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口呼吸はよくないことばかりです!~ちゃんと鼻で呼吸しましょうね

口をあけて眠る子供

本来、呼吸は鼻でするものですが、なんと現在では日本人の半数以上が「口呼吸」をしているといわれます。特に小学生以下の子どもでは8割ともいわれるほどです。

口は基本的に呼吸をするために出来ていませんので、口呼吸が慢性化するとさまざまな問題が起こってきます。しかし日常のちょっとしたコツで鼻呼吸にシフトできますので、ぜひ今日から挑戦しましょう。

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口呼吸の問題その1~異物が入りやすい

口をあけて異物が入るイメージ
鼻はもともと、呼吸に適した構造をしています。たとえば鼻毛はホコリや花粉、ウイルスなどを絡めとる役割をしていますし、鼻の粘膜や鼻腔は外から入ってきた空気を温めたり加湿したりして、肺に与えるショックを和らげてくれるのです。

その証拠に、酸素ボンベなどの冷たく乾いた空気を口から吸うと、喉が渇いてヒリヒリしてきます。口には鼻のように空気をうるおす機能がないため、冷たい空気が直接入ってきて、喉にダメージを与えるからです。

つまり口呼吸を続けていると気道の炎症が起こりやすくなりますし、外のホコリやウイルスがブロックされることなく入ってくるため、風邪もひきやすくなります。

ちなみに哺乳類の中でも、口呼吸をしているのは人間だけだといわれています。犬も猫も鼻呼吸をしているため、風邪やぜんそくをわずらうことはありません。

人間は言葉を話すようになって喉の構造が変わったために、口呼吸をしやすくなったと考えられています。医師の中には、「口呼吸こそが人間の万病のもと!」だと警告する人もいるほどです。

口呼吸の問題その2~虫歯や歯周病、歯並びが悪化しやすい

あくびをするゴールデンレトリバー
さらに口呼吸は口内の乾燥を招き、細菌にとって住みやすい環境を作ってしまいます。

通常、口の中は唾液によって湿度が保たれているため、細菌が繁殖しにくくなっています。虫歯が寝ている間にできやすいのも、就寝中は唾液の分泌が少なくなるからです。

ところが口呼吸をしている人の口内は、起きている間も常に乾いています。そのため自浄作用が働かず細菌が繁殖しやすくなり、虫歯や歯周病にかかりやすくなってしまうのです。
また口が渇くと口臭も強くなってしまいます。

また口呼吸は歯並びにも関係してきます。いい歯並びや噛み合わせは、口周りの筋肉によって外側から歯にかかる圧力、そして舌によって前歯が押される圧力の2つのバランスがそろっていることが条件となります。

ところが口呼吸をする人は口がぱっくりと開いているため、口周りの筋肉が締まりません。その結果、舌によって内側からかかる圧力だけが強くなってしまい、いわゆる「出っ歯」になりやすくなるのです。

さらに口呼吸の人は、いびきもかきやすくなります。口を開けながら寝ていると舌が喉のほうに下がり、気道が狭くなってしまうためです。
舌が下がりすぎてしまうと「睡眠時無呼吸症候群」になる危険性もあるため、決して軽視できません。

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今日からできる!口呼吸の改善方法いろいろ

口をあけたキャラクター
口呼吸を鼻呼吸に変える方法には、以下のようなものがあります。

1.まずは「口を閉じる」習慣をつける!

口が閉じていれば、当然ながら口呼吸はできなくなります。まずはぱっくりと開いた口をふさぐべく、薄い紙を唇に挟む、キシリトール入りのガムを噛むなどの習慣をつけましょう。ガムは口を開いたまま噛んでは意味がないため、必ず口を閉じて噛むようにします。
こうすることで「口を結ぶ」ことを覚えるのが第一歩です。

2.寝る前に口にテープを貼る!

風邪などで鼻が詰まっていない場合に限りますが、寝る前に絆創膏やサージカルテープなどを唇に貼るのも効果的です。唇の両端に「逆ハの字」になるように貼り、唇の真ん中にはかからないようにしましょう。

危険がないよう、何かあればすぐに唇が開けるようにゆとりを持たせることが大切です。また子どもにおこなう場合は、親がきちんと呼吸の確認をしてください。

3.口周りの筋肉をきたえる「あいうべ体操」をする!

口を大きく開いて「あー」、横に大きく広げて「いー」、タコのように唇を前に突き出して「うー」、舌を外に突き出して下のほうに伸ばしながら「べー」。これを1セットとして、1日30セットくらいおこないます。

声は大きく出す必要はありませんが、口をしっかりと開くことがポイントです。ゆるんでしまった口の筋肉をきたえる効果があります。

4.器具を活用する!

上記のような努力でも不十分な場合、鼻呼吸をサポートするための医療器具を使うのも1つの方法です。たとえば、もともと鼻の通りが悪い人は「鼻孔拡大装置」を鼻にはめると、呼吸がしやすくなります。歯科や耳鼻科で相談してみてください。

口の筋肉をきたえる器具としては「パタカラ」などが有名です。これは女性たちの間で「ほうれい線を予防するグッズ」としても人気を集めていますが、もともとは歯科医院で扱っている医療器具になります。

パタカラを口にはめたまま唇を閉じることで、口輪筋などがきたえられます。最初は筋肉が衰えているため難しいと思いますが、毎日練習するうちに楽にできるようになるはずです。

特に子どものうちに口呼吸から鼻呼吸へと変えてあげることは、将来的な健康のためにも非常に重要です。ぜひおうちの人が働きかけて、正しい呼吸をマスターさせてあげましょう。

By 叶恵美

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