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東南アジアで日本人が感じる世間の狭さ~商談相手が友人なんてザラ

2014.06.02

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日本は世界屈指の経済大国です。

日本の首都は東京ですが、大阪、名古屋、福岡、札幌など、全国が都市化されています。実はこれは世界でも珍しいことなのはご存知でしょうか。

東南アジアでは、都市といえば首都圏に一極集中しています。そのため、日本人が働く場所は必然的に決まってしまい、商談などでも世間の狭さを痛感させられます。

飛び込み営業を行ったら商談相手がゴルフ仲間だった!?

例えば東南アジアはまだまだインフラが整っていません。首都から少し離れた場所だと水道ではなく井戸水を使っていたり、度々停電が発生することも珍しくありません。

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車で60分も走れば、どこまでも続く田園地帯が広がり、会社らしき建物も一向に見ることはありません。

観光大国であるタイもバンコク以外は田舎ですし、インドもデリーのみ、フィリピンはマニラ、ベトナムはハノイとホーチミン。

このように企業は首都圏に密集していますので、あなたが海外勤務になったとしたら、赴任先の都市はほぼ確定していると言っていいでしょう。

日本人が働く場所というのは決まっているため、しばしば商談相手や顧客が自分の友人や知人であることもあります。

例えば営業で働くA氏が新規開拓のために飛び込み営業を行ったところ、商談相手がゴルフ仲間。こんなことも頻繁にあります。

これはかなり気まずいですね。A氏も売り上げのため営業を行わなければなりませんし、相手も知人なので無碍に断ることができません。

数少ない日本人の輪なので、それを崩すわけにもいきません。相手が社長クラスの決定権者の場合は、もしかしたら付き合いで商品を買ってくれるかもしれません。

ただし、それを武器に友好の輪を広げようとしたら、いつの間にか悪い噂が立って、公私とも住みづらくなってしまうこともあります。

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レストランで偶然会って食事をしながら商談もあたり前

レストランで偶然出会う知人
東南アジアには、中華街のように、日本人が集まる日本人街が必ずあります。

日本人がよく行く日本食レストランやマッサージ、カラオケ、スーパーなどに足を運べば、大抵誰かとばったり会うと言っても大袈裟ではないでしょう。

レストランで偶然会って、そこで一緒に食事をしながら商談もすることもありますし、そのままカラオケに行って接待に切り替えることもできます。

相手が自分の顧客、商談相手の場合は、このように、うまく立ち回ることによって成功する確率が上がるでしょう。

ただし、一つだけ覚えておいてほしいのは、仮に商談に失敗しても、良好な関係を維持できるように努めることです。

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