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ロードサイド型店舗で郊外の土地に付加価値を – 高額売却の方法

2013.11.08

ロードサイド型店舗で郊外の土地に付加価値を – 高額売却の方法 はコメントを受け付けていません

土地の売却というと、多くの人が連想するのは「不動産業者に仲介を依頼して、後は買い手がつくのを待つ」というものでしょう。

これはこれでいいのですが、何かの付加価値をつけなければ、その土地はただの土地です。

高く売るためには付加価値をつける必要があります。

ロードサイド型店舗で、郊外の土地に付加価値をつける

郊外の土地に付加価値をつける典型的な方法として「ロードサイド型店舗を経営する」というものがあります。広い売り場に広い駐車場を持ち、車で来店する人々をターゲットとするビジネスです。

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1店舗だけでもいいですが、もっと広大な土地を持っている場合には、ショッピングセンターを構えて、そこにテナントをたくさん呼び込んで、大型の商業施設とするという方法もあります。

どちらにしても「いやいや、それは無理」と思われるかも知れません。もちろん、自分で店舗を経営したり、ショッピングセンターを構えたりするというのはハードルが高いでしょう。

しかし「土地だけ提供する」というスタイルだったら、決して難しくはありません。

土地だけ提供し、経営者を探す

「土地を提供するので、ここで店舗(あるいは商業施設)を運営してほしい」とパートナーを探します。

ビジネスに不向きな土地であれば難しいかも知れませんが、ある程度の交通量があり、周辺に競合店がなく(周囲にないビジネスを始めればいいわけですから、競合のいない分野というのは必ずあります)、といった条件を満たしていれば、パートナーとなってくれる人は現れます。

こうした人に対して、店舗の建設などのリスクは負わず、「あくまで土地を貸すだけ」という条件で協力していれば、店舗を経営することによる破綻などのリスクはありません。

店舗を経営する人も、一般的な相場より安い価格で借りられるのであれば助かりますし、資金繰りが楽になるということは、その人が早く成功しやすい、ということになります。

土地代と最後の売却のダブルでの利益を得る

上の文章を読んで「それって、結局土地を貸してるだけじゃん」と思われるかも知れません。

確かに見た目はそうです。しかし、「ただの土地貸し」との決定的な違いは「成長しそうな人に格安で貸している」ということです。

普通の土地貸しの場合は、「誰でもいいから、この賃料だったら貸すよ」というものです。その借り主が、その土地で駐車場をしようが店舗を構えようが、知ったことではないのです。

要は土地代さえしっかりと払ってくれればいいわけですから。

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上で書いた内容は違います。あくまで「成功する見込みのある人」に対して貸し出すわけです。それも、その人が早く成功するように、最初のうちは格安で貸し出します(一定の期間をあらかじめ決めておきます)。

こうした「投資(支援)」によってその土地に繁盛店が誕生したら、その土地の付加価値は一気に上がります。

土地代を通常(あるいはそれよりやや上)に上げても、その経営者は繁盛している分、問題なく払ってくれるでしょうし、今後も継続して長期間利用してもらえる可能性が高くなります。

そして、最終的には売却が可能です。

その経営者にとってはその土地はなくてはならないものですから、「他の土地でもどこでもいい」という不特定多数の人々に対して売りに出す時とは、状況がまったく違います。

不特定多数に対して売る時ではあり得ないような高値で、その経営者に対して土地を譲渡する、ということが可能なのです。(このあたりはその経営者との取引にもよりますが)

努力をすると、果てしなく大きなリターンが待っている

ここまで読んで「いや…、そんな一流のビジネスマンみたいなことできないから」と思われる方もいるかも知れません。

もちろん、人には向き不向きがありますから「絶対無理」と感じたのであれば、普通の人々がやっているように、不動産業者に仲介を依頼して、普通に売りに出せばいいでしょう。

ただ、当然ですがこの方法では、一般的な相場と同じ値段しかつきません。

人口が減っていくこれから先の日本では、地価は一時的に上昇することはあっても、長期的に見れば必ず下落します(人が減るのだから当然です)。

必ず下落するとわかっている以上、買い手も買い叩きます。この方法では、もう自分の土地を高値で売ることは基本できない、と考えましょう。

となると、高値で売る方法は、たとえば郊外であれば上に書いたようなやり方(もちろん他にもありますが)によって付加価値をつける、ということ以外にないのです。

大変ではありますが、こうした努力をした先には、果てしもなく大きなリターンが待っています。

その覚悟を固められるかどうかが、同じ土地を持っていても、お金持ちになれるかどうかの境目となるのです。

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