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カルロス・スリム~ゲイツやバフェットを超えた世界一の資産家とは?

カルロス・スリム

「世界一のお金持ち」というと、ほとんどの日本人が連想するのはビル・ゲイツかウォーレン・バフェットです。

しかし、この4年間トップに立っているのは、カルロス・スリムというメキシコの資産家です。

日本ではあまり知られていない、彼のプロフィールを紹介します。

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ラテンアメリカの通信王

彼はいくつもの大企業を保有していますが、メインとなるのは通信企業です。

アメリカ・モービルなどの誰もが聞いたことがあるだろう通信会社をいくつも所有しています。

しかし、もともと通信系の企業を持っていたわけではなく、スタートは不動産からでした。

25歳で不動産投資の会社を立ち上げ、その後はタバコ、自動車部品、飲食、雑貨などの多ジャンルの企業を買収しながら成長していきます。

通信王になったのは1990年(スリムが50歳の時)で、メキシコの国営だった電話会社が民営化されるタイミングでした。

民営化するので買収が可能になるということで、ここで初めて手を出したわけです。

以来、通信系で大きく稼ぎながら、建設、金融、マスコミなどあらゆるジャンルの会社を経営し、財閥のような態勢を築いています。

どん底のメキシコ株を持ち続けた

カルロス・スリムがここまでの資産家になれたのは「究極の逆張り」が理由です。

逆張りというのは「世間の投資家たちの逆をやる」ということですが、彼のそれはメキシコ債務危機の時に発揮されました。

これは1982年にメキシコの財政が破綻し、世界的にも「メキシコはもう終わり」と思われていた頃の事件です。

経営破綻した企業がどんどん国有化されるというニュースも流れていました。

国有化されても、新しく経営を手がけるメキシコ政府だってお金がないわけですから、そこまで行った企業の株は、持っていてもゴミになるだけです。

そう思い、多くの人がメキシコ企業の株を手放しました。そうして紙くず同然になったメキシコ株を、スリムは次々買い占めていったわけです。

「国有化は起きない」「メキシコ経済は復活する」と確信しながら。

そして、彼が信じた通り企業の国有化は起きず、メキシコ経済も長期間かけて回復し、彼は莫大な利益を得たのです。

投資とは、焼け野原に種を蒔くこと

このスリムがやったような投資のことを、投資の世界では「焼け野原に種を蒔く」と表現されることがよくあります。

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誰もが見捨てた業界、会社などの焼け野原に立ち入って、そこが蘇ると信じて種を蒔くわけです。

もちろん、ボランティアをするのではなく、あくまでその業界や会社、国が成長すると信じるから賭けるわけです。

スリムがメキシコ企業に投資したことは、スリムを金持ちにしたり、それぞれの企業を救ったというだけでなく、メキシコという国まで救ったんですね。

「投資でお金持ちになる」ということは、こういうことなのです。

「FXの自動取引でうんぬん」とか、「寝ながら月収100万円」とかそんな話ではないんですね。

もちろん、そういうやり方で結果を出せた人も尊敬しますが、どっちが格好いいか、どっちの人生を歩みたいかと言われたら、誰がどう見てもカルロス・スリムの方でしょう。

お金持ちになるなら、こういう本物のお金持ちになりたいものです(あくまで理想ですが)。

11歳で投資を始め、26歳で37億の資産

スリムがこれだけの大物になれたのは、やはり父親の影響が大きくありました。

父親も不動産投資で財産を築いた大物で、スリムは幼少時から帳簿の付け方を教わるなど、英才教育を受けていました。

こういう話を聞くと「じゃあ、我が子も」と考えてしまうのがほとんどの親御さんでしょうが、ここで重要なのは「スリムの父親自身が大物だった」ということです。

親が大物だったから、その言葉の一つ一つ、見せる背中の大きさに説得力があったのです。

もちろん、親が偉大すぎて潰れてしまうというケースもあることはあるのですが、それは、その親が教育を第一に考えていなかった場合でしょう。

大物の親が教育を第一に考えたら、ほぼ必ず成功すると自分は思います。

なので、「我が子にも英才教育を」と思ったら、大事なことは「まずは自分が強くなる」ということなのです。

子供は必ず、親がしていることを真似るものなのです。

メキシコは2050年に、GDP世界5位に

スリムがまいた種の偉大さは、今後の世界経済の展望を見てもわかります。

かつて「もう終わり」と言われていたメキシコは、2050年にはGDPで世界5位に上り詰めると予想されています。

2007年にゴールドマン・サックスの経済調査部が予想したものですが、その順位は下のようになっています。

1.中国
2.アメリカ
3.インド
4.ブラジル
5.メキシコ
6.ロシア
7.インドネシア
8.日本
9.イギリス
10.ドイツ

日本が悲しいほど落ちてしまっていますね(汗)。

もちろん中国やインドは人口が多いので、一人あたりGDPにしたら話は全然違います。

とりあえず、かつて世界から見捨てられたメキシコがここまで成長を遂げたのは、カルロス・スリムのおかげでもあるのです(彼だけではないですが)。

こうしたデータを見ても、彼のような投資家はつくづく偉大だなと思います。

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