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インドネシア人にエア・アジアが人気な本当の理由

2013.12.06

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近年、世界中でLCC(Low Cost Carrier)と呼ばれる格安航空会社が人気を集めています。もちろん、インドネシアも例外ではありません。

LCCは従来の「飛行機の航空券は高いもの」という常識を打ち破るために既存のサービスを有料化し、また削減することで驚異的な低価格を提供してくれています。

日本にもピーチ航空、ジェットスタージャパン、スカイマーク、ソラシドエアなどが誕生し、今までなかなか飛行機に乗れなかった人でもまるで新幹線や特急電車のように気軽に利用できるようになってきました。

日本まで片道1万円!価格破壊のキャンペーン

そんなLCCの中でも東南アジアで絶大な人気を誇るのがマレーシア発のエア・アジア。

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日本からは一時撤退を表明しましたが、ここインドネシアでは大人気で、行きたい場所がなくても一日に一回はエア・アジアのウェブサイトをチェックするという人も少なくありません。

というのもこのエア・アジア、不定期に行われるプロモーションではインドネシアから日本まで片道1万円程度、オーストラリア・シドニーまで片道1万円程度、シンガポールまで片道2千円程度など価格破壊のキャンペーンを開催しているのです。

このキャンペーンは明日明後日のものではなく、早くて数ヵ月後、半年後、更には1年近く後のチケットになります。

そのため「お得」が大好きなインドネシア人は約1年先のチケットを格安で購入し、この旅行を楽しみにしながら毎日を過ごしているのです。

格安の反面、面倒くさいと感じることも

エア・アジアはオンラインでの販売がメインであったり、徒歩で飛行機に向かって歩くなど、従来の飛行スタイルが好きな人には面倒くさいと感じるかもしれません。

機内に預ける荷物にもお金がかかりますし、機内では食事はおろか水さえも有料となっていますが、インドネシア人にとっては「格安で旅に出る」ということが何よりも優先順位が高いことですから、サービスが悪かろうと使い勝手が悪かろうと誰も文句を言う人はいないのです。

もちろん私もエア・アジアが大好きで、バリ島から日本までの往復チケットを4万円以下で購入したり、隣国シンガポールまで往復1万円で行くなど、格安エア・アジアを楽しんでいます。

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