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市販薬の副作用の驚きべき実態について薬剤師が説明いたします

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私たちが最も身近に利用することの多い消耗品のひとつが医薬品ですが、

全ての市販薬が安全に使えるというわけではありません。中には副作用などの危険性もあり、処方箋などでしか購入することの出来ないものもあります。

市販薬の副作用の実態が明らかに

薬局などで販売されている市販薬は、処方薬に比べて副作用も軽いものとなっているものが多いですが、それでも副作用の問題は切り離すことが出来ません。

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厚生労働省による発表がなされ、市販薬の副作用の実態が明らかになりました。

その数をご紹介しますと、市販のかぜ薬(総合感冒薬)での副作用の報告は404件、痛み止めや熱冷まし(解熱鎮痛消炎剤)で243件、漢方製剤が132件、などその他の薬剤も合わせると総数にして1220件の報告ですから、かなりの数であると言えます。

そして、問題になるのは数では把握できない副作用の程度です。副作用と言うのは軽微なものから重篤なものまで幅広くあり、時に健康面で大きな被害を被ることになる可能性もあります。

死に至るスティーブンス・ジョンソン症候群

市販薬による重篤な副作用としては、スティーブンス・ジョンソン症候群(SJS)があげられます。

あまり耳慣れないかもしれませんが、薬を飲んだ時に体の免疫機能が過剰に反応する、いわゆるアレルギー反応が皮膚や粘膜に出た時に起きるのが、このスティーブンス・ジョンソン症候群です。最近は、メディアでも取り上げられていますので、ご存知の方も多いかもしれません。

他にも、市販薬の副作用によってアレルギー反応が肺に起こる間質性肺炎は、空せきや息切れが起こったり、重くなると呼吸困難になることもあります。

肝臓に薬物性肝障害が起こることもあります。これらのどれもが重篤化すると、死に至る危険性が大きいものです。

市販薬の副作用といってもバカに出来ません。

受診の際は飲んだものを持参

市販薬を使ってそんな重篤な副作用に悩まされることがあるのかと考える方もいるかもしれませんが、実際に体質などの問題で少なからず副作用が出る方も少なくはありません。私の経験から言いますと、だいたい100人程度に1人の割合で薬が体質に合わないという方がいます。

少しでも体質に合わないなと感じた場合には、即座に使用をやめて、様子を見るようにしてください。体に何かしらの異常が見られる場合には、できるだけ大きい病院に連絡をして指示に従うようにしてください。

受診する際には、必ず飲んだ市販薬を持参するようにしましょう。
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