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国際結婚の離婚率は46% ~この数字が示す異国の人との結婚事情

階段を上る新郎・新婦の後姿

海外に行くことも住むことも昔より簡単になった現在、国際結婚を希望する方もより多くなっていることでしょう。

しかし、国際結婚は「するのも難しく、続けるのはもっと難しい」ということが言えそうです。
ここでは国際結婚の離婚の現状を分析しながら、今後を予測していきます。

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厚労省のデータは本当?

破局したカップル
厚労省のデータ(人口動態統計)によれば、国際結婚の離婚率は46パーセントということです。
この数字を見る時注意すべきことは「いわゆる普通の結婚じゃないものもたくさんある」ということです。

 日本国籍取得のための結婚もある
知っている方も多いでしょうが、「日本国籍を取得するために、日本人と結婚する」というケースは多々あります。
これについても、「日本人男性が騙されていた」というケースもあれば、「日本人男性もグルだった」というケースもあります。

グルになっている男性は、自分の戸籍に傷がついてしまうわけなので、そういったことをいとわない人間である可能性が高いです。
たとえば多重債務を抱えてやむなく加担しているなど、立場の弱い方がこういう手伝いをすることもあるようです。

こういう場合は「最初から離婚するつもり入籍だった」わけです。
厚労省のデータには、こうした離婚までデータに入っているので、現実的な国際結婚の離婚率を考える時には、それらを間引いて考える必要があるでしょう。

 「離婚したいけどできない」ケースもある
逆に「離婚したいけど出来ない」と困っている日本人男性もいるようです。
これは外国人女性が最初から騙すつもりだったケースで、結婚直後に国に帰るなどして「別居状態」になってしまうわけです。

別居自体は普通の夫婦でもよくあることなので、このこと自体はなんら法的に問題になることはありません。
しかし、別の国に離れていると当然離婚の話し合いも難しくなりますので、そのまま婚姻状態を継続することになってしまうのです。

さらに、国際結婚は家族の反対を押し切ってするケースも多いですが、そういうケースだった場合、男性が周りにも相談できずに、そのまま放置してしまうということもあるようです。

こういうケースの場合、男性の性格や家族との関係があまり良好でないという部分まで見抜いて、女性側が仕掛けるのかも知れません。

いずれにしても悲しい話ですが、こういう風に「最初からお互い離婚する計画だった」「本当はもう離婚状態だけど、離婚していない」というものも多くあるので、この「46%」という数字は、あくまで参考程度にした方がいいのではないか、と自分は思います。

国際結婚のストレスの半分は「異文化に対するストレス」である

離婚届に記入する女性
これはどういうことかというと、国際結婚で離婚する理由の半分は「相手を」嫌になったのではなく、「相手の国の文化を」嫌になったということです。
(「半分」という数字は、わかりやすくする例えです)

つまり、「その国の文化に適応できる人」なら、その時点で「離婚率を半分まで下げられる」ということです。
46%の半分は23%なので、「それでも十分高い」と思われるかも知れません。

ただ、個人的にはこれは「日本の普通の夫婦レベル」だと思います。
日本には「仮面夫婦」がたくさんいます。
夫婦としての関係はもうほとんど終わっているけど、子供のことなどを考えて、ずっと夫婦を続けている、というものです。

日本人同士なのでこの状態でも続きますが、外国人同士となるとお互い耐えられなくなって(どちらかが国に帰りたくなって)、きっぱりと離婚することが多いのでしょう。

日本の仮面夫婦率は23%くらいは余裕で超えているはずなので、「相手の国の文化に適応することができれば、日本の普通の夫婦くらいの離婚率に抑えられる」と考えていいのではないでしょうか。

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これからは徐々に数字も改善していく?

ブーケを持つ花嫁
これからの国際結婚の離婚率は、かなりの確率で下がっていくでしょう。
理由を箇条書きすると、

・お互いの国への行き来、連絡がしやすくなった
・世界の文化が共通化してきた

ということです。それぞれ詳しく説明します。

 行き来、連絡がしやすくなった
知っての通り、LCCで簡単に海外に行ける時代です。
私も今現在この記事をバンコクで書いていますし、ほんの10日前まではインドにいました。
(というと優雅な生活を送っているようですが、日本で暮らすより安い生活費なので、貧乏な私でもやっていける、というだけです。笑)

そして、国際電話で長電話するのも、スカイプで平気でできてしまう時代です。
なので、相手の国に住んでいる方の男性もしくは女性が、ホームシックになって実家に長電話ということも、昔より遥かにしやすいのです。

人間の悩みは、人に話すことでかなり消えるものです。
それが気軽にできなかったこれまでの時代を考えれば、「離婚率が高くても当然だろう」と思います。

 世界の文化が共通化してきた
これは人によっては「嘆かわしい事」かも知れません。
ただ、共通化しているのは事実です。

たとえば今私がいるバンコクは、ファミリーマートやセブン-イレブンが至る所にありますし、あらゆるサービスの仕組みが日本や欧米とよく似ています。
(「違う」とか「似ている」というのは個人の感覚なので、特に年配の方などは「違う」と感じる部分も多いと思いますが)

いずれにしても、昔より共通化しているのは確実です。
ということは、昔よりもストレスを感じにくくなったということです。
となれば、国際結婚の離婚率も当然下がるでしょう。

 「手続きがしやすくなって、離婚率が上がる」という可能性は?
これもあり得るかも知れません。
これについては、国による気もします。

これまでが「必要以上に離婚の手続きが難しく、事実上不可能だった」という国なら、率も上がるでしょう。

そうでない国の場合、これまで私が書いてきたようなプラス面の方が強く作用すると思います。
なので、全体では「離婚率は下がる」と考えていいのではないでしょうか。

国際結婚に興味がある方(自分もその一人ですが)は、明るい希望を持っていただけたらと思います。

                        

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