方はこう突っ込んで下さるかも知れません。「コインランドリーはもう飽和している、と7人が反対したら、それはチャンスなのではないか?」と。

実は、これも全くその通りです。誰もが「飽和している」と思っている場合は、逆に新しいアイディアによって覆せることがあります。

つまり、自分が何を言いたいかというと「みんながやってるから」「儲かるらしいから」などという安直な理由でコインランドリー投資をしてはいけない、ということです。

投資家も起業家も、常に「自分の頭で考える」「世間の言っていることを疑う」ということを意識している必要があるのです。

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