断食のときに起こる好転反応〜頭痛・下痢・吐き気など
こういう話だけをそのまま耳にしてしまうと、「やっぱり断食は体に良くないことなのだ」などとと思ってしまう方いるかも知れません。
しかし、これは好転反応という現象であり、とくに体に不具合が起こったわけではありません。
むしろ体に良いことが起こっている証です
好転反応というのは調整反応とも呼ばれますが、禁煙をしたりダイエットをしたとき、あるいは健康食品を取り入れたりした際に体に現れる現象の一つになります。
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例えば、ずっと正座をしていていきなり立ち上がると足がしびれることがあります。
確かに足がしびれるのはつらいものの、体自体に不調が起こったわけではありません。
血液が流れることは体にとって良いことなので、しびれて足が痛いとしても、それは好転反応ということになるのですね。
▲断食の時に起こる好転反応を学ぼう
断食の場合、食べ物を食べないことで体内に蓄積していた毒素がどんどん排出されていきます。
排出活動にはいろいろありますが、毒素が出て行くことによって体が反応して起こる症状は悪いものではなく、むしろ断食の効果があらわれているということになるのです。
どのような症状が起こるのか
好転反応は人によってそれぞれ違いがあります。
主に頭痛、めまい、吐き気、嘔吐、吹き出物、下痢、肩こりや腰痛などの症状があげられます。
こういった症状が現れるのは、細胞に蓄積していた中性脂肪やコレステロールなどの老廃物が流れだし、血液に取り込まれて内蔵器官に流れていくことにより起こると言われています。
普段以上の老廃物が一度に運ばれてくると、内蔵器官はこれらを排泄するために一生懸命に働くことになります。
その過程において、頭痛や吐き気などのさまざまな症状が好転反応として体にあらわれて来るわけですね。
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食生活が乱れている人ほど出やすい?
そう聞くと不安になってしまうかもしれませんが、好転反応が出るのは、それだけたくさんの毒素が排出されているということなので、断食が成功している証です。
逆にまったく何の反応もないというのは、デトックスが行われていないか、日頃から理想的な食生活をしている人ということになります。
好転反応は必ず治まりますし、体内は綺麗に浄化されてスッキリ爽快になるので、好転反応を怖がらず正しい方法で無理なく断食を行っていきましょう。
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