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インドのコルカタで飲んだマサラソーダの強烈な味~カレー味のソーダ?

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世界中を旅しているとさまざまな「名物」にあうことができます。

美味しいものもたくさんありますが、「そうではない」ものもたくさんありました。記憶というものは不思議なもので、美味しいものよりも「そうでないもの」の記憶の方が鮮明に覚えているものです。

中でも、インドのコルカタで飲んだ「マサラソーダ」は強烈でした。何度あの味を忘れようと思っても、ダメなのです。僕の舌はどうやっても忘れてくれないのです。あなたは想像できますか?「カレー味の炭酸飲料」を…

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コルカタはインドの玄関口!むかしはカルカッタと呼ばれました

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ナマステ!というわけで、今回の舞台は神秘の国インドの都市「コルカタ」です。現在では「コルカタ」という呼び名で定着している感がありますが、以前は「カルカッタ」と呼ばれることが多かったようです。

コルカタは、インド東部に位置する街で人口が非常に多い大都会です。タイのバンコクからかなり格安のLCCが飛んでいるため、バックパッカーの間ではインドへの玄関口的な扱いを受けることも多いです。

ちなみに、バンコクからはコルカタは時間にして2時間程度、お金にしても数千円から1万円程度くらいです。場合によってはタイからインドなら日帰り旅行ができてしまうかもしれませんね。

街を歩くと、路上に「ドリンクサーバー」登場!?

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実はコルカタは僕にとって初めてのインド訪問地でした。そのため、たくさんのいい思い出があります。到着10分でタクシー詐欺にあいそうになったり、悪いやつに追いかけられたり、子供にクリケットのボール(硬い)を思いっきりぶつけられたり…。

どれをとっても楽しい思い出ばかりです。不思議なことにどれも割と嫌ではないんです。そういうちょっとしたトラブルが重なって「ああ、ついに僕はインドに来たんだなぁ。」と実感できましたから(笑)

僕にとってこの街は、本当に多くの驚きに満ちあふれていました。人からも街からも、いままで旅してきたところでは見ることができなかった、多くの「不思議」を感じることができたのです。

しかし、そんな大量の「不思議」の中でもっとも不思議に感じたのは「道のど真ん中」にあるドリンクサーバーでした。日本ではファミレスやカラオケなどのドリンクバーでよく見るドリンクサーバーが道のど真ん中に置いてあるのです。

「なんてシュールな…。」という非常につまらないツッコミしか思いつかないほど、道のど真ん中のそれは「異彩」を放っていました。

どんなソーダも一杯7円!特にブルーベリー味がオススメ!

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ふと見ると、そのサーバーの隣には一人のインド人青年が立っていました。意を決して「これは何?」と聞いてみました。すると、「ソーダバーだよ!!」との返事が返ってきました。

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どうやらよく聞くと、コルカタにはイスラム教徒が多く住んでいるらしく、そこではお酒の代わりにソーダを飲む文化が発達したそうです。そして、人によって好みが違うから、いろんな種類の炭酸飲料を用意しているとのことでした。

実は僕は無類の炭酸飲料好き。ですから、その場で飲むことにしました。ソーダバーでは味によって値段の差はなく、一杯ごとに一律の料金を支払うシステムでした。一杯あたりおよそ7円程度です。

一杯あたりの量は少なめで、そのうえ気候はものすごく暑いものですから、一杯、また一杯とおかわりを繰り返してしまいました。コーラ、いちご、オレンジなども美味しかったですが、個人的には「ブルーベリー味」が一番美味しかったことを覚えています。

全種類飲み終えて最後に控えるは…マサラソーダ

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僕が利用したソーダバーでは8種類ほどの炭酸飲料が並んでいました。それを左から、一杯ずつ飲んで行きました。7種類目まではどれもとても美味しかったことを覚えています。

やはり乾いた体にシュワシュワの炭酸は最高です。最後の一杯も迷わずオーダーしました。しかし、目の前に出されたそれはいままでのものとは明らかに見た目が違いました。

目の前に出てきた「それ」の色は麦茶より薄い茶色で、なにか「粉」みたいなものも浮いていました。そのため、見た目から味がまったく想像できませんでした。そこでまた「これは何?」と聞いてみました。すると「マサラソーダだよ。」とにこやかに返されました。

正直、「マサラってなんだろう?」とも思いましたが、いままでの7種類は全部美味しかったし、変なものは入っていないだろうと信じ、すっと飲みました。その瞬間、口の中でスパイスがスパークしたのです。そう、マサラとは「スパイス」という意味だったのです。

「インド人は毎食カレーを食べる」とはきいていましたが、まさか炭酸飲料までカレー味に仕立て上げてくるとは思ってもみませんでした。口の中に広がるウコンの香り、コリアンダーの風味、クミンの味…どれをとってもカレーそのものでした。

口に含んだ瞬間、僕の味覚は「すぐに吐き出せ!!」と強烈な命令を出しましたが、さすがに道のど真ん中で吐くようなまねはできません。なんとかかんとか口の中でこらえました。

マサラましまし!!「少しマサラ足りなかったかな?」

なんとか吐き出さないように頑張った僕でしたが、顔面にははっきり「まずい」と書いていたようです。インド人が心配して一声かけてくれました。「ごめん。大丈夫?マサラ足りなかったかな?」と…

そして彼は右手に持っていたスパイス入れから、カップに大量のマサラを追加したのです。その優しさはまさにプライスレス。この優しさをムダにはできません。僕はより「カレー度」を増した目の前の液体を一気に飲み干しました。

その瞬間、目の前に天国が見えた気がしました。「ああ、僕は本当にガンダーラに来たんだなぁ…。」と意味不明な感情にも駆られました。その後、どうやってホテルまで帰ったのか覚えていません。

もしあなたがコルカタに行くことがあっても、「マサラソーダ」はオススメしません。忠告しましたよ!忠告しましたからね。飲むなよ!絶対に飲むなよぉ?(笑)

文・たきゅ佐々木

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