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素朴な疑問~アリは人口甘味料が好き?マムシがマムシを咬んだら?

2014.06.02

素朴な疑問~アリは人口甘味料が好き?マムシがマムシを咬んだら? はコメントを受け付けていません

自然界にはさまざまな不思議が存在しています。

常に多くの研究者がその秘密を解き明かそうと研究を続けていますが、やはりすべてを解明することはできていません。

しかし、私たちが日常的に抱いてしまうさまざまな疑問。その答えはすでに解明されているかもしれません。

砂糖が大好きなアリは人工甘味料に反応する?マムシに咬まれたマムシはどうなっちゃうの?別に知らなくたって生きていけるでしょう。

しかし、それを知ることができればもっと人生が楽しくなるかもしれませんよ。

ダイエットの強い味方!人工甘味料にアリは反応する?

スプーンに砂糖を載せている
健康志向の強い方やダイエット中の方の中には、低カロリーでありながら砂糖のように甘い人工甘味料を愛用している、という方も多いのではないでしょうか?

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今日ではさまざまなタイプのものが登場しており、ほぼ本物の砂糖と同じように料理にも使用することができるようになっています。

また、市販のお菓子やジュースなどにもこれが使用され、低カロリー食品として人気を集めています。

見た目も味も砂糖にそっくり…となれば、砂糖が大好きなアリはこの人工甘味料をエサと判断し、巣へと運びこむのでしょうか?

実際にアメリカの研究所で人工甘味料のサッカリンを使用し、実験が行われています。その結果…アリは人工甘味料をエサと判断することはありませんでした。

最初から完全に無視するわけではなく、一度は近づきますが、それをエサと判断して巣へと持ち帰ろうとするアリは一匹もいませんでした。

その理由については現在も研究中ですが、アリは栄養分やカロリーの有無を体の何らかの器官を使って計測することができるのでは?という説が有力となっています。

もしかすると、人工甘味料を砂糖と認識してしまう私たち人間よりもアリの方がグルメなのかもしれませんね。

マムシがマムシに咬まれたらどうなる?

ヘビ
世界中のいたるところに分布する危険な猛毒を持つ生物といえば何を思い浮かべますか?おそらく毒蛇を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?

日本にもマムシやハブをはじめ、ヤマカガシなどさまざまな毒蛇が生息しており、時には人の命を奪ってしまうこともあります。

そんな強力な毒を盛っている毒蛇たちですが、もしもお互いに噛みついた場合どうなってしまうのでしょうか?

まずは同種の場合を考えてみましょう。マムシがマムシに咬まれてしまった場合…確かに毒の効果はありますので一時的に弱ってしまうことはあります。

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ただし、致命傷となることはほとんどありません。

その理由は、同じ種類の蛇の場合、その毒に対する免疫を持っているためです。

それでも猛毒ですので一時的にダメージを受けてしまうことはありますが、それが直接的な原因で命を落としてしまうことはほとんどないようです。

しかし、種類が違った場合…例えばマムシがハブに咬まれた場合は、致命傷となってしまいます。毒蛇の毒なんてみんな同じようなものだろう、と思われている方も多いかと思いますが、蛇は種類によってそれぞれ違った毒を持っています。なので当然免疫は持っておらず、その毒に耐えることはできません。

ただし、例外があり、コブラ科に代表される強力な神経毒を持っている蛇の場合は同種の蛇に咬まれても死んでしまいます。

これは毒の効果が出るのが非常に早く、免疫も追いつかないためです。

もし、とてもドジなコブラがうっかり自分の体を咬んでしまうと死んでしまいます。

いずれにしても、人間はどんな蛇毒にも耐性を持っていませんので、万が一毒蛇に咬まれてしまったら速やかに病院へ行き、適切な処置を受けましょう。

サルスベリの木に猿は登れない?

サルスベリの木
つるつるとした幹のちょっと不思議な木、サルスベリ。原産は中国ですが、綺麗な花が咲き、それほど大きくなることもないため、観賞用植物として日本でも庭木としてとても高い人気を集めています。

もしかするとあなたのお宅の庭にもあるのではないでしょうか?

そんなサルスベリの木ですが、その名の通り猿は滑って登ることができないのでしょうか?

そんなことはありません。猿はすんなりと登ってしまいます。確かに一般的な木と比較すればツルツルしていますがそれほど滑るわけではありません。

猿でなく、人間でも木登りが得意な方であれば難なく登ることができるのではないでしょうか。

このサルスベリ、どうして一般的な木の幹とは違っているのでしょう?その秘密は、古い樹皮の剥がれ方にあります。

通常の木の場合、部分的にぽろぽろと古い樹皮が剥がれ落ち、新しいものができます。この古い樹皮と新しい樹皮の境目があの亀裂になりま

それにたいしてサルスベリは一度に広範囲の樹皮がまとめて剥がれ落ちますので、亀裂ができず、つるっとした幹になります。

確かに、この幹を見ているとあの木登りの名人、猿であっても滑ってしまいそうだな…と思ってしまいますよね。そんな想像からこの名前はつけられたようです。

猿にしてみればちょっと失礼な話ですね。
耳をふさいで歯を見せているチンパンジー

自然界のちょっとした不思議についてお話してみました。この知識が何かの役に立つことはないかもしれませんが、不思議を探求したくなるのは人の性です。

あなたも自然界にあるさまざまな不思議を追いかけてみませんか?

Byチリペッパー眞木

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