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ごく普通の一般人ですがプライベートジェットに乗ってみました!

2014.01.15

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ハリウッドスターや大物ミュージシャンなどが来日する際に使っている、プライベートジェット機というものに乗ってみました。

アメリカまで飛ぶのに片道1千万円くらいかかるという贅沢なシロモノです。普通なら生涯に一度も乗る機会はないでしょうから、とても貴重な経験になりました。

私が乗ったのはガルフストリームのG550という機種。まずまず上級クラスの飛行機です。プライベートジェットとはどんなものか、どんな特徴があるのかをレポートします。

プライベートジェットの料金は飛行時間によって決まりますが、1千万円単位です

プライベートジェットをチャーターする際の料金は、飛行時間でほぼ決まります。ざっくりとした価格ですが、1時間当たり7~9千ドル(70万~90万円)が目安です。東京からニューヨークまで飛べば12時間程度かかりますので、1000万円程度(900万円~1100万円)になります。往復すれば2000万円。

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ニューヨークに飛んだ後、ワシントンに寄りロサンゼルスに寄って、ラスベガスで遊んで帰ってきたりすれば、3000万円くらいにはなります。現地での滞在期間が長い場合や、機内の食事などにオプションをつければさらに高くなります。海外に飛ぶ場合には、1千万円単位のコストがかかるのが普通です。国内で遊覧飛行をするだけなら、100万円単位で遊ぶこともできます。

高そうにみえて、それほど高くもない!?

「めちゃくちゃ高い!」と感じられる人もいるでしょうけれど、一人しか乗らないのであれば、確かに高いです。ハリウッドスターなどの場合は、大勢のスタッフが同行しますので、普通は数人から十人程度が乗ります。チャーター料金は飛行時間で決まりますので、何人乗っても金額に大差はありません。

仮に10人乗ったとすれば、一人当たり片道100万円程度となりますので、旅客機のファーストクラスの料金とほぼ同じ。東京~ニューヨーク間のファーストクラスは120万円~130万円が標準ですので、普段から高級フライトに慣れている人にとっては、むしろ安いほどなのです。一流企業の経営トップがこぞって海外出張をする場合などには、プライベートジェットを使った方がお得ということになります。

プライベートジェットに乗れるのは十数人です

機内
最大で何人乗れるのか? は、機ごとに異なりますが、だいたい12人~16人乗りが普通です。私が乗ったプライベートジェットは16人乗り。一人掛け座席とソファー席とがあり、その組み合わせなどにより搭乗できる人数は変わります。一人掛けの座席はリクライニングになっていて夜は倒して寝ますが、ゆったりと眠るためには二人分の席を使うのがベター。

フライト中に眠りたいのであれば、満席にしないで定員の半数程度で搭乗した方が楽チンです。私は6人で乗りましたので、らくらくと横になることができました。

荷物に制限はありません

一般の旅客機を使う場合には、機内持ち込み荷物の数やサイズ、スーツケースの重さなどに制限がありますが、プライベートジェットの場合にはありません。お土産をたくさん持ち帰りたいとか、旅行先でパーティに参加するため衣裳がたくさん必要などという場合には便利です。

税関が別なので、待たずに乗れます

普通は、出国手続きや入国手続きには時間がかかります。ハイシーズンには長い行列に並ばなければなりません。しかし、プライベートジェットの場合には、待つ必要がありません。専用の税関を通りますので、自分だけのために職員が待機してくれています。飛行機を降りた後に荷物が出てくるのを待つ必要もありませんので、タクシーに乗り降りするのと同じ感覚で、簡単に搭乗し簡単に降りることができます。本当に便利です。

好きな時に飛べるし、遅刻しても待っててくれます

一般の旅客機の場合には空港への到着が遅れれば、お構いなしに飛んで行ってしまいますが、プライベートジェットの場合には待っていてくれます。また、早く到着すればその分早く出発することもできますので、待たずに済むのもメリットです。

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フライト高度が高いため、飛行機は揺れないし目的地には早く着きます

一般の旅客機は高度1万メートルほどの上空を飛びますが、プライべートジェットはそれよりも2~3千メートルほど高いところを飛びます。宇宙を飛ぶようなものです。空気が薄いため抵抗が少なくスピードが速くなり、その分だけ早く目的地に着けます。また、エアポケットなどの影響も受けにくくなり、揺れの少ないスムーズな飛行となります。

キリが出ていても離着陸できる!?

コックピット
濃霧など悪天候だと一般の旅客機は離着陸できません。ニューヨークに向かったつもりがワシントンで降ろされた、ということは時々あり得ます。しかし、G550のような飛行機は、軍用機と同じ赤外線カメラの視界で飛行が可能なので、霧の中でも離着陸が可能です。天候の影響を受けることがめったになく、ほぼ確実に予定通りに目的地に到着できるのもメリットです。

プライベートジェットはいい!

初めて乗ってみて、本当に素晴らしと感じました。乗るのも降りるのも楽ですし、機内でも自由に動き回れるのも快適です。食事も好きな時に好きなメニューを選べますし、まるで、ホテルのスイートルームが空を飛んでいるような感覚でした。アメリカではかなり一般的になっていて、プロゴルファーや野球選手などの他、全国を飛び回る仕事のビジネスマンもしばしば使っているそうです。

最近は、経済発展著しい中国でもはやり始めているそうです。日本でも、運営する会社が出てきていますので、プライベートお金に余裕のある人は、新婚旅行などの記念の旅行でお使いになってはいかがでしょうか?

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